飽きっぽさは悪なのか
秋なので、「飽き」と掛けまして。
私は比較的飽きっぽい性格です。初めはガーッと熱中するのですが、他に興味が出るとパタンと熱意は冷め、飽きてしまいます。
それが趣味の範疇で済むならよいですが、仕事にも少なからず影響しています。理由は様々ですが、仕事が長続きしません。また、今まで何度か転職をしてきましたが、新しい職を探すにあたって今まで関わってきた業種と同じ職はなんとなく選びませんでした。
「継続すること」は憧れます。社会的にも「この道何十年の職人さん」や業界のプロ、専門家は信頼され、尊敬されています。逆に職を転々として履歴書の経歴が長くなっている人は「忍耐力」がないとみなされ、いい印象はありません。
仕事以外にも、例えばnoteを書くにしても、YouTubeやInstagramで配信するにしても(やってないけど)、一つのことを突き詰めて専門性を高めることは大事なことだと思います。
でも、出来ない。
続かない。
私はなんてダメなやつなんd…
…と以前は思っていたのですが、HSS型HSPの特性を学んでから考え方が少し変わりました。
HSS型HSPの特性の一つに「飽きっぽい」があります。他の判断要因をみてもほぼ確実にHSS型HSPな私は「飽きっぽい」のは個人の怠慢ではなく、特性なので仕方がないと思えるようになりました。
そもそも、飽き性は本当に悪いことなのでしょうか。世間的には飽き性はマイナスなイメージが強いと思いますが、視点を変えてみるといい面もあると思うのです。
今思いつくのは
のが、いい面だと思います。
堀江貴文さんはこの飽きっぽく、様々な分野に手を出すことを「多動力」と呼び、これからの社会に必要な力だと述べています。
「100点を突き詰めるより、80点をいくつも持っている人の方が強い」という言葉に感銘を受けました。確かに、色んな業種を渡り歩いたことで、自分の視野はかなり広がった気がします。
まだまだ飽き性は世間的には悪い印象ですが、自分くらいはポジティブに捉えて、この特性を活かしていきたいです。
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