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アーユルヴェーダ最強デトックスの道 その2

【バスティ浣腸治療 2日目】

1日に飲んだ様々なハーブの薬、そして油まみれの一日

バスティについてはこちら

この日は5時前に起床。

虫の声に耳を傾けていたら隣のお寺かだ大音量のお祈りが流れ出し、それどころではなくなりました。

今日の施術はアビヤンガ後にピンダ(ハーブボール)でマッサージ。

このハーブボールもスタッフが作ってくれたばかりのフレッシュなもの。

写真にあるように、キッチンでザクザクヒマキリの葉を切って、他のハーブと混ぜて作ります。


料理も薬も、キッチンで作る。

アーユルヴェーダの基本ですね。

最初に体に塗ったセサミオイルの力で、ハーブエキスをぐんぐん体に浸透させていきます。

ヒマキリの葉は発汗や関節痛に効果があるそうです。

ちなみに種から作る油は有名な「ヒマシ油」。下剤や関節痛に効果があり、さらに根っこは体の巡りを良くする働きがあるそうです。

葉から根まで、すべて薬になる植物なんですね。

さらにオイル浣腸はナラーヤナ100cc。

昨日と同じく6時間は体内にキープしておかなければなりません。

途中クオンクオンと切なくなり続けるお腹。

出したいのをギュッと我慢し続けるので浣腸治療は肛門筋を鍛えるのに最高なのかもしれません。

そして夕方からまたアビヤンガとシロダーラ(額にオイルを垂らす、アーユルヴェーダで有名な施術です)。

全身油まみれのブルンブルンです。

そして今日スタッフが持ってきてくれた薬は

● 起き抜けにカルヤナカ:ギーに薬草を煮込んだもの。血の浄化効果

● 朝にCHANDRAPRABHA VATI:錠剤。月の光という意味で体内の水にまつわる病気を治します。

(尿機関、糖尿なと血液系、腎臓機能不全など。)さらに免疫力向上、アンチエイジングの効果もあるそうです。

● サプタサーラ:煎じ液。7つの流すもの、という意味で7種のハーブ350gを24倍の水で3時間ほど煮込み、1/6に煮詰めたもの

体内の巡りを良くします。

● パトーラカトゥローヒンニャディ:錠剤。毒の蓄積、池の濁りを良くする効果

● ヒングアシュタカ:粉薬を溶いたもの:消化剤

錠剤、粉薬以外はすべてフレッシュな手作り。

至れり尽くせりの治療、空いた時間に菩提樹の下でウトウトしたり、村人と話したり。

いまの事だけ、なるべく考えようと思う一日でした。

つづく

*アーユルヴェーダから生まれたコスメ ARYURVIST*

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