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元公務員のビジネススタート編


1 それぞれのキャリアにあった『自分ビジネス』を考える。

①自分に合った形態のビジネスを考えることからはじめよう。

 自分が起業したいカタチを考えることからスタートしましょう。
起業にも様々な形があります。プチ創業・週末起業・独立起業などです。

①プチ創業:サイトやブログ創りから始めて小さく起業する。

②週末起業:趣味の延長でビジネスを始める。

③独立起業:スタートアップ・ベンチャービジネス・スモールビジネスなど。

 本業のほかに副業としてはじめたいのか、趣味の延長で起業したいのか、または、将来的に法人として展開していきたいのか、自分に合ったビジネスモデルを考えるところからはじめましょう。

②起業の『5STEP』を知ろう。

①自分に合ったビジネスモデルを考えよう。
プチ創業・週末起業・独立起業どの形態を目指すのか決めましょう。

②準備期間を設ける。
『会社を退職してから始めよう。』という考え方では、遅い。
このパターンだと失敗に陥りがちです。

 成功の多いパターンとしては、在職中から起業の準備をしたり、プチ創業をしておくこと。会社員時代に起業準備や、人脈づくりなど、会社員時代と並走で5~10年の準備期間を設けましょう。

③まずは小さくはじめること。
 起業!というと『物事を大きくとらえがち』ですが、まずは小さくスケールし、小さくはじめましょう。
 『ターゲット設定』や『誰をどのように幸せにしたいのか。』を意識し、1人1人の顧客と向き合って、『自分の手で直接、商品を届ける、』ことが大切です。

④ビジネスモデルを考えよう。
 初期投資は少なく、小さく起業しましょう。初期投資が大きくなると投資回収ができる見通しが立たなくなり、廃業に追い込まれる可能性があります。やりたいビジネスに対して、大きく経費が掛かりそうな場合は経費の代案を考えましょう。
 『やりたいこと』×『新しいアイデア』で初期投資を小さく抑えましょう。

⑤事業計画
 事業計画はビジネスの羅針盤です。羅針盤なしの航海はできません。自分のビジネスの方向性を計画として示すとともに、自分のビジネスを他者にもわかる形で示しましょう。

③まずは自分のスタイルを確立しよう。

 上記の①~⑤を参考に、自分の目指すビジネススタイルを考えていきましょう。 

 ①誰にどのような価値を提供するのか
 ②その価値をどのような手段で提供するのか
 ③提供するうえで必要な経営資源をどのように入手するのか
 ④どのような『収益モデル』で収益を得ていくのか。

①~④を参考にビジネスを考えていきましょう。

2 準備期間の重要性

①準備期間とは

 ビジネスを始めるためには、ビジネスモデルの構築や知識のインプット、起業にむけた体験、人脈づくり、仕組みづくりなどが必要です。

②準備期間はなぜ必要なのか

 ビジネスは種をまいてから収穫までに時間がかかるものです。準備期間は必ず必要です。『会社を退職してから起業。』では遅すぎます。知識のインプット、起業に向けた体験、人脈づくり、仕組みづくりなど、会社員時代から準備をはじめて起業し、事業をスタートさせましょう。

③あさか主任の後悔(準備期間を設けなかったこと)

 私は元公務員です。退職までの最後の3年間は、保健所で新型コロナウイルス感染症対策業務をしていました。株や無料ブログをはじめることはしていましたが、ビジネスの『ビ』の字も知らなかった私は、準備期間を設けずに、公務員を退職してしまいました。その結果、ビジネスが何なのかもわからないまま、走り出してしまいました。準備期間は必ず必要です。

3 あさか主任のビジネスモデル事例を紹介

①資格を使ったビジネス

 迷走に迷走を重ねた結果、もともと持っていた『管理栄養士』の資格を使ったビジネスを開始しました。

4 起業を考えているみなさんへ。

①起業をどうとらえるか。

 1 それぞれのキャリアにあった『自分ビジネスを考える』で述べたように、起業をどのように捉えて、どのような形でビジネスを展開していくのかを考えましょう。

②自分の商品を作りましょう。

 まずは商品づくり。それから集客です。売る商品がなければ、キャッシュポイントは生まれません。まずは、自分が売りたい商品を作りましょう。

【5つのポイントを意識して商品を作りましょう。】
 ①誰にどのような価値を提供するのか
 ②その価値をどのような手段で提供するのか
 ③提供するうえで必要な経営資源をどのように入手するのか
 ④どのような『収益モデル』で収益を得ていくのか。

③自分のSNSを育てましょう。

 お客様となってくれる方に自分の商品を知ってもらうことから商いは始まります。多くの方に商品を知ってもらうために、自分のSNSを育てましょう。Instagram、X、facebookなど利用している年齢層が異なりますので、自分の商品を届けたい相手が多いSNSを選んで活用しましょう。1人でも多くの方に商品を知ってもらうために、効率的にSNSで発信をしましょう。

5 ビジネスの視点は常に『金儲け』ではなく、『人を幸せにすること』。

 金儲けのために作った商品は、正直、売れません。
視点は常に『人を幸せにすること』です。 人を幸せにすることができる商品、人の成長を助ける商品、『だれを』『どんな方法で』『どうなってほしいのか(どのようにしたいのか)』を意識して商品を作りましょう。


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