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インドネシアの歌手Ervinna、聖母となる

インドネシアの歌手Ervinna、聖母となる・・
エルヴィナ(Ervinna/爱慧娜,1956- /インドネシア)
インドネシアの歌手(シンガポールで活躍)
Ervinna/愛慧娜 - Beautiful Sunday

1956年に、エルヴィナは、スラバヤ(Kota Surabaya/東ジャワ州のインドネシア第2の都市)に生まれる。(現在も、スラバヤに在住)
1960年代半ばから1980年代半ばにかけて、インドネシア、そして、シンガポールで活躍している。そのアルバムは、英語、インドネシア語、マレー語、中国語などで歌う。
どの楽曲も、それらの言語でこなしている実力派であり、当時からアジアの著名な歌手の1人だ。
インドネシア、シンガポール、マレーシア、香港、台湾、中国、そしてヨーロッパまで、彼女のファンは多い。リリースしたアルバムは200以上に及んでいると言われる。楽曲は、洋楽のカヴァーから、演歌風のものまで実に広いジャンルだ。

1968年、カトリックの洗礼を受けている。
1984年、米国で、舞台演技、ボーカル、舞台芸術を学ぶ。
1994年、Ervinnaはスラバヤの女性の信仰コミュニティに参加した。
そして、現在、Ervinnaは、聖母の長として信頼されている。
確かに、安心できる、慈愛に満ちた眼差しだ・・・

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Ervinna

愛慧娜/Ervinna - Take Me Home Country Road

(追記)インドネシアはオランダの植民地から、日本の統治を経て、オランダ支配下で迫害されていたイスラム教も認められ、敗戦近くなると、日本はインドネシアの独立を認める方針に変更する、インドネシアは、1945年8月17日に独立宣言をおこなった。(インドネシアのスディルマン将軍の尽力と、当時の日本とのジョイントも大きいと言われる- 防衛省市ヶ谷に、2011年には、スディルマン将軍のプロンズ像も設置された)
エルヴィナが、インドネシア・シンガポールのヒットチャートの時代は、まだ、インドネシアとマレーシアの対立(1962-1966年)していた時代だ。
その生まれた状況(時代や地理や環境)の中で、最善の方法を思考しながら、逆境や失意の中でも生きて行くしかないのかも知れない・・それにしても、明るい歌声だ。
(この記事は、戦争を美化するものではありません事をご了承下さい)


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