【小学生向け】自由研究にぴったり!「探究サマースクール2022」まとめ
7月に入り、夏休みが目前となりました。小学生のみなさんは今年、どんな自由研究に挑戦したいですか?
普段はなかなか手が出せないような大きな工作や企画に取り組んだり、学校の科目授業では習わないような新しい学びに出会ったりと、夏休みならではの体験ができるといいですよね。
そこで今日は、自由研究の足がかりとなるような1週間をお届けする「探究サマースクール2022」をご案内します!
今年は全部で9種類12コースのご用意がある探究サマースクールですが、今日は中でも「自由研究にはこれ!」というイチオシの4種類をご紹介します。
※ 既に満席続出の「クリエイター」「建築家」のご紹介は割愛させていただきます m(_ _)m
【はじめに】探究サマースクールとは?
探究学習塾エイスクールのオリジナル・プログラム「なりきりラボ®」「おしごと算数®」(いずれもグッドデザイン賞受賞)がぎゅっと詰まった特別な5日間をお届けする「探究サマースクール」。今年は本郷校、上野・秋葉原校、池上校の3拠点で、全12コースを開講します!
子どもたちがいきいきと主体的に学べるワークショップ形式の授業は、クイズ・ゲーム・ディスカッション・ロールプレイなど新しい学びのアプローチが盛りだくさん。知識を浴びる「インプット」で終わらず、作品づくりや表現、企画運営など、生み出す学び「アウトプット」に挑戦するのが特徴です。
アットホームな雰囲気の少人数クラスでは、担当メンターが子ども一人ひとりの気持ちに寄り添い、学ぶ意欲・学ぶ力を引き出します。
毎日同じメンバーで学び合うので、お子さま同士や講師・メンターとの距離がぐっと縮まります。授業前後や昼休憩では、みんなでクイズやゲームで遊んだり、メンターのお兄さん・お姉さんとおしゃべりしたりとリラックス・タイムを楽しみます。季節講習の度に再会することを楽しみにしてくれるお子さまも多く、あたたかいコミュニティです。
今回ご紹介する4種類のコースはいずれも、前半3日間で毎日異なるプログラムを受講したうえで、後半2日間でオリジナルの作品づくり(もしくはマイ・プロジェクト)と発表会に取り組む二部制となっています。
例えば「エンジニア」コース。DAY1はメカエンジニア、DAY2はエレキエンジニア、DAY3はプロダクトデザイナーと、ものづくりに関する3種類のプログラムを受講したら、DAY4, 5ではオリジナル・メカ作りに挑戦!DAY5の午後は、保護者さまをお招きした発表会で締め括るのがお決まりです。
それでは早速、各コースの中身を見ていきましょう!
① 実験・探究好きの子に!「研究者」(7/25~29@上野・秋葉原校)
まずはじめにご紹介するのは、「研究とはなんぞや?」ということをとことん探究するこちらのコース。
夏休みになると当たり前のように課題として出される自由研究ですが、そもそも"研究"とは一体なんなのかを知る小学生はほとんどいないはず。自由研究の一丁目一番地とも言える"研究のいろは"習得に、「研究者」「自然科学者」「探検家・リサーチャー」という3つのプログラムをとおして挑戦します!
中心にあるのは、「問い→仮説→調査・実験→考察」というサイクルをぐるぐるまわすこと。特に後半のマイ・プロジェクトでは、市販の実験キットを使って終わりとするのではなく、自ら問いを探し仮説を立て実験方法を考えるので、研究の本質に触れることができます。
だからといって、難解で高尚なテーマに取り組む必要はなく、子どもたちが純粋に不思議だな、知りたいなと思える"素朴な疑問"を出発点にするのでOK!研究という一見お堅い世界がぐっと身近なものになり、楽しく取り組めるようになる、そんなコースです。
▼同時期開催中!小学生探究グランプリ「なりきり!研究者」
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② ものづくり好きの子に!「エンジニア」(8/1~5@本郷校)
ものづくりにとことん没頭、といったら毎年大人気のこちらのコース!「メカエンジニア」「エレキエンジニア」「プロダクトデザイナー」という3つのおしごとを通して、オリジナル・メカを創り出します!
