淺野義弘|Yoshihiro Asano

淺野義弘(@asanoQm)フリーランスのライターです。ものづくりやデジタルファブリケ…

淺野義弘|Yoshihiro Asano

淺野義弘(@asanoQm)フリーランスのライターです。ものづくりやデジタルファブリケーションに関心があります。墨田区のものづくり施設「京島共同凸工所」のラボ長。

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週報11|兎にも角にも確定申告 / めっちゃラボにいた / 盗人的視点

2023年分の確定申告を無事に終えた。無事というのは人によってレベル差があるだろうが、最終日まであたふたしなかっただけ成長しているのだ僕は。原稿仕事以外に工房の運営を始めた去年、日々の売り上げや固定資産などの勘定が大幅に増加し、おぉ、なんだか商売をしているぞという実感が湧く。良くも悪くも生存戦略を見つめ直さざるを得ない機会だ。一週空いたけどその辺の話をPodcastで収録した。 カレンダーを振り返ると7日中5日もラボにいたようだ。もちろん朝から晩までというわけではないが、流

    • 週報10|アレグラでなんとか / 印刷の推進力 / 地元観光

      240304ー240310 結論から言うと花粉症検査のための病院には行かなかった。有限不実行はダサい。しかし花粉ブロック的なメガネとマスクを標準装備し、アレグラを服用することで先週末のような激しい症状は回避できている。雨や曇りの多さが原因かもしれないが、やりすごせるならそれはそれで良い。 週の前半はあまり外出せずに黙々と自宅にこもって仕事をしていた。新しい案件の相談があったり、突然の思いつきが記事になりそうだったり。企画を立てる力の弱さを自認しているが、シリーズにしたり人

      • 週報09|花粉症の確定 / 日記・分散・協調 / 引きこもれる嬉しさ

        240226ー240303 日曜日、黙々と作業をしたいところだが、鼻水がとまらなすぎて話にならない。自分がこんなにも花粉症だったとはつゆしらず、むしろ工房の利用者対応がなくてほっとした。これまでは気のせいでしょ、とやり過ごしてきたが、いよいよ真剣に対策しないと生活がままならなくなってしまう。平日の間に診療を受けることをここに宣言します。 というわけで、不意にできたズビズビな1日を活用して、ひたすら確定申告作業に打ち込んだ。去年の前半まではライター業がほぼ全てで、案件ごとに

        • 【月報】2024年2月の仕事と活動

          雪が降ったり曇りが続いたりした2月でしたね。年度末需要か取材の数が増え、久々に3日連続で電車に乗りました。もう、毎日学校に通っていたあの頃の健やかさには戻れない…! 公開された記事mineoのコミュニティサイト「マイネ王」にて有機ELについての取材。お邪魔した麻倉怜士さんのご自宅がすごすぎて興奮し、取材後には超高画質・高音質でマイ・フェア・レディまで見せてもらい役得でした。 HAX Tokyo公式noteにて、新製品のクラウドファンディングに関する記事の執筆を担当。電子楽

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          週報08|小山さんノート / 食品衛生責任者講習 / ゴーストワールド見た

          240219ー240225 早く暖かくなってほしい。布団から出た方が元気に過ごせるのだから。重めの原稿を納め、取材で連日渋谷に足を運びつつ、工作系の企画を進めた一週間だった。ソフトとハードを組み合わせて一つのものを作ることが久々で、あぁそういえば時間がかかるものだったなと思い出す。せっかくなので、アウトプットは文章だけじゃなく映像などにもチャレンジする。雑であっても、できることの幅を広げよう。 透明書店で買った『小山さんノート』を読み進めている。都内のテント村で暮らしてい

