SDGsが自分ごとになるまで① - 小さな違和感を無視してた
健康になりたい。
家族にも健康で長く幸せな生活を送ってほしい。
できれば自分のやりたいことを見つけて
あー、よかったな。自分なりにやりきったよな。
と思える人生にしたい。
30代になった今までずっとそう思っていた。
でも、社会人になってからは
「健康」からはどんどん遠ざかり、
「やりたいこと」なんていつか忘れて
「なんとなく」ただ生きてる自分になった。
それなりに楽しいし、それなりに生活もできてる。
会社だって問題ない。友達も恋愛もうまくいってる。
「これでいいじゃないか」
といつしか思うようになっていた。
大学時代の夢や希望なんて、
思い出さない方がいい。
社会の波に乗り、疑問を持たずに流れに任せて生きていた方が楽だから。
それに、何不自由ないなんて、すごい幸せなことじゃないか。
「でも・・・」
たまにひょっこり顔を出す、私の中の違和感くん。
違和感くんは、生活の中でひょこひょこ顔を出す。
使い捨てることがなぜか気持ち良くない
着たくない洋服を買わなきゃいけない
加工食品をなるべく食べたくない
女性差別をどこかで感じる
こう感じながらも、
私は使い捨て商品で掃除をし、
かぶらないために洋服を買い、
時間がないからと加工食品を食べ、
女性差別を感じないフリをする。
なぜなら、こうすることが、普通だから。
そうやって、私は違和感くんを無視し続けていた。
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