大原扁理『年収90万円で東京ハッピーライフ』を読んで
大原扁理さんの『年収90万円で東京ハッピーライフ』を読みました。
大原さんは中学生時代いじめを体験、高卒後はフリーターをしながら自分の楽しみに浸り切っていたら言葉が出なくなってきてこれはまずいと海外一周。
その後は実家を出てみようと東京に出て、自分の幸せについて考えていくうちに週2回仕事をして残りは自分の楽しみのための時間にする生活に。
そんな大原さんの衣食住や幸せについての考え方などが書かれた本でした。
頑張らないと!フツーにしていないと!上を目指さないと!
そんな風潮があると思うけど、それって疲れる。
今の自分を否定してるってことですもんね。
それとは真逆に大原さんはひたすらに自分と向き合って、自分の心地よさや幸せを見つめて、今の生活をされているんだなあって思いました。
ああ、大原さんは幸せな人だなって。
自分にとってのフツーとは?
私にとっての幸せとは?
そんなことを考えるきっかけを与えてくれる本であり、こういう生き方もあるのかと教えてくれる本でした。
この本ね、学生さんにこそ読んでほしいなって思いました。
私は学生時代はぶられて、本を読むことに逃げ込んだんですけど、それって悪くなかったなあって思ってるんです。
学生時代ってどうしてもすごく狭い世界にいるんだけど、本を読むことでこんな考え方があるんだ、私は狭い世界の中にいるんだって気づけたから。
本を読むことは世界を広げること。
自分と向き合うこと。
最近また私の中で読書ブームがきているんだけど、そうしたくて読んでいるんだろうな。
スタエフでもおしゃべりしています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?