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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.96

2020年12月8日。
MCMのめぐみ株式会社では、おかしなことに、絵本『クリスマスキャロル』を出版した。
あまりにも唐突、あまりにも健康にも飲料にも全然関係ない。
何故この様なことになったのか。

それは、前述したことがあるHIU(堀江貴文イノベーション大学校)で、キングコングの西野亮廣さんからの勧めに応じ、堀江貴文さんが、「ミュージカル舞台「クリスマスキャロル」を絵本化したい」と言ったことから始まったプロジェクトに関わったからだった。

このプロジェクトには、私が主演した「ミュージカル HIU版 クリスマスキャロル」のメンバーがこぞって参加したので、何かお手伝い出来ることでもあればやりましょう的に私も参加したのだったが、進行するに従い、ドンドンと関わり度合いが深まることになっていった。

その理由は、あまりにもギリギリ進行し過ぎたからだ。作業は遅々として進まないにもかかわらず、締め切りだけは決まっていた。2020年12月に公演される堀江さんの舞台「ミュージカル クリスマスキャロル2020」の会場で販売することは決定事項だったのだ。
つまり、とんでもなく無茶苦茶なタイムスケジュールだったので、舞台開演に間に合わせるには、私も製作に深入りするしかなくなった。

私が、子供の頃になりたかったものは、漫画家かアウトロー。だが、喜んで絵を描きまくっていたのは遠い過去のことだ。
最初は全くそんな気も無かったのに、キャラクターデザインに煮詰まっていた作画グループに、刺激を与えるつもりでポンとイラストを投じたのがきっかけとなった。

気分を切り替え、ペンタブレットまで買い込んで、デジタルペイント初挑戦だ。
作画クリンナップと彩色が担当だったが、そのうちには構成・レイアウトの一部まで担うこととなった。なんと言いましょうか、悪の要素が必要なページには、私の力が役に立ったとでも言いましょうか・・・。

そしてその製作中に、堀江さんが「Amazonでも販売したいので、ISBNを取っておいてください」と発言したのだった。
ISBNと言うのは、日本図書コード管理センターが管理発行しているもので、公的に書物を販売するのに必要なコードナンバーだ。

ほほほいと調べてみると、どうやら一般的にはISBNとは法人格で取得するものらしい → MCMのめぐみ株式会社で取得。そういう流れで当社は出版元となったのであった。

AmazonやBASEでも売っているので、どうかよろしく。


印刷所さんのお力添えもあって、なんとか絵本は出来上がった。
2020年12月8日というのは舞台のゲネプロ当日だったのだ。
そして、絵本プロジェクトのメンバーは、舞台会場での販売も自らの手で行なったのであった。
私も、2020年12月8日から15日まで、毎日休むことなく全公演で会場の東京キネマ倶楽部に立った。

そして、観劇にいらしていた株式会社オンデーズ 田中修治社長さん、SHOWROOM株式会社 前田裕二社長さん、株式会社幻冬舎 箕輪厚介さん、猫ひろしさん、田端大学 学長 田端信太郎さん、元モーニング娘。 市井紗耶香さんなどに絵本を手にしていただいた。

また、この絵本制作のきっかけを与えていただいたキングコング 西野亮廣さんや、炎の講演家 鴨頭嘉人さんには、子供たちへの寄付用に絵本を大量に購入いただいたのであった。
その様子やお写真はこちらで。
(ブログ記事『絵本『クリスマスキャロル』発売のお知らせ』) 


それ以外にも、会場のお客様にもたくさんお買い求めや、ご寄付を賜ることが出来た。
そう、舞台は終わっても、このプロジェクトはまだ終わらない。
舞台終了後にもBASEからのご寄付などもあって、その後数ヶ月間の活動を以て、合計で460冊の絵本を全国の児童養護施設や保育園などへ配布することを完遂したのであった。

勿論、私だけの仕事ではない。HIUメンバーたちが協力して行なったのだ。
まー、よくやりましたよ。絵本製作も、寄贈配布も。
はー、やれやれ。


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