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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.104

それにしてもだ、コロナ禍は一向に収まってくれない世の中。
相も変わらず新規営業活動は停滞中。
ジリ貧である。

こういうご時世下に於いて、せめてもの出来得ることってなぁに?
そう、Webでの販売くらいのものだ。
しかし、では、いざ! と活動してみようじゃないですかとしてみたところ、私は世の趨勢の変化を感じた。

昔々。そうそう、サプリメント in ウォーター MCMのめぐみの販売を始めた頃だった2010年12月の当時。その頃のWebでのウォーターサーバーの販売手法の花形は、比較サイト、若しくはアフィリエイト君たちであった。

当時は当然我々だってこのこれらの手段を用いたものだったが、比較サイトでいえば王者扱いの『価格.com』なんかに出してみたってじぇんじぇん注文が来ない。

何故って、広告にお金をかけなかった、ということもそりゃあるのだが、それ以前に、『価格.com』で比較する様な客層は、結局値段勝負でしかないのだ。Amazonで商品を探す人々とペルソナが一緒なのだから、少々お高くても美味しくて健康になれるサプリメント in ウォーターなんてものに食指が伸びる道理が無いのだ。


また一方のアフィリエイトだが、当時で言えばそのアフィリエイトのASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)のトップと言われた『A8.net』というサイトと当社も取引したが、なんと言いますか、「ウォーターサーバーの販売も慣れてますから〜」と言われても、それまでの成功体験を基にした戦略で広告を打たれても、元から常識外れなサプリメント in ウォーター MCMのめぐみの販売とは合致していなかった様に思う。

つまり、「美味しさと併せて、健康も手に入るお水」という特徴をないがしろにし、「温水冷水がいつでも飲めて便利!」なんて文句で宣伝されても、価格面で比較されるだけ。当然選択肢から外されてしまうだけではないか。

という訳で、どうもパッとしなかった比較サイトとアフィリエイトについては、その前職時代の経験から、2016年の一本立ち、独立以降は完全無視していた。
大した成果が見込める訳でもないものに、月額費用を払ってまで仕掛ける必要もない。

大体、競業他社の雰囲気を見ても、どうもなんとなく、「比較サイトやアフィリエイトでバンバン!」という風には思えなかったのだ。
ここ数年で幾つかの問題を起こした、芸能人によるやらせ、「ステルスマーケティング」も鳴りを潜めて、もうすっかりNGだし。昔とは違う。

Web検索など当たり前。SNSが発達し、特別な人でなくっても様々な情報発信を出来る世の中で、誰が比較サイトやアフィリエイターのブログなどを見るというのだろう。
メーカーのオフィシャルサイトで商品情報は確認出来るし、ECサイトのレビューで、やらせではない評判もまぁまぁ見ることが可能なのだから。

そのことを証明する様な事実を申し上げましょう。
無料で使用開始が可能な完全成功報酬型のアフィリエイトサイトを見つけたので、まぁモノは試しにと登録したのが2021年6月7日。これを執筆している2022年8月下旬現在のアフィリエイターの契約数は約370メディア。しかし、登録からこっち、これ迄の一年以上の間での売上実績はゼロ。
ゼロなのだ。

最早、せっせっせとブログを書いて、サイトへ誘導! なーんて時代ではないのだろう。
最近のアフィリエイターは、精々バナーをあれこれ貼りまるくらいしかせずに、もしも売上あったらラッキーくらいに思っているのではないだろうかと推察しているのだが、どうなんだろうか。
どうせ力を入れるならば、YouTuberにでもなった方が良いんじゃないかな。



そして、コロナ禍、緊急事態宣言下で、新たな動きもあった。

2021年5月18日、当社のWebサイトに設置してあるお問い合わせフォームに、一件の営業投稿があった。
それは、「福利厚生の掲載に関するご相談」というもので、ウォンテッドリー株式会社からのものであった。

正直言って、ウォンテッドリー株式会社という会社のことは知らなかったのだが、調べてみれば東京証券取引所マザーズ(現在は東京証券取引所グロース市場)の上場企業であった。本業は人材業で、IT向け人材を主とする求人情報ウェブサイトWantedlyを運営していた。

なるほど。私がこの会社を知らなくて当然だ。IT業務にはあまり縁がない。
引き合いの向きは、Wantedlyを利用している企業の従業員約20万人に対して、ディスカウント等の特典を付与した上で商品を供給いただけないだろうか、というものだった。


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