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今日は発音矯正トレーナーを育成する講座にOB参加してきました。
改めて発音矯正の技術に触れ、「発音矯正は職人技だな」と思いました。

まず、発音矯正のプロセスがこんな感じです。

❶診断
❷矯正方法の処方
❸(直るまで)様々な角度から矯正方法を処方

まず最初に「❶診断」の段階で、的確に相手の課題を把握する必要があります。
この診断の段階で間違えると、いくら処方したって直りません

「❷矯正方法の処方」は、❶の診断ありきです。
診断が間違ってても処方はできます。
けど、診断が間違ってたら、絶対に直りません!
だから、まずは診断をいかに速く正確に行うかが大事です。

「❸(直るまで)様々な角度から矯正方法を処方」は恐らくピンとこない人も多いと思います。

実は、発音矯正は、矯正法を処方しても一発では直らないことが多いです。
むしろ一発で直ることの方が稀です。

「発音指導」とは違って「発音矯正」では実際に受講生の発音が直らなければ何の意味もありません

だから、手を変え品を変えて、発音を変えることのできる方法を探すのです。
これには、指導法に関する多くの引き出しを持っている必要があります。

まとめると、
まず❶で的確に課題を把握する技術が必要。
次に❷でその課題に処方する技術が必要。
さらに❸で「直るまで」様々な角度から指導する引き出しが必要。

今日、発音矯正トレーナーの卵の皆さんを見ていて、特に❶と❸のプロセスで講師の力量が問われるなと感じました。

だから発音矯正は「職人技」だと思うし、誰から習っても同じでは絶対にありません
実は結構奥が深いんです!

だから、発音指導に関する資格とかそういうのには惑わされないでほしい。
本当に発音を変えられる「技術」のある先生を見つけたほうがいい。

発音矯正の先生を探すときの参考になれば幸いです!


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