12年ぶりに個展を開いてみて、感じたこと
こんにちは。ARTRICCOREです。
名前の由来はこちら👇
4歳からやっている、書道。
高校卒業するまでは習っていた、書道。
当時は、毎週書いて書いて書きまくり、
展示会に出すときは、部屋にこもり、気付いたら6時間経過していたことも。
大学時代は、好きだった海外に一人で行きまくり。合計57ヵ国かな?
旅行が好きな理由は、「異なる空間」「異なる時間の使い方」「異なる文化」を知る・体験することが、何より好きだから。
そこで感じたインスピレーションを元に、
気が向いたら路上にマットを敷いて、文字を書いて販売してました。
そんな私が、高校卒業ぶりに展示会を渋谷・恵比寿の間にあるアトリエで開きました。
個展に「出す」という、”意思決定”の背景
会社員としてビジネスを6年半やっきた身として、
「課題解決ありき」で、背景は?問題は?課題は?ソリューションは?結果のインパクトは?と毎日考える日々。
業務に慣れるまでは歯を食いしばり泣きながら、目の前の業務を愚直に行ってきたけど、なんか違和感。
すると、「課題解決」→「意味形成(意味のイノベーション)」に移り変わるように。
今までのクライアントでは、絶対やらないことでも、
意味を変革させることで「事」が前に進んだ。
でも次第にまた、なんか違和感 を感じるように。
そもそも意味形成って、主体者側の意見に過ぎない。
それをブランディングやマーケティングのスキルを使い、クライアント・カスタマーを動機形成して態度変容を促す。
・・・・・・・・
んー。なんか違う。
そんな時に、個展のスカウトをもらった。
「HANABI展」
期間:8/22(土)〜9/3(木)
場所:東京都渋谷区東2-18-6 松岡ビルB1
これを展示しました👇
アトリエの広さは20平米くらいかな。今までの人生では一番コンパクト。
もちろん書道アートは私だけ。
他の方は、油絵や水彩画など。
QR名刺→Instagramへの同線にしていたため、
来場してくださった方からDMが届いたので、ご紹介!
👇数万人のフォロワーを持っている普段は会社員の方から
👇たまたま居合わせたので、作品の制作背景を説明した方から
コメントを受けて、思考転換したこと
<これまで>
世の中に伝えたいことを決める
↓
漢字をセレクト
↓
伝わるようにコンセプト設計+漢字の表現を構想
↓
墨をすり、書いてみる
<今>
今、自分が感じていること×文字が主張したがっていること
↓
墨をすり、書いてみる
違いは、
作品を受け取った側のインサイトに着目しているか否か。
リクルートでコミュニケーション設計を5年間していたから、自分が伝えたいことを、書道アートで伝えることはできる。
ありがたいけれども、その反響コメントをいただいても、自分は特に何も思わない。だって、そのように設計して作品を作っているから。
それじゃ、自分が本当にやりたいアートではない。
🌺コレがやりたいこと
異文化・異世界など何か差異を残しながら、私にしか出せないアートにして【衝動】 を与えたい。ついでに、【艶やか】をつけて、味を整えるー
「自分」と「対象物」があって、
”何を感じるか”はその時・その人の知識と環境、コンディションによって変わる。
そこを想定して作品を作ることは、痴がましいと気づいた。
作品をみて、何かしらの変化が生まれて自分の人生が少しでも明るくなれば、わたしは、嬉しい。そう願う。
この世で見たいと思う世界を、自分の手で創り出すー。
きっと、美しさやユーモア、感動っていうのは、自分と対象物の間にあると思う。
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