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〈「本」をめぐる旅②〉のほほん BOOKS&COFFEE@山梨県北杜市

山梨県北杜市。
広々とした土地におしゃれな店舗が散在する、すてきなエリアです。

11月、雪が降ったとある休日に、『のほほん BOOKS&COFFEE』にお邪魔しました。

ちょうど、イベントが始まる直前。お忙しいタイミングでお邪魔してしまいましたが、店主の渡辺潤平さんは笑顔で出迎えてくれました。

「どうぞゆっくり見ていってください」

渡辺さんは、大手広告代理店 博報堂出身のコピーライター・クリエイティブディレクター。2007年に「渡辺潤平社」を立ち上げ、数々の広告クリエイティブを手掛けています。

北杜市に拠点を持ったのは、6年ほど前のことです。

「二拠点生活を始めたきっかけは、夫婦揃って登山が好きだったから。八ヶ岳に来たとき、ここに住みたいということで思いが一致しました」

そこで家を新しく建てて、週末だけ北杜市に来るという生活が始まりました。

「今は、僕だけが二拠点生活をしています。妻と娘たちは、コロナ禍を機に、北杜市でずっと暮らすようになりました」

棚をじっくりと見てまわります。

「震える」「惑う」「ととのう」。カテゴライズが新鮮で、どの棚も見逃せません。

店内中央の平台で目についたのは、山に関する本。山暮らしやキャンプ、星など、自然の魅力を感じられる書籍が並んでいました。

印象的だったのは『常連さんの本棚』コーナー。渡辺さんが、いつも来てくれるお客様に「推しの1冊」を聞いたそう。常連さんたちのお名前と共に、書籍が並んでいました。



店内奥には、児童書のコーナーが。

小上がりが併設されていて、子どもたちがゆったりと本を選べるようになっています。

渡辺さんの娘さんたちが書いた「おすすめPOP」に、心が温まります。

本だけでなく、器やレコード、そして子ども服も販売されていました。つながりの深い仲間たちが開く「SHOP IN SHOP」だそう。

カフェスペースも人気で、こだわりのコーヒーのほか、地元のブラウニーやデザート、クラフトビールなどを味わえます。北杜市ならではの美味しさを堪能できるスポットでもあるのです。

この日はイベントだけでなく、個展も開催されていました。

本をフックに、さまざまな楽しさが広がる空間。「のほほん」と自由にくつろいで、つながって、笑顔になる。そんな優しい雰囲気があふれていました。

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