浅田カズラ

Webライター・編集者/Mogura VR News、MoguLive編集部/Real…

浅田カズラ

Webライター・編集者/Mogura VR News、MoguLive編集部/RealSoundテックにて「Weekly Virtual News」連載中/xR、VTuber、メタバース

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浅田カズラって何者?どっかの手先なの?VRヘッドセットいくつ持ってるの?アバターは?あやしいやつって聞きました!

どうか、落ち着いて。ひとつずつご説明させていただきます。 何者?フリーライター・編集者(2019年から。2022年2月より専業) Mogura VR News/MoguLive編集部所属。 よく間違われますが、社員ではありません XR、VTuber、メタバースのことが好きで、ちょっとだけ知っています。 VRとVTuberは2018年5月から。同年7月から2022年4月くらいまで、この2つの業界情報を集めるブログを毎日書いていました。 最初のVRヘッドセットはHTC

    • Vision Pro日記2「開封と初期走行」

      Vision Proの化粧箱は特大サイズだ。MacBookの箱が3〜4台は積み上がる高さである。まぁラップトップと比べればヘッドセットは縦にも横にもスペースをとる代物である。おかげでVRヘッドセットの収集を始めると部屋が狭くて仕方がない。 というわけで無事にダニー・トレホなどに襲われることなくVision Proを自宅まで持ち帰ることに成功したので、ご開帳といく。 とはいえ、本体以外の内容物は専用バッテリーと、バッテリーにつなぐ充電ユニット一式、オプションの頭部ストラップ

      • Vision Pro日記 1「銀座へ空間コンピュータを買いに」

        「はたして自分はこれを買うのだろうか」と思っていたが、ついに買ってしまった。 Apple Vision Pro。Appleが送り出した「空間コンピュータ」なるデバイス。2024年のXR業界における風雲児であり、同時に最安値で60万円近くの「超高級コンシューマデバイス」でもある。いろいろな意味で有名な一台だ。 購入のきっかけはリアルサウンドテックの取材で参加した「Apple Vision Proホルダー限定Meetup」だった。すでに別の取材でハンズオンはやっており、おおかた

        • ヤバすぎたB4をふりかえろう――「SANRIO Virtual Festival 2023」B4のおもいで

          タイムシフト公演も終わって一週間経ち、やっとB4 CHILL PARKの感想を書き終えることに成功しました。だいぶ日が経っているのもあり、感想記事や解説記事も多く出そろっているでしょうし、自分は純粋な感想だけを置いてサンリオVfesのひとつの精算としたいと思います。 「クリエイターの天下一武道会」とも呼ばれた今回のB4 CHILL PARKとはなんだったのか?なにがすごかったのか?は以下の記事が流れを追って説明してくれているので、こちらもご参照ください。 TORIENA破

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        浅田カズラって何者?どっかの手先なの?VRヘッドセットいくつ持ってるの?アバターは?あやしいやつって聞きました!

          バーチャルピューロランドにみんなが集まった日々――「SANRIO Virtual Festival 2023」事前期間のおもいで

          「SANRIO Virtual Festival 2023 in Sanrio Puroland」はめちゃくちゃ楽しくて、どこから振り返ろうか迷っているのですが、やっぱり今回最大のアップデートである事前期間から振り返ってみたいと思います。 事前期間について「SANRIO Virtual Festival 2023 in Sanrio Puroland」は、1月21日~1月22日の2日間に渡り開催された音楽フェスです。会場は「VRChat」で、「ピューロランドの地下に広がる音

          バーチャルピューロランドにみんなが集まった日々――「SANRIO Virtual Festival 2023」事前期間のおもいで

          2022年のごあいさつにかえて

          これは、年の瀬のごあいさつを兼ねた、蛇足のようなテキストです。 フリーライターとかいうものになった一年今年はかつてないほど大冒険な一年でした。勢いで会社を辞め、無職となり、フリーライターという名の無職をやっていたりで、終始「ワオワオ!」と鳴き声を上げながら走っていました。 軽いノリで今年のおしごとをまとめたらこの物量。途中ガス欠気味になるのもまぁ納得な仕事量だったのかもしれねえ。 だけども「つらい」と感じることがなかったので、ほんとによい環境に恵まれたとあらためて感じます

          2022年のごあいさつにかえて

          2022年のお仕事ライナーノーツ:ニュースそのほか編

          挙げていて終わる気がしねえ! このまま年が明けるのもシャクなので、最後はレビューや取材以外になに書いたっけ、という振り返りをサクッとやってみます。 VRChatワールド紹介記事今年はまず最初にPANORAさんでRe:AcTワールド記事を書き、その後MoguLiveでもVRChatワールド紹介記事を多く書きました。 フレンドがたくさんいる人も、始めたての人も、ぼっちも、平等に開かれているのがワールドというコンテンツ。僕も最初は一人でワールドめぐりをするところからVRChatに

          2022年のお仕事ライナーノーツ:ニュースそのほか編

          2022年のお仕事ライナーノーツ:取材記事編

          レビュー系記事の次は取材記事を振り返ってみます。なんか今年はいろんなところに行ったし、いろんな人にお話を聞いた気がする。下半期はリアル現場取材も増えた気がします。幸い足腰はまだ大丈夫。でも来年はわからない……労ろう…… そしてなにぶん取り扱うものからして、リアル取材とバーチャル取材が半々くらいになっていました。変なポートフォリオ! 取材記事テアトロ・ガットネーロ The Auction 今年トップレベルで衝撃を受けたコンテンツというとたぶんこれ。VRで無声劇をやるという

