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記事一覧

週報18|春を惜しむ / 盆栽に代えて / ゴールデンウィークの差分

240429-240505 駆け込みで終わった4月末に比べると、世の中のゴールデンウィークに合わせてか、あるいは春との別れを惜しむようにか、ゆっくりした一週間を過ごしていた。すべきことの量とのんびり具合は必ずしも合理的な関係にないようだ。 久々に映画館で映画を見て(パストライブス)、好きな漫画の最新刊を読み(ワールドトリガー)、友達の結婚式に行って、近所の本屋で本棚を作って。街の合唱団の練習や飲み会も挟みつつ、ラボにも仕事と遊びで人が来て、もちろん街を歩き回り、お酒を飲ん

週報14|甦れ復習の鬼 / 振り返ることを振り返る / 濃厚な日々の始まり

240325-240331 新年度が始まった。今年は仕事の幅を頑張って広げたいので、いくつか資格の勉強を始めた。毎朝起きて1-2時間、テキストを開いて問題を解く。わからないところはYouTubeに大体解説が載っているので、時代の変化を感じる。勉強できない言い訳ができないし、学ぶのにも最適な時代とも言える。中学生前半ぐらいの、友達からテスト前にノートが引っ張りだこだった時代の淺野を、頑張って呼び戻したい。 広げる幅の一つとして、来月に本を出そうとしている。それに合わせて打ち

週報15|そうだ歯医者行こう / おもてなしスイッチ / 四足健康法

240408-240414 よく遊び、よく働き、よく生活した一週間だった。先週から続く痛みを解決するため歯医者に行くと、妥当に親知らずではあったけれど、その先端が虫歯として削れて露出し、手の施しようがないため抜くことになった。他にも虫歯やら歯石やらが散見され、自分の口内環境のだらしなさに愕然とする。毎日の歯磨きと歯間ブラシだけじゃダメなんだな。当日は一通り洗浄してもらい、ゴリゴリと取れていくあれやらこれやら、甘いミントみたいなコーティング、歯石がないことが逆に違和感になる舌

週報16|夜は楽しく程々に / 歯の凹み / ひとつの職能として

240415-240421 お酒を二日連続で、結構な量飲んでしまったせいかスッキリしない。場は好きだし、味も好きなんだけど、最近は翌日に影響が出ている感じがして、少し及び腰になる。まったく何もしなくて良い日の前なら良いのだけど、そんなタイミングはあまりなく。お酒は楽しく、ほどほどにというキャッチコピーを地で行くのが良いかもしれない。 親知らずを抜いた。右上の奥歯にあたる部分で、月に一回ぐらい沁みて痛いを繰り返していた。気合いで堪えていたけど泣いちゃう時もあったので、一度見

週報17|荒木先生はすごい / 俺のスタンド / ペットボトルは多忙の証

240422-240428 ジョジョランズの3巻を買った。話はスローな立ち上がりなのだけど、味方チームの関係がいいし、敵スタンドの描画が面白すぎて大興奮。4部のエニグマに近いものがあり、まだこんな漫画表現があったのかと、100巻を超えて現役で描き続ける荒木先生はやっぱすげーやとなった。 学生の頃、デジタルファブリケーションを学ぶ研究室にいて、最初の学期は一通りの技術を学んだ後、自分の好きなものを作るという課題があった。個人で作りたいもの、と聞かれてパッと答えられる人はそれ

週報13|本isオブジェクト / 余白を受け入れる / まっさらな机

240325-240331 2023年度が終了。年度末制約のある仕事はないので、いつも通り淡々と月末締め作業などに取り組んだ。 3Dプリントのイベント取材で某教育機関へ。春休みなのに自主的に集まっていて素晴らしい。取材と撮影で入りつつ、時折受講生をサポートしたりで楽しかった。帰り際、前から行きたかったスリランカカレーの店に行けて大満足。腹を満たすための1000円と、心も満たす2000円なら断然後者だな、という気がしつつある。 自主制作本プロジェクトが進んでいる。寄稿や対

週報12|渋谷の空白学 / 香感覚で遊ぶ / 大島初探訪

2400318-240324 月曜日、渋谷でイベントの取材。午前と夕方に分かれていたので、合間に結構な時間ができた。一度家に帰るのも、コワーキングスペースに課金するのもなんだかなという気持ち。昔ならミスドで粘っていたかもしれないなと思いつつ、たまたま目に入った映画館で『落下の解剖学』を見た。興味と時間の具合がテトリスのようにはまり、自由を謳歌した。 原稿仕事を数件進めつつ、工房ではイレギュラーな時間の利用や、新たな制作相談なども受ける。週末には人がたくさん集まり、とても良

