年休をとることは権利だから!

 「今日午後年休とります。学級よろしくお願いします。」というと、きまって主任に「なんで年休とるの?」と言われます。

 「年休とりたいからです」というと、「みんなも頑張っているんだから考えなよ」と。

 「じゃあ年休取ってはいけないんですか」というと「そういうわけではないけど、みんなのことを考えて欲しい」といいます。  



 自分の勤務校には各学年に副担任が数名います。

 だから担任がタイミングを見計らって年休をとることはできるのです。

 ただ、副担任の先生にきちんと引き継ぎはしなければなりません。

 その引き継ぎさえきちんとすれば、生徒にも影響はありません。

 無責任に年休を取って休んでいるわけではありません。

 様々な状況(授業や生徒指導等)を考慮した上で、今日ならいいなと思ったタイミングで年休を取っているのです。


 なのに”年休をとることが悪い”みたいな言い方をする教員がいることにうんざりします。

 主任クラスの人の価値観をアップデートしていかなければ、本当に働きやすい環境を手に入れることはできないのでは無いかと思いました。

 もちろん”当時”であれば良いものも、時代によって価値観は変わります。

 たとえば、”長く勤務している人が仕事熱心で偉い”といった風潮など。

 閉鎖的な環境だからこそ、学校現場は労働観をアップデートしにくいのです。

 でもどんどんアップデートしていかなくては今の価値観についていくことができず、教員のなり手が減少したりと結局は現場が苦しくなるだけなのです。

 教員がきちんと働き方に関して関心を持ち、休むことだって権利であり義務であると言えるような働き方をしていきたいものです。


 したの資料の内容に関して知っている人はどのくらいいるのでしょうか。

 多分、権利に関してきちんと管理職も知らないところが多いのでは無いでしょうか。

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 教育現場の労働観をアップデートしていきます。


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