          2022年のお仕事ライナーノーツ:取材記事編

          2022年のお仕事ライナーノーツ:レビュー記事編

          今年は本業を辞め、専業ライターという茨の道に突入した一年でした。ありがたいことにMogura編集部に加わることができ、食いっぱぐれることなく様々なものを書くことができました。そして、今年書いたものをリストアップしていくと、その数からして「仕事しすぎた」といまさらながら気づくなど。 というわけでこの一年、浅田カズラはなにを書いてきたかを振り返ってみようと思います。ただ物量がすごいことになったので、まずはレビュー系記事から…… (Cover Image: Generated

          2022年のお仕事ライナーノーツ:レビュー記事編

          画像生成AIの"目的地"を考える

          MoguLiveでVTuberと画像生成AIをめぐる状況について、事実ベースで現状を紹介する記事を書いた。 実は書いている途中では、自分の見解もまぁまぁ詰め込んでいた。けれども記事の目的は「情勢のレポート」だなと思ったので、清書中にそのあたりは全部消していた。 ここは自分の日記なので、カットしたものとか含めて、画像生成AIについての自分の所感を書き残しておく。 MidJourneyの有料プランを3日で使い切った話僕は「MidJourney」にめちゃくちゃハマった。さわり始

          画像生成AIの"目的地"を考える

          そしてTrustedになる/なった/なっていた

          最近、ひさしぶりに「青天の霹靂」ということばを思い出すできごとがあった。 そう、Trusted昇格である。 「VRChat」には「ユーザーランク」と呼ばれるシステムがある。「Visitor」から始まり、「New User」「User」「Known User」「Trusted User」という順に昇格していく。 条件は不明だが、おおむねプレイ時間やフレンド数などが寄与していると言われる。裏を返せば、「ユーザーランク」は「VRChat」をどれだけ遊んでいるかという証左になり得

          そしてTrustedになる/なった/なっていた

          そこに「居る」ためのフルトラVRChat

          僕は基本的に、「VRChat」へはフルトラでログインしている。現在の構成は以下の通りだ。 Varjo Aero VALVE INDEXコントローラー VIVE Tracker 3.0 × 3 「VRChat」における「フルトラ(フルトラッキング)」とは、「全身の動きを取得し、アバターなどへ反映すること」である。両手、両肘、両足、両膝、頭部、腰、胸部の動きをセンサーで取得し、自分のアバターと対応する箇所を動かす技術であり、VRヘッドセットとは別のデバイスが必要になる。

          そこに「居る」ためのフルトラVRChat

          「日本のWeb3プロジェクト」カオスマップをちゃんと読む

          と、ほぼ脊髄反射でツイートしたら「Web3のカオスマップだからそりゃそうだろ」というコメントをいただき「ですよね……すいません……」となるなどした、Skyland Ventures発表の「日本のWeb3プロジェクト」のカオスマップ。 目に留まったのはもちろん「METAVERSE」のコーナーで、「VRChatもclusterもない?」とびっくりしたのだけど、ブロックチェーンも暗号資産も絡んでないので含めないのは完全に正しい。ついでに日本のスタートアップが対象なのでVRChat

          「日本のWeb3プロジェクト」カオスマップをちゃんと読む

          「VRChatのアバター」に対する個人的な捉え方についての考察

          自分にとってのVRChatが「イベントがある時に行く場所」から「とにかく理由をつけて居る場所」に変わってからだいぶ経つ。まだ「チュートリアル」は突破していないが、そこそこ長く遊んでいると、比例するように所持アバターが増えていき、改変の技術も身についていく。 では、いろんなアバターを買い、自分好みに改変するようになってから、自分にとってのアバターはどのようなものになったのだろうか。どう捉えているのだろうか。 少し気になったので、いろいろと考えてみることにした。ことわりを入れ

          「VRChatのアバター」に対する個人的な捉え方についての考察

          「フレンドにJoin」をおぼえるまで

          今日は「VRChatから離れた話」が(良くも悪くも)盛り上がった気がするので、中和剤として「VRChatに近づいた話」を投げ込んでおこうと思う。 noteを見返すに、2021年の6月ごろまでは僕のVRChatはソロプレイ専門だった。いまでもinvite onlyでワールド巡りをすることはとても多いが、リアル知人以外とは接触すらしていかなった。 転機になったのは(手前味噌で恐縮なのですが)「NISSAN CROSSING」の取材に行った時。ここで文字通り様々な人にあった。い

          「フレンドにJoin」をおぼえるまで

          VTuberの偽史をつくる【自己整頓日記1/19】

          本業はひさびさにれどめというやつを書いていた。社内向けのテキストになるけど、こういうのを書いてるのがなんか楽しい。「使い方」というそのままでは非言語的なものに、ちゃんと言葉をあてはめて伝達可能にする、そういう感覚がなんとなく楽しい。 ただ、言語化というのは「その言語で縛る」ということだとも感じていて、下手すると本来いくらでも派生し得る受け取り方を、一意に定めてしまう可能性もある。それはすごく諸刃の剣で、言葉を扱う上で常に気をつけないといけないなと考えてしまう。 いろいろ思

          VTuberの偽史をつくる【自己整頓日記1/19】