発表会でした（日記 7/28〜7/30）
7月28日（日）
夫が神社の掃除で草刈機を持って出かけねばならず、私の車に乗っていくと言う。夫のはセダンなので草刈り機が積めない。私のはアウトドアタイプの軽自動車なのでシートがフルフラットになり積みやすいのだ。私は午前中は発表会があるから出ないといけないが夫の車は不慣れで運転するのが怖い。なので、おっそろしく久しぶりにバスで出かけた。Suicaって使えるんだっけ、と考えるほど久しぶりだ。中は冷房がよく効いていて快適なバス出勤だった。日曜の朝なので混んでなかったからそんな呑気なことが言えるのだろうけど。
発表会、私の生徒さんだけでなく他の講師さんの生徒さんがたも誰も欠席することなく出演できた。これだけまたコロナやその他の夏風邪が流行っている中での全員出席、本当によかった。
前回の日記で書いた「弾いてる間に下唇がどんどん突き出してきてしまう子」（ここ参照）は、とても緊張するタイプで、今回のピアノ発表会には初出場なのだが、1年4ヶ月前に幼稚園の子ばかりの発表会には出たことがあった。その時にはピアノところへいったん座ったものの泣き出してしまい、私も舞台へ出ていって落ち着くまでいったん袖へハケさせようとするも、それも嫌だと大泣きをして舞台上でしばらく弾く、弾かない、と、すったもんだした過去がある（笑）。
ご両親もそのことを危惧なさっていて「今回は泣かずに弾くでしょうか…」と案じておられた。舞台袖にやってきた彼女はニコニコとしており、同じグループのお友達とプログラム順も並んでいたので、座って待ちながら小声で談笑をしていた。おぉ…リラックスしとるやないかい…。それだけでも私にとっては感動的だった。いよいよ舞台へ、というときも堂々と歩いてゆき、お辞儀も丁寧にして弾き始めた。１曲目、とてもきれいな音色で丁寧に歌うように弾けた。２曲目、順調に進むも、途中の似たフレーズの出てくるところで混同し左手を間違って止まってしまった。こうなった時にパニクってしまう傾向のある彼女、どうするだろう、立て直せるだろうか、と固唾を飲んで見守ったが、落ち着いて左手の音を正しくしてまた開始することができた。
たった1年4ヶ月でこんなに変われるのが子どものすごいところ。私なんかその間、寝て起きてご飯食べて、を繰り返してるだけで終わったぞ（笑）。彼女だけでなく、全員、ここまでの目標に対して地道にコツコツと積み上げた成果を立派に披露してくれた。さっきの女の子だけでなく、演奏のミスをした子もいたけれど、そこで頭を真っ白にさせてしまわず、落ち着いて自分で修正していけたことが全員素晴らしかったです。こうやって子どもたちは強くなってゆくのねえ…と毎回なにかしらのステージを終えるたびに思う。
さて、例の下唇はどうだったのだろうか。私は舞台袖からの姿を見ていたので横から見た姿はわからない。ご両親もドキドキして覚えてないそうだ。写真が出来上がってくるのが楽しみだ笑。
7月29日（月）
今週は木曜日までお休み。発表会の後ということで、お休みにしていたのだ。先週、私の体調不良で急遽お休みしたのでレッスンしておきたいところだが、生徒さんもご予定があることだろうし、元々の予定のまま休みとする。ちょうど家で仕上げないといけない仕事があるのでそれらをやったり、溜まった家事をこなしたりすることに。
義母が「なんか、ひんやり感じるシーツがあるんやろ、あれを買うてきてほしいわ」と言い、ああ、ニトリのNクールのことだろうな、と買いに行ってきた。売り場でサンプルに手を当ててみると、確かにヒヤッとした手触り。だが私はどうもこういう触感が苦手である。夏はタオル地のシーツが一番好きだ。
今夜は冷麺。夏は冷麺か素麺で生き延びている気がする。
7月30日（火）
今日は午前は曇っていたのと風がよく吹いていたのとで体感温度がそんなに厳しくないせいか、謎のお掃除スイッチが入ってしまった。窓や戸を全開にして風をしっかりと通し、床を徹底的に掃き＆拭き掃除した。気持ちまでさっぱりとした。なにも考えず、ただひたすら一週間くらい掃除だけずっとしていたいものだ。
私の発熱がおさまってからは、猫は私の布団では一緒に入らず、また床でごろりと寝る生活になってしまった（ここ参照）。少し寂しい。
先日の発表会である同僚の人と一緒だったのだが、この人とは昔ちょっと行き違いがあり、気まずいまま月日が経ってしまっている。その後は特に何かで一緒になるようなことがなかったものの、今回の発表会で同じ部になってしまった。嫌だな…と思っていたのだが、当日はその人の方からなんでもなかったようににこやかに話しかけてくれた。ああ、偉いなあ、私はずっとこの一歩が出なかった。このかたはそういうわだかまりを取っ払って普通に話しかけてくる懐の大きさがあるのだな。ありがとうございます。反省しました。長年の胸のつかえがおりました。
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