週報11|兎にも角にも確定申告 / めっちゃラボにいた / 盗人的視点

2023年分の確定申告を無事に終えた。無事というのは人によってレベル差があるだろうが、最終日まであたふたしなかっただけ成長しているのだ僕は。原稿仕事以外に工房の運営を始めた去年、日々の売り上げや固定資産などの勘定が大幅に増加し、おぉ、なんだか商売をしているぞという実感が湧く。良くも悪くも生存戦略を見つめ直さざるを得ない機会だ。一週空いたけどその辺の話をPodcastで収録した。 カレンダーを振り返ると7日中5日もラボにいたようだ。もちろん朝から晩までというわけではないが、流

週報10|アレグラでなんとか / 印刷の推進力 / 地元観光

240304ー240310 結論から言うと花粉症検査のための病院には行かなかった。有限不実行はダサい。しかし花粉ブロック的なメガネとマスクを標準装備し、アレグラを服用することで先週末のような激しい症状は回避できている。雨や曇りの多さが原因かもしれないが、やりすごせるならそれはそれで良い。 週の前半はあまり外出せずに黙々と自宅にこもって仕事をしていた。新しい案件の相談があったり、突然の思いつきが記事になりそうだったり。企画を立てる力の弱さを自認しているが、シリーズにしたり人

週報09|花粉症の確定 / 日記・分散・協調 / 引きこもれる嬉しさ

240226ー240303 日曜日、黙々と作業をしたいところだが、鼻水がとまらなすぎて話にならない。自分がこんなにも花粉症だったとはつゆしらず、むしろ工房の利用者対応がなくてほっとした。これまでは気のせいでしょ、とやり過ごしてきたが、いよいよ真剣に対策しないと生活がままならなくなってしまう。平日の間に診療を受けることをここに宣言します。 というわけで、不意にできたズビズビな1日を活用して、ひたすら確定申告作業に打ち込んだ。去年の前半まではライター業がほぼ全てで、案件ごとに

週報08|小山さんノート / 食品衛生責任者講習 / ゴーストワールド見た

240219ー240225 早く暖かくなってほしい。布団から出た方が元気に過ごせるのだから。重めの原稿を納め、取材で連日渋谷に足を運びつつ、工作系の企画を進めた一週間だった。ソフトとハードを組み合わせて一つのものを作ることが久々で、あぁそういえば時間がかかるものだったなと思い出す。せっかくなので、アウトプットは文章だけじゃなく映像などにもチャレンジする。雑であっても、できることの幅を広げよう。 透明書店で買った『小山さんノート』を読み進めている。都内のテント村で暮らしてい

週報07|三寒四温(小並感) / チャリ式自家発電 / ラボ発近所着

240212ー240218 先週はちょっとダウナー気味だったが、今週はだいぶ復活して健やかに過ごせた。やはり天気は精神を左右する。暑さと寒さが行ったり来たりな日々だが、そのために三寒四温という言葉があり、古来より続くあるあるネタなのだろう。諺は現代のあるあるだしネットミームでもある。 週の初めは祝日だったが、朝早く起きて一日中活動していた。FIRST LEGO LEAGUEというレゴの大会があって、大学一年生で始めた塾講師のアルバイトがきっかけでずっと関わり続けている。大

週報06|だいたい雪のせいだ / 冬にネガを埋める / 牛歩マインド

240205ー240211 明確にペースダウンした一週間だった。進むべきことが三日ぐらいずつ遅れているし、振り返りのキーボードを叩くスピードもゆっくりになってしまった。年明けからの1ヶ月間は良い感じだったんだけど、ここで一回落ち着いて、健やかではなくなったことを自覚して戻そう。 原因はまあ、雪やら花粉の気配やらで体がびっくりしちゃって、みたいなあたりにしておこう。うわー、別に明確な理由がないのにちょっと元気がない、だから諸々遅れてますって本当によくないな。自営業者としても

週報05|夜を徹さない / 暇だから歩く / 低空飛行な身体

240129ー240204 月曜日の午前中ならまだ先週のうちと言えるだろう。深夜頑張るつもりの作業が翌朝に持ち越されてしまった。思えば学生時代から、夜を徹して何かを達成した記憶がない。精神面的なガッツが足りないと言われればそれまでなのだが、身体的にどうしても追いつかない部分がある。徹夜とか野宿とかした瞬間に、ただでさえナイーブな肌が終了してしまう。心理的なものでもないし、理解されるものでもないし、しゃべって誰かが救われるものでもないし、あぁもう面倒くさいなと思いながら付き合