メカといっても、ダンボールのような身近な素材を使う工作が中心で、プログラミングや複雑な電子工作に取り組む必要はありません。前半3日間は手を動かしながらものの仕組みを探究したり、既存の商品を観察しながらその意匠の工夫に触れたりと、ものづくりの極意をステップ・バイ・ステップで体感的に学んでいきます。
そしてなんといっても、後半2日間で好きなものを創れるのがこのコースの醍醐味。欲しい玩具、便利な道具、友達や家族をあっと言わせる装置・・・時間がたっぷりある夏休みだからこそ、大きな工作に取り組みたくなりますよね。毎年発表会がお祭りのように盛り上がる、子どもたちの夢が詰まったコースです。
▼ 作品例はこちら!(プロによる講義動画もあります)
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③ ゲーム・イベント好きの子に!「エンターテイナー」(8/1~5@上野・秋葉原校)
「ゲームばかりしていないで勉強しなさい!」
いつも以上にそんな声が聞こえてくる、夏休み。でも猛暑のなか子どもたちを叱咤激励し続けるのは辛い、それではいっそのこと、ゲームを学びに変えてしまいませんか?
「ゲームデザイナー」「数の魔術師」「体験デザイナー」という3つのプログラムをとおして、この夏、ゲームやイベントを企画開発する側に立とう!というのがこのコースのコンセプトです。
前半3日間では、神経衰弱・オセロ・ナンジャモンジャなど、誰もが一度は遊んだことのあるアナログゲームや算数ゲームを試遊しながら、その構造を分析。オリジナル・ゲームづくりのヒントを学ぶと同時に、イベント企画のコツを掴みます。そして、オリジナル・ゲームを持ち寄り、ゲーム大会を企画運営するのが後半のミッション!
作ったゲームそのものを自由研究としてもいいですし、ゲーム大会の様子をレポートや動画におさめてもいいですね。
▼ 作品例はこちら!(プロによる講義動画もあります)
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④デザイン・ファッション好きの子に!「デザイナー」(8/8~12@上野・秋葉原校)
最後にご紹介するのは、オリジナル・ファッションブランドを立ち上げる一週間、その名も「デザイナー」コース。「ロゴデザイナー」「ファッションデザイナー」「コピーライター」という3つのプログラムをとおして、オリジナルのファッションブランドに、独自のロゴマークとキャッチコピーを添えるような、トータルデザインに挑戦します。
「ロゴデザイナー」「ファッションデザイナー」で特に注目するのは、図形を組み合わせてロゴマークや柄をデザインすること。図形の特徴を意識しながら美しい規則性や象徴的なカタチを探るので、表現の幅がぐんと広がります。
自由研究として提出する場合は、企画書やポートフォリオの形でまとめてみるのも面白いかもしれませんね。
なお、"ファッション""デザイン"というと、女の子向けのクラスかな?と思われる保護者の方が多いのですが、それこそ幾何学模様をいかしたデザインで有名な三宅一生さんは男性ですし、デザインの力にスポットライトが当たる今、性別に関係なく受講いただきたいコースの一つです(「エンジニア」は逆で、よく男の子向けですかと聞かれるのですが、これもまた違います!)。
▼ 昨年の様子はこちら!(一部プログラムに変更があります)
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【おまけ】算数×自由研究
いかがでしたか?一口に自由研究といってもアプローチや提出物の形はさまざまですし、お子さまの趣味や嗜好に合わせてぴったりのものを見つけられるといいですね。
なお、「こんな子におすすめ!」というコラムを載せておいてなんですが、夏休みだからこそ普段取り組むことのないテーマに挑戦してみるのもアリです!(特に前項でも触れたとおり、性別を意識しすぎずご検討いただけると嬉しいです!)
最後に、今回ご紹介しなかった残りのサマースクールについて。
「はじめまして、算数探究」「高学年のための、算数探究」はその名のとおり、【算数×探究学習】にどっぷり浸かる1週間をお届けするコースです。このコースを受講するだけでは、自由研究出来上がり!とはいかないのですが、算数を自由研究につなげるヒントならあります!
また、2日計4時間で取り組む「進路探究ゼミ」は、人生のさまざまなタイミングで訪れる"進路・進学""受験"という仕組みそのものを探究するもの。自分はなにを学ぶために学校に行くのだろう、小学校の後はどんなことを学び、どんな学生生活を送りたいのだろうと、自分自身との会話を積み重ねるのですが、「自分の進路予想図」「行ってみたい学校図鑑」など、自由研究につなげてしまうのもありかもしれませんね!
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どのコースも、数年にわたり探究学習を指導してきた専門講師がガイドするので安心!机にかじりついて勉強するだけの学習塾でも、遊んでばかりの学童でもない、探究学習塾ならではのサマースクールで、ひと味違う自由研究に挑戦してみませんか?
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