見出し画像

「読書」で語学勉強を続けてみたところ・・・

1/25-31のフィンランド語の勉強記録

画像1

画像2

見ての通り、先週は「読書」が圧倒的な時間を占めていました。

画像7

画像3

読書というのはフィンランド語で読むムーミンの本です。9冊のシリーズの中で「ムーミン谷の冬」が一番好きなので、特にこれを何回も読み返しています。

読書の時は「おうちカフェ」づくりも楽しみます。おいしいおやつと飲み物、キャンドルは必須!

フィンランド語で読書を始めたのはnoteにも記録している通り12月中旬でした。

あれから「ムーミン谷の冬」は5回ほど読んでいます。オーディオブックで聞いて読んだ分も含めると合計で8回は超えているかも?

特に先週は読書気分が高く、この本を3回は読み返していました。

もうストーリーは頭に入ったので、日本語の本を読まなくてもほとんどわかります。ここ数日間は、

①オーディオブックで1章聞いてから

②声に出して朗読

を繰り返しています。

●オーディオブックは単調なリズムなので、聞いているだけだと眠くなる

●同じ本を何度も読むのは飽きてくることがあるが、声に出して朗読すると違う読書体験ができる

という発見がありました。

●同じ本を何度も読み返す

●声に出して朗読する

これは普段の私はしないことです。したこともないので利点にさえ気づいていなかったのですが、先週ふと声に出してみたら、

☆読み返すたびにムーミンの世界観の新しい発見だけでなく、

☆他の場所で学んだ単語や文法が本でも使われていることに気づいたり、

☆前回は理解に苦しんだ単語や文法が今回はすらっと頭に入ってきて成長を感じたりしました。

なにより、声に出して読んでいると、読書に飽きない!これは良い発見。

読み返すたびに、本もどんどん読めるようになっているので、自分の成長を実感しやすく、わくわくするし自信にもつながります。

「お、これはこの前学んだ単語や文法だな。ここではこういう風に使われているのか」

「この前はこの単語の意味がわからなかったけど、今回はわかったぞ」

「この単語はさっきも出てきたけど、どういう意味だろう。調べてみよう」

「これはこういう意味かな。きっとそうだろう。調べてみるか。お、正解だった。よしよし」

「別の教材ではこの単語はこういう説明がされていたけど、この本ではこういう使い方がされているのか。なるほどね」

「オーディオブックではこういう話し方だけど、私だったらこのシーンはもっと元気よく・悲しそうに・リズムよく話してみるな」

こんなことを思いながら読んでいます。

オーディオブックだとリスニング力は鍛えられますが、どうしてもオーディオブックのリズムに合わせて話についていかなければいけません。「自分の目で静かに読む」「自分が声に出して読む」ほうが、「自分のリズムで読む」ことができるので、自分にとって勉強になる単語や文法には気づきやすく、思考を深めながら・勉強しながら読書ができます。

だから、

・オーディオブックでリスニング読書

・自分の目で静かに読書

・自分の声でちょっと演技しながら読書

この3パターンを合体させると、最強の勉強体験になるかも。

今はオーディオブックで1章聞いて、自分で同じところを声に出して朗読して、次の章をまたオーディオブックで聞く、を繰り返して楽しんでいます。

わくわくしないページは飛ばす

「ムーミン谷の冬」は全部で6章ありますが、4章と5章は個人的にあまり話の内容に関心がもてないので、飛ばしています。わくわくする、好きなページに自分の時間と感情を優先して使います。

分からない単語は画像検索

知らない単語がでてきたら、日本語訳の本よりもネットでオリジナルのその言葉を画像検索したほうが「あー!なるほど」とわかることもあります。家具、衣服、食べ物の名前などは北欧の暮らしだからこそ生まれたものもあるので、画像検索でやっと「はいはい」と納得。

朗読する時の声の演技は他の映画を参考に

朗読する時の話し方やリズムは他の映画やドラマを参考にすることもあります。私はディズニー+のアプリでディズニー映画をフィンランド語の字幕・音声で見ています。特に何度も鑑賞している『アナと雪の女王』の声優の話し方から「こういう話し方もあるのね」と学ぶことが多いです。

ムーミン本のオーディオブックはやけにリズムが単調で本当に眠くなる。実際に何回か寝落ちしているほどなので、どたばたとドラマ感が強い他の映画やドラマ作品のほうが話し方は参考になります。

好きな行為なので勉強している感覚なし

25時間も読書していた感覚はなく、個人的には5時間くらいです。それくらいもともと読書が好きなので、あっという間に時間が過ぎていました。

さすがにこれだけ読み返していると、語学レベルも上がると思います。そもそも、去年の12月の読み始めた時点ではこんなにすらすら読めなかったので明らかに成長はしていると思う。嬉しいです。

なにより、もともと読書が好きなので、本の世界にどっぷり入り込むこと事態が楽しい。語学勉強だということもほとんど忘れて、ムーミンの世界を楽しんでいます。

・・・・・

先週他に使った勉強時間の内訳

画像4

フラッシュカードで単語の勉強Memrise

画像5

Suomi FELという最近使い始めたフィンランド語のフラッシュカードのアプリ。これもよい。

画像6

フィンランド公共局YLEのアプリでニュースやエンタメ番組を見ていました。

あ!あと、

italkiというサービスを使って、フィンランド人の講師とのおしゃべり会話レッスンは3レッスンあったので2時間30分使いました。この途中レポートはまた今度。


ではでは~。

・・・・・

☆増刷(第3刷)が決定!
『北欧の幸せな社会のつくり方 10代からの政治と選挙』(かもがわ出版)

☆デンマーク映画『わたしの叔父さん』のnote公式サイトに寄稿しました

☆朝日新聞Globenに新記事が掲載中。ノルウェーの人気漫画について











この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

『北欧の幸せな社会のつくり方: 10代からの政治と選挙』『ハイヒールを履かない女たち: 北欧・ジェンダー平等先進国の現場から』(かもがわ出版)発売中です。カラフルな写真とともに、ぱらぱらと読める北欧モデル資料集のようになっています。