日記:Rabbit House Tea Party 2022(後編)
入り口の自動ドアをくぐった直後、目の前に人だかりができていることに気がついた。彼らは入り口自動ドアの上部を見上げているようで、スマホを構えている人もいた。きっと写真を撮っているのだろう。私も検温とチケット提示を済ませ人だかりの中に入って後ろを見上げてみたところ、目の前の光景に圧倒された。皆の視線が釘付けになるわけだ。視線の先にはKoi先生書き下ろしのキャラたちが横並びに描かれた、横断幕サイズの布があった。
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ギギギッ…ときしむような音を立てながら、私の思考