          週報08|小山さんノート / 食品衛生責任者講習 / ゴーストワールド見た

          週報07|三寒四温(小並感) / チャリ式自家発電 / ラボ発近所着

          240212ー240218 先週はちょっとダウナー気味だったが、今週はだいぶ復活して健やかに過ごせた。やはり天気は精神を左右する。暑さと寒さが行ったり来たりな日々だが、そのために三寒四温という言葉があり、古来より続くあるあるネタなのだろう。諺は現代のあるあるだしネットミームでもある。 週の初めは祝日だったが、朝早く起きて一日中活動していた。FIRST LEGO LEAGUEというレゴの大会があって、大学一年生で始めた塾講師のアルバイトがきっかけでずっと関わり続けている。大

          週報07|三寒四温(小並感) / チャリ式自家発電 / ラボ発近所着

          週報06|だいたい雪のせいだ / 冬にネガを埋める / 牛歩マインド

          240205ー240211 明確にペースダウンした一週間だった。進むべきことが三日ぐらいずつ遅れているし、振り返りのキーボードを叩くスピードもゆっくりになってしまった。年明けからの1ヶ月間は良い感じだったんだけど、ここで一回落ち着いて、健やかではなくなったことを自覚して戻そう。 原因はまあ、雪やら花粉の気配やらで体がびっくりしちゃって、みたいなあたりにしておこう。うわー、別に明確な理由がないのにちょっと元気がない、だから諸々遅れてますって本当によくないな。自営業者としても

          週報06|だいたい雪のせいだ / 冬にネガを埋める / 牛歩マインド

          週報05|夜を徹さない / 暇だから歩く / 低空飛行な身体

          240129ー240204 月曜日の午前中ならまだ先週のうちと言えるだろう。深夜頑張るつもりの作業が翌朝に持ち越されてしまった。思えば学生時代から、夜を徹して何かを達成した記憶がない。精神面的なガッツが足りないと言われればそれまでなのだが、身体的にどうしても追いつかない部分がある。徹夜とか野宿とかした瞬間に、ただでさえナイーブな肌が終了してしまう。心理的なものでもないし、理解されるものでもないし、しゃべって誰かが救われるものでもないし、あぁもう面倒くさいなと思いながら付き合

          週報05|夜を徹さない / 暇だから歩く / 低空飛行な身体

          【月報】2024年1月の仕事と活動

          2024年がスタートしました。元日に引いたおみくじは「大吉」と「吉」でした。足して割ってもA+くらいだと思うので、嬉しさを抱えて元気にやっていきたいと思います。 公開された記事家庭用3Dプリンターの実機レビューと、世界規模の展示会の報告会レポート。Prusa MK4は執筆するきっかけから組み立て・撮影まで自分のラボで行えたのが嬉しかった。場所を持つ強みをどんどん活かしていきたい。 ハードウェアスタートアップ関連のイベント/座談会レポートや、業務用3Dプリント系の記事なども

          【月報】2024年1月の仕事と活動

          週報04|クミンとすき焼き / 健やかなのに物足りない / 玉ねぎのこころ

          240122ー240128 毎週某曜日は休みにする宣言をしていたが、久々の依頼が嬉しくて予定を入れた。そのこと自体は後悔してないが、半休みたいな概念はあまりうまく作用しないようだ。平日も週末の工房も幸いにして忙しく、土曜の夜おそくまで店でお酒を飲んでいたら内省する感じになってしまった。遅くとも日が変わる頃には家に帰る暮らしを心がけよう。 丸ごとの休日、午後に目覚めた時点で悔しさが漂う。やっちまった感を噛み締めつつ、とはいえ映画を見に行くために予約を入れ、意外と席がギリギリ

          週報04|クミンとすき焼き / 健やかなのに物足りない / 玉ねぎのこころ

          週報03|テクニカル街歩き / 忙しさに戸惑う / 矜持と断捨離

          240115ー240121 京島共同凸工所で1日がかりのワークショップを実施した。去年も数時間単位の企画は行ったが、10人の参加者と半日かけて街を練り歩き、ラボの環境もうまく使って、楽しい時間を過ごせたのではないかと思う。そういえば、前職や大学院生時代にも、街歩きのようなイベントをしていたな。IoT機器を身につけて文字が読めるか確かめたり、避難訓練を歩数と一緒に実験したり。技術と散歩の組み合わせが好きなのかもしれない。 年明けからラボが賑やかだ。どの営業日も予約や飛び入り

