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週報29|劇を見る / うんこが出ない / おもちゃドクターになる

240715-240721

連休の最終日、若干の作業をしたのち電車に乗って阿佐ヶ谷へ。集合時間直前までパソコンを叩いていた自分の無計画さには呆れた、いや慣れたものだ。大学入学はもう12年も前のことだが、それからずっと付き合いのある友人たちの劇を見にいく。社会人になっても、仕事でなくても、ここまで情熱を注げるものがあることのパワーを最前列で浴びた。久々に居酒屋らしい居酒屋で近況を滔々と語る良い時間を過ごせた。

その数日後、とある晩にいつもの通りトイレに入ったら、全くもってうんこが出なかった。出口間際に確実に存在するのだが、規格外のサイズがいきむ勇気を退ける。少し横になって落ち着いたり、牛乳を飲んでゆるくしようと試みたり、排便が原因で半日ほど流れてしまった。再発が怖いので、いつもよりレタスを食べるようになった。


原稿、取材、合唱団用にiPadで譜面を打ち込むなどの日々を経て、週末はおもちゃドクター養成講座に参加。大学時代に興味本位でおもちゃコンサルタントなる資格をとり、有効活用はできていないのだが、自分のラボや住む街と修理の概念は相性が良さそうだ。活動の幅を広げられればと思い、久々に四谷三丁目のおもちゃ美術館まで通った。

受講者のほとんどが僕より年長者で、現役引退前後の男性が多かった。講義は趣味的活動であるという割り切りや、修理を超えた改造は法的にもモチベ的にも危ういこと、近年の転売事情などの話題にも及ぶ。修理する権利や企業による保証と利益構造の矛盾など、朗らかな雰囲気ながらかなり深いテーマが後ろに流れている。

実技の初手はプラレールの分解で、年季のはいった樹脂や構造に驚かされる。壊れやすいパーツは3Dプリンターで代替する事例もあるそうで、これが技術の適正利用だなと実感。後半は怒涛のはんだづけ実習&診断グッズ作りで、久々に電子工作的ワクワクを取り戻した。おもちゃ病院は墨田区でも開かれているようなので、まずは顔を出してみることから始めよう。


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