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人は如何にして体制翼賛へとなるか:ウクライナ・ロシア戦争の2年半の間に日本にもたらされた、最悪の置き土