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エステ、それは自己実現への近道だった。
最近、セルフケアを探究している。
僕は仕事、副業、趣味、なんだって全力でやりたい。やりたいことができるなら睡眠時間を削ってもいい。やりたいことをやればやるほど、人生は楽しくなる。
でも、楽しい日々を過ごしていると、急に体の調子が悪くなる。そして、1日中寝込んでしまう。やりたいことを何もできなくなる日が突然やってくる。
僕は「ああ、無限に調子がいい日々が続けばいいのに。」と悩み続けていた。
半年前からセルフケア探究を始めて悩みは解消された。
実はエステに通い始めたのもこの時期からだ。
今回は、僕の通うエステの紹介と、実体験を語る日記にしようと思う。
エステティシャン
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大沼 愛(あいさん)
エステティックとの出会いは26歳。
肌トラブル知らずの学生時代から、社会人になりニキビや敏感肌で扱いにくい肌になった時に「お手入れする事の大事さ」と「肌の手入れとはどういうことか」今の施術の根本を知るきっかけになるエステティシャンと出会い、自らエステ通いを始めた。その変化、効果を実感し、自分も提供する側になりたいと、フェイシャル、ボディーエステティシャンのディプロマを取得。
横浜山手にあった紹介制のプライベートサロンで経験を積み、その後は日本と台湾に店舗展開している某大手エステティックサロンに転職。店長としてスタッフ育成や、カウンセラーも務めた。長時間の労働や売り上げのノルマはどうしても避けられない業界でもあり、体調を崩した事で、生き方、働き方を見直すきっかけをもらい、現在は無理せず、自分のベストを出せる環境で施術をすることを優先にトリートメントを提供している。
「皮膚」は体の中でもっとも大きな臓器で感覚器。皮膚=肌を整えることは感覚を整える事。
26歳の時に知った「エステ」という世界で、この考え方を変えずに、今も施術をおこなっている。高いお化粧品の使用や、2~3週間に一回は必ずエステに通わなければいけないというやり方も、時には効果はある。だけど、長い目で見て、自分の内から輝いて生きる力を引き出すトリートメントとは、その人が自分の感性を正常に働かせ、自分にとっての心地よい物、あり方の判断を間違えずに自分らしい生き方をしていることだと思う。
意外かもしれないが、それは感覚器である肌を整え、「心地よい」と感じる「状態」を積み重ねることからアプローチするのが私の技術。だからこそ、実際の技術(手技)にプラスして心地よい環境を提供する事も大事な技術だと考えている。
彼女の施術はマッサージ含め一切の痛みを伴わず、"ただ触れること"によって整える。湿度調整、部屋の明るさ調整、ほんの些細な反応からこちらのニーズを読み取り、全てのニーズを満たしてくれる。
だからこそ、安心して体を預けることができる。人に任せる、委ねる、頼ることが苦手な僕にとっては、人に体を預ける時間は最高の癒し。何も喋らず、ひたすら感じることに集中して過ごす。いつも忙しく仕事のことばかり考えているから、こんな時間は用意しようと思ってもなかなかできない。
Youtube、Netflix、SNSなど、気づいたら目を疲れさせるコンテンツで時間を潰している。気を使われたり、話しかけられたりせず、ただ触れてもらえる時間は本当に貴重だ。
施術を繰り返すうち、アトピーぎみで肌荒れがひどかった僕は、今では完全に別人のような肌に変化した。こわばった硬いトカゲのようなぶつぶつ肌から、柔らかくて潤いたっぷりの荒れにくい肌になった。気になる人は僕のほっぺを触って確認してほしい。
あいさんと一緒に住んでいるシェアハウス
あいさんの自室が施術部屋になる
身体と精神のチューニング
ある日、リビングであいさんとお話していた。
何をやるにしても、どんな想いでやるか? 何を意図するか? 考えるのは大事だよね、という話だった。
話しているとふと気づいた。あいさんの施術は身体と精神のチューニングだ。
通常はチューニングという言葉は楽器に対して使われる。だが、しっくりくる表現なので、今回の説明では肉体や精神に対して使ってみる。
要するに、チューニングしていない肉体や精神はちゃんと演奏しているはずなのに、思ったように音が出ない状態だ。ベストな音にチューニングされていないから真面目にちゃんと演奏しているはずなのに、トンチンカンな音しか出せない。楽器の調子が悪ければ、どれだけ凄いミュージシャンでもいい音は出せないように、疲れていたらいい仕事はできない。
さらに、肉体や精神をチューニングをせずに放っておくと、今度は段々と錆びてくる。
そのまま騙し騙しチューニングせずに活動し続けると、いつの間にか肉体が限界を超えて不調を起こすか、精神が限界を超えて感情が爆発する。
だから、やりたいことをやり続けるためには、エステ=肉体と精神のチューニングはとっても大事なのだ。
まずはチューニングして、自分にとってベストな状態をつくる。チューニングしていない疲れた時の自分でベストを出そうとするのではなく、チューニングしたてのベストな状態を本来の自分として活動する。
ちなみに、チューニングせずになんとなく疲れた状態を続けていると、ベストな状態ってどんな感じだったっけ?と我を見失い、いつしか普通の自分ってこんなもんか、とヘトヘトの自分で出せるのこのパフォーマンスの結果が自己ベストだ、と勘違いし始める。これが一番ヤバい。
チューニングをしてベストパフォーマンスを出し続けるということは、自己実現への近道だと思う。言葉にしてみると当たり前の話だ。これが難しいんだけど。
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フェイシャルエステ(デコルテ-肩-首-顔を含む)80分 ¥9,000
+ヘッドマッサージや、フットマッサージのオプションは¥3,000
そして、いしかわしゅんのセルフケア日記は続くのであった。
次回へ続く。
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