Yoshihiro Asano

淺野義弘(@asanoQm)

Yoshihiro Asano

淺野義弘(@asanoQm)

    最近の記事

    2023年4月にやったこと

    新年度、秒速で過ぎ去っていく。定期で関わっていた仕事のボリュームを減らしたが、年度を跨いだものがそれなりにあったので体感は大きく変わらず。これを書いている5月頭には落ち着いたので、いよいよ時間の使い方が変わるかもなと感じている次第である。 Podcastを始めました生活の一番大きな変化として、毎週1回更新するPodcast「そぼろげ!2色丼ラジオ」を始めた。一人で黙々と30分ほど喋り、SEをつけたり無音部分をカットしたり。結構淡々とした作業だが、週に一度頭の中を吐き出す感じ

      • 2023年3月にやったこと

        新年度に向けた仕込みや、年度末の需要でハッスルな日々。キャパシティの分水嶺を反復横跳びするみたいな場面が結構あったので、時間の使い方や身の振り方を自省しました。そしてまた月内にアップできなかった。 仕事のこと口腔内に取り付ける超小型センサを取材。大きな歯科病院に行くこと自体がほぼ初めてで、規模から何からすべてが新鮮だったし、技術の話はいつだって心がくすぐられる。 和えるの「0円社長貸出キャンペーン」について。矢島さんは大学院の先輩として名前を拝見していたので、取材でお話を

        • 2023年2月にやったこと

          月次報告すら期限内にできないのか!コラ!という感じで、想像以上にワタワタしてしまっていた。忙しいことそれ自体は別に偉くもなんともないので、心に余裕を持ちたいものです。 仕事のこと国内の3Dプリント展示会へ。ゴリゴリにtoBの会場は新鮮でした。このほかにもいろいろ仕事はしているのだが、年度末のせいなのか、公開日はもう少し後になるものが多い。後述の引っ越しもあって、ギュギュウのギュウ!というスケジュールだった。 そんななか、ヘボコンアドバンスはとても楽しく記憶に残った。いつも

          • 2023年1月にやったこと

            去年の暮れに「2023年は『頼まれていないこと』を意識的にやって、自己満足の度合いも高めていきたい。」と書いている。果たしてどんなものなのか、1ヶ月ごとくらいに振り返ってみよう。 仕事のことものづくりメディア fabcross で金沢のスタートアップ「株式会社ドローンショー」を取材。オンライン→長野でのリハーサル→金沢の会社と回数を重ね、そのたび丁寧に対応いただいた。事業の内容も働く人たちもさわやかで応援したくなり、しっかり応えねば!と力が入った記事。SNSでの評判もアクセ

            正月とマッチングアプリ

            30歳という年齢もあってか、去年は結婚式に行く機会が多かった。籍は既に入れていて、行動制限が緩和されたタイミングで挙式した人が多いようだ。なんにせよ、友人や親しい人たちのめでたい場に参加させてもらえることは嬉しい。 ともあれ、自分のことも考えた方が良い気もしていた。あまりにも何もなさすぎて、「どうなんですか?」と聞かれた時の答えが「凪です」というのは、あまりにも凪すぎる。 去年の正月、実家で埃をかぶっていたウイスキーをメルカリに出したら10万円くらいになったので、その一部

            2022年振り返り、あるいは100本中のマイベスト

            ヘッダーの写真は、8年前に作った自分のフィギュアの首が折れたところ。いったい何の暗示なんだ。 2022年もあと数日。今年はなんと言うか、あっという間に過ぎ去っていった感じがする。いわゆるフリーランスとしてスタートを切った昨年11月から、大きな休みも取らず(そもそも休むことが上手くないのだが)、まずは「相談されたら断らない」スタンスで色々なことをやってみた。 その結果、記名・無記名を併せて、おおよそ100本くらい記事を書いていたらしい。平均して2-3日に1本、そこそこボリュ

            3Dプリント食器で地球を食べる。ANTCICADA × 積彩「EARTH COLOR」に行ってきた

            に行ってきました。限定13席×3回 のうち初日の夜に参加。3Dプリントと昆虫食への興味が重なり、普通のコース料理すらほぼ未体験のくせに、気づけばチケットをポチっていました。 馬喰町の静かなビルにひっそりと店を構えるANTCICADA。堅苦しい雰囲気はまったくなく、コの字型のカウンターキッチンでその時を待ちます。 う、うまいですこれ…輪切りの丸太に乗って登場したウェルカムフードは、100%コオロギの出汁だけで作られたというスナック。嫌な味は全くなく、えびせんよろしくサクサク

            ふりかえれ2021年

            2021年は大吉を引いたことから始まった。しかも2回。これは良い年になるぞ、いや良い年にしなくてはならない。そんな意気込みで過ごした結果、人生の中でもかなり大きな転換点を迎えることになった。 10月末でそれまで勤めていた慶應義塾大学政策・メディア研究科の研究員の職を離れ、ライティングをメインとするフリーランスになった。親に連絡する時は内心ビクビクだったが、返事は拍子抜けするほどアッサリ。こういう時、末っ子を実感する。 プロマネときどき研究員ファーストキャリアとなる大学の研