          週報03|テクニカル街歩き / 忙しさに戸惑う / 矜持と断捨離

          週報02|大掃除の余韻 / ペンが持てない日 / 朝から晩まで生活だけがある

          240108ー240114 週の初めに、1週間の予定をScrapboxに書き出している。原稿の締め切りや取材、ワークショップや資料準備などマストなものから並び、仕込みを進めた方がいいもの、ただただ楽しい予定へと続いていく。まだ本格的に世の中が動き出していないせいか、仕事的にはほどほどで、むしろリストにない余暇の楽しみが膨大だった。ようやく冬休みだったのかもしれない。 年末年始に大掃除をしたので、それをキープしたいという気持ちが働いている。いつでも人が来ていいように、いや別

          週報02|大掃除の余韻 / ペンが持てない日 / 朝から晩まで生活だけがある

          週報01|路上の擬似家族 / 途中でやめるをやめない / 暗渠のような時間の流れ

          240101ー240107 2024年が始まった。急いで対応する案件は少なく、凸工所も初週はクローズにしたので、久々に丸ごと一週間ほどのゆったりした時間が取れた。 大晦日は紅白のけん玉を見届け、風呂に入ってから近所の集まりへ。道路が拡幅されるまでの間、地主さんの許可を得てひらかれているアトリエで、近所の建物から出た廃材だけでアジトのような空間が出来上がっている。23:30ぐらいから人が増え、みんなでゆく年くる年を見ながら年を越した。長野から運ばれてきた陶芸用の窯に火が灯っ

          週報01|路上の擬似家族 / 途中でやめるをやめない / 暗渠のような時間の流れ

          転居と開業, 声と鉛筆——スウィンギングな2023年振り返り

          2023年もあと数時間!みなさんの振り返り記事を見て、俺もやらねばという思いに駆られております。こういうのは年を越した瞬間にやる気が迷子になるので、ひとまずバーっと書き上げてしまったほうがいいのだ。座席の利用時間が制限されたタリーズの机を原動力にして、2023年を爆速で振り返ろう。 墨田区に引っ越してメイカースペースを始めました社会人1年目から住み続けた御徒町を離れ、墨田区押上近辺、京島という街に引っ越し「京島共同凸工所」というものづくり工房を始めた。2022年夏頃の取材が

          転居と開業, 声と鉛筆——スウィンギングな2023年振り返り

          2023年12月にやったこと

          久々に月内にまとめを出せました。年末年始のまとまった休み、非常にありがたいですね。 公開された記事ものづくりメディアfabcrossが10周年を迎え、その振り返り記事を書くという大役を仰せつかった。僕は大学3年生くらいから関わり始めており、3Dプリンター黎明期からメイカースペースの変遷、DIYギャグの萌芽と発展まで、改めて懐の深いメディアだと感じられた。今後とも頑張ろう! 今月は下記2記事の編集も担当しました。 ◇ 素人のアイディアは「王様のアイディア」に受け入れられるの

          2023年12月にやったこと

          2023年11月にやったこと

          祭りの後のぼんやり感と尋常ではない乾燥によって、すごくインドアに過ごした1ヶ月だった。あまり人と会わず、HPとMPをじわじわ蓄えて、ようやく元気になってきたくらいの感覚です。年末に向けては大丈夫そう。 公開された記事生活の記録母校で一コマだけゲスト授業的なものをした。「ものづくり系のライターの人」から「ライターであり、ファブ施設も運営してる人」になり、場所に紐づく仕事が増えてきた感覚がある。 見聞きしたもの映画「ザ・マーベルズ」 映画「リバー、流れないでよ」 映画「男

          2023年11月にやったこと