知識を増やすには…? 1
地頭を構成する5つの要素
知的好奇心
没頭力
知識
認知能力
思考力
今回は
「地頭」の5要素
3つ目
知識 の増やし方を考えていきます。
知識の増やし方
知識 は、
木の成長でいうところの
水・養分
つまり
まわりの環境 に当たります。
では、
子どもが成長していくうえで
子どもを取り巻いている
まわりの環境 とは?
子どもにとっての
まわりの環境 は
大きく分けると以下の3つかと思います。
第一に、家庭。親、家族、兄弟での関わり。
第二に、学校。先生や友達同士での関わり。
第三に、その他の環境。学童や習い事教室 等。
この
3つの環境
子どもはそれぞれの環境下で
どれだけの時間を過ごしているのか?
・現在、小学1年生。
毎日元気に学校に通っている。
・両親は共働き。
月曜日から金曜日までフルタイム勤務。
・習い事は、スイミングとピアノを週1回ずつ。
という子どもの1週間を
例にして考えてみます。
1日のうち
睡眠時間を
夜21時~朝6時 の 9 (h/日)
とすると、
活動時間は、15 (h/日)
1週間の総活動時間は、
15 (h/日) × 7 (日) = 105 (h)
です。
平日は
学校に通っています。
月曜日から金曜日まで
朝8時~15時 の 7 (h/日)
第二、学校 で
過ごす時間は
7 (h/日) × 5 (日) = 35 (h)
です。
学校が終わると
学童に向かいます。
月曜日から金曜日まで
15時~19時 の 4 (h/日)
1週間で
4 (h/日) × 5 (日) = 20 (h)
です。
土日は
習い事のスイミングとピアノがあります。
1 (h/週) ずつとすると、
合わせて 2 (h)
第三、その他の環境 で
過ごす時間は、
学童+習い事で 22 (h)
です。
残りの時間
おうちの中であれ、
お出掛けしていて外であれ
子どもは、
第一、家庭 で
過ごしています。
その時間は
1週間の活動時間 105 (h) のうち、
105 - ( 35 + 22 ) = 48 (h)
です。
まとめると、
小学1年生の子どもが
1週間のうちに過ごす環境の内訳は、
第一、家庭 : 48 (h)
第二、学校 : 35 (h)
第三、その他: 22 (h)
合計 105 (h)
じつに 45% もの時間を子どもは、
第一の環境、
家庭 で過ごしています。
つまり、
子どもにとって
家庭こそ最大の環境、
最も知識を増やすことのできる場なのです。
日々
仕事に、家事に、……
お忙しいことは百も承知です。
ですが、
子どもの知識を増やす
最大のチャンスは、
家庭 にこそある。
という事実は耳に入れておいて
欲しいのです。
そして
知識は、
知識 = 言葉 + 経験
に大別されます。
次回以降、
・言葉 の増やし方
・経験 の増やし方
を詳しく掘り下げていきたいと思います。
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