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サンタクロースの正体

もうすぐクリスマスですね。

今日は、私が娘たちの夢を壊してしまった失敗談を。

私には二人の娘がいます。
もう19歳と17歳になるので、今ではもう笑い話ですが。

娘たちが小さい頃は、
「サンタさんにお願いすれば、
 プレゼントをサンタさんが持ってきてくれるよ」

クリスマスイブの夜、
サンタさんに手紙を書いて、欲しいものをお願いする娘たち。

娘たちの欲しいものは事前にさりげなく聞いておき、
娘たちが寝静まった後
枕元にプレゼントを置いておく。

翌朝起きた娘たちは、
「お願いしたプレゼントだ!
 やったー!ほんとにサンタさん来た!」
と大喜びでした。


あれは、今から9年前、
長女が小学校5年生、次女が3年生くらいのころだったでしょうか。
次女がクリスマスプレゼントで欲しいものは、ゲーム機本体とソフト。

娘たちのサンタさんにお願いするプレゼントの値段が年々高くなり、
次女だけでゲーム機とソフトで数万円。
娘たちがこのまま大きくなると、
今後クリスマスプレゼント代がすごいことになる。

そう考えた私は
「今までのクリスマスプレゼント、枕元に置いていたのはパパだよ。
 今年のクリスマス、ゲームは買ってあげるから、
 プレゼントは二人でひとつで仲良くやるってことでいい?」
とネタばらし。

「えーーーーーーー!」
長女はもう何となく感づいていたようですが、
次女はまだサンタの存在を信じていので、
だいぶショックだったみたいです。

娘たちの夢を壊してしまった瞬間ですね。

妻にも、だいぶ怒られました(笑)

では、ほんとはどうしたら良かったのか?
子どもたちの夢を壊さずに
サンタの正体をバラす方法はあるのか?

ちょっと調べてみた中で、
とてもステキだなって方法を見つけましたのでシェアします。

子どもがプレゼントを受け取る立場から
サンタクロースへと昇格する
という『サンタ・ミッション』

そのミッションは、
子どもに知り合いや近所の人の中からのターゲットとなる人物を選ばせます。
子どもに、まず、その人物が必要としていそうなものの見当をつけ、そのアイテムを用意して自らラッピングもし、見つからないようにコッソリと届けるというもの。

子どもにサンタの正体を言うのではなく、サンタになってもらうことで、同時に誰かのために何かをする、与える喜びを学ばせ、成長させる。

詳しい方法と心温まるエピソードは下記のリンクをご参照ください。

そろそろサンタの正体を子どもに明かしたいと悩んでいる方は一度試してみてはいかがでしょうか?

さて、ここで、ひすいこたろうさんの名言セラピーより
本田晃一さんの言葉で、
また違った視点でのサンタの正体をもうひとつ。

子どものころは、サンタクロースを信じていますよね。
でも大人になると「サンタクロースはいない」と知る。
それはまだ、本当の大人じゃないそうです。

本当の大人は、

「サンタクロースは自分だ」

と知ったときにあると、彼はいいます。

自分が欲しいものも、叶えたい夢も、
自分自身がサンタクロースになって、自分に与える、自分で叶える。

この名言、捉え方を変えると、
違う解釈もできるな、と私は思いました。

本当の大人とは、
お金や高価なものなど
自分が何かを得ることばかりに喜ぶのではなく、
誰かに喜びを与えることで、
自分自身も喜びを得ることを知った時、
その喜びを見出せた時に、
本当の大人になるってことだよ。

そんなメッセージにも思えます。


今年、あなたの家にもサンタさんは来るでしょうか?

それでは、皆さん、素敵なクリスマスを!

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