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【読書のススメ】5.図書館活用術

図書館、行ってますか?

あなたは普段、図書館を利用しているだろうか?

小学校、中学校、高校なら図書室、大学生なら大学の図書館、それ以外の人も地域の図書館など、本を読んだり借りたりする場所が身近にある人は多いだろう。

私は基本的に本は買う派なのだが、経済的にも読みたい本全てを買うことはできないので、よく大学の図書館を利用している。

今回は図書館の有効な活用法を紹介する。基本的に大学生の場合を想定して書いていくが、その他の場合にも参考になるはずだ。

無料読み放題

図書館のメリットとして真っ先に思い浮かぶのは、やはりお金をかけずに好きなだけ読めることだろう。一定の収入があり、十分な図書費をかけられる人以外、特に学生が利用しない手はない。

読書が自己投資であるならば、図書館の本を読むことは元手をかけずにできる自己投資と言えるだろう。

本探し・本選びの場

図書館は本選びのための場としても有用だ。読みたい本が既に決まっている場合はもちろん、決まっていなくても図書館を歩き回っているうちに気になる本が見つかるだろう。

書店と違い、借りて帰って試し読みができるのも大きい。

調べもの

学生はレポートを書く時などに文献調査が必要となる。わざわざ本を使わなくてもインターネットで済むだろうと思うかもしれないが、信頼に足る専門的な知識や情報が体系的にまとまった書籍はやはり重要だ。例えば生物の同定にはフローチャートつきの図鑑が便利だが、たいてい分厚くて重くて高額なので、レポートを1つ書くためだけなら図書館で済ませるのがいい。

また、司書さんに言えば使える本を選別してもらえるのも便利だ。

多読に最適

多読で重要なことの一つに、とにかくどんどん読み進めるということがあると思う。同じ個所に何度も戻って読み返したり、付箋を貼ったり書き込んだりしているとスピードが落ちる。本の最初から最後まで、面白いと感じない部分も残さず読もうとするのは論外だ。しかし自分で買った本だと、しばしばこういった誘惑にかられるし、お金もすごくかかる。

図書館の本であれば、付箋を貼る、ページを折る、書き込むといったことはできない(してはいけない!!)。また身銭を切っていないので、「全部読まなきゃもったいない」といった感情も生まれにくい。

図書館に籠って気になる本を片っ端から読むもよし、借りられる冊数限界まで借りて家で読みまくるもよし。

図書館は多読に最適なのである。学生は図書館に入り浸ろう!





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