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連載小説「幸せになりたいの」#14話


連載小説「幸せになりたいの」

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 14 赤羽にて

 マドカは緊張をしていた。

 なぜなら今、ピーラブちゃんと二人で、カフェで向き合って座っているのだ。しかも、あの青年が働いていたという、例のカフェだ。よりによってこの店に入ろうと言われるとは…。

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