【お悩み相談】亡くなった人との向き合い方
アラフォーからの豊かな人生をガイドする
女性専門カウンセラー 朝比奈 卵です
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さのさん初めまして
アラフォーからの豊かな人生をガイドする
朝比奈 卵です。
10代というお若い年齢でのことでもあり、本当にお辛いことであったと思います。
「心」というものは時間の概念を持ちませんので、思春期前後にこのような衝撃的な体験があれば、例え11年という歳月が経っていたとしても
という状態なのも無理もないのではないかと感じました。
死生学の有名な教授にアルフォンス・デーケンという方がいます。
大切な人との死別を経験した人が示す感情を12段階に分析(悲嘆のプロセスといいます)研究された方です。
※必ずしも皆がプロセスを通るわけではありません
※プロセスは行きつ戻りつするものとされます
その方の言葉に
悲しみを乗り越えるというのは
愛する人を失う前の自分に戻ることではない
というものがあり、個人的に私はその言葉がとても印象に残りました。
悲しみを知る前と後の自分が異なるように
その体験を経た自分が過去の景色について、
全く同じ捉え方では無いにしても、経験を経た上で感じた悲しみや、相反する感情、それら全てを抱えたままで
ということが可能であると私は思います。ただ、そこまでの時間は本当に人それぞれで、例え家族であっても全く異なる時間の経過やプロセスを経たのちであるとも思います。
その為に
の部分ですが、今の自分の思いを話せる場、誰かにひたすら聞いてもらう機会(可能であれば専門家が望ましいと思います)を最優先に確保されることをお勧めしたいと思います。
というとき、さのさんは気持ちの通りに泣けていますか?
これだけ時間が経ったのだからもう泣いてはいけない。もう乗り越えなくてはいけない。という思いはどこかにありませんか?
嫌な気持ちになること
なんだか辛い気持ちになること
そのありのままの感情をどこかに吐き出すことはできていますか?
まずは独り言でもいいと思います。
気持ちをノートに書き、読むという方法もお勧めしたいと思います。手を使い、声に出し、耳で聴く、時に五感を使って感情を感じてみてあげて下さい。
そんな風に今の思いと向き合うことで、やがてモヤモヤの正体が見えてくるように私は思いました。
どうか、今ここに生きる、さのさんのどんな心も大切に大切に、ひたすら大切にしてあげて頂きたいと思います。
宜しければカウンセリングでもお待ちしております。
またいつでもご相談下さい。
アラフォーからの豊かな人生をガイドする
女性専門カウンセラー 朝比奈 卵
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