            ハイパーカジュアルゲームと都市の効率化/名古屋大学隣のシェアハウスで

            この文章は名古屋大学の近くにある学生向けシェアハウス「東山人間舎」に1泊した御礼として書かれたものです。 名古屋に江坂大樹という男がいる。僕とは2015年にデイリーポータルZの1日インターンで知り合い、その後もなんとなく年に1度くらいのペースで名古屋と東京で会い、街をブラブラしながら話すような仲だった。 僕が職場を離れたことをきっかけに、また会いたくなって連絡をとった。彼が東山人間舎というふざけた名前のシェアハウスを運営していることを知っていたので、純粋な好奇心と旅費を浮

            『お耳に合いましたら。』 のちょうど良さと、欲望不全への抗い方

            テレビ東京の連続ドラマ「お耳に合いましたら。」を見終わった。 漬物会社に勤めるOL・高村美園が愛してやまない飲食チェーンのメニュー「チェンメシ」について、個人で始めた Podcast「お耳に合いましたら。」で語るというストーリー。 松屋、CoCo壱、ドムドムバーガー、etc。誰もが知るチェーン店のメニューを持ち帰り、スマホの録音ボタンを押して、マイクの前で蓋を開ける。すうっと匂いを吸い込むと、美園の自室はおなじみの店舗に早変わり。 大好きな「チェンメシ」を頬張りながら語

            振り返れ2020年

            あっという間の2020年だった。去年はお招きされた家庭でSASUKEを見て年を越したが、そういうわけにもいかない。年に一度の実家の集まりもキャンセルになり、今は深夜ラジオをリアルタイムで聴くことだけが楽しみだ。いろいろあった1年だが、備忘録をまとめておこう。 リモート取材と速報記事fabcrossで書いた記事は20本弱。取材機会が激減したかというと、そういうわけでもない。オンラインのイベントを見学したり、リモートでのインタビューを実施したり。遠い場所に住んでいる人にも、オン

            Uber Eats の配達員を始めたら、東京がオープンワールドになった

            半月ほど前に Uber Eats の配達員を始めた。多少の金欠と技術的な興味、友達の体験談がタイミングよく重なり、自転車を買うことからスタートした。 カバンを取り寄せてパートナー登録を済ませ、おっかなびっくりでアプリを起動すると、自分のいるエリアを中心に地図が現れた。時間や混雑具合によって報酬が変動し、”稼ぎの良い” ゾーンは強調表示されるようだ。 面白いのは、待機時には個々の店舗が現れず、配達依頼があったときだけ行き先として表示されること。どの店からリクエストが貰えるか

            ポケモンに殺される

            見ました? このスペシャル映像。良すぎて殺されるかと思いました。 最新作ソード・シールドの拡張パックに合わせて公開されたものだけど、中身の密度が高すぎて、『ポケットモンスター 最終回』のような雰囲気すら漂っている。どこで止めても見所しかない、仕掛けと思い出が尽きない。 歴代のジムリーダーと四天王。最初は世代別かと思ったが、よく見るとタイプごとに集合している。目の前をまっくらにされた強敵も、声が浮かぶいしのおとこも、絵でしか知らないあの人も。 僕は92年生まれだが、96年

            近所の床屋で散髪。「昨今の状況から顔剃りを控えております」との張り紙があったが、いざその段になると「...やります?」と小声で囁かれたので合意。アブない裏メニューみたいでゾクゾクした。闇床屋の誕生も近い。

            自転車のマークが人の顔に見えるんです

            言いたいことはタイトルに集約した。何を言っているんだ?と思う人が大半だと思うので、順を追って説明させてほしい。 事の発端はある旅行先。たまたま見つけた自転車のマークに、なんともいえぬ親しみを感じた。脳裏に浮かんだ仮説に従い、写真を撮ってひっくり返してみると、そこにはポツネンとした人の顔が浮かび上がった。 二つの車輪が左右の目に、車体とサドルが鼻や口に対応している。くっきりとは分かれてないし、余計な線も含まれているが、見れば見るほど「眼鏡をかけておどけた表情」でしかない。

            10ヶ月で10kg落とすのに役立ったモノたち 〜 アイテム課金は良いぞ

            社会人1年目、とにかくまっとうな生活を取り戻すことに力を注いでいた。体重の減量が課題だが、クソ真面目に筋トレしても続かないことは目に見えている。そこで、どうにか継続できる方法はないか思案した。 いつぞやの3Dスキャン画像。腹がヤバい。 とった手段は、とにかくツールやシステムに頼りまくること。所詮引きこもり体質の人間なので、エンタメの力を借りて楽しみながらでないと何もできない。幸いなことに、現代には素敵なアイテムが溢れている。多少の課金はあれど、その後の自己肯定感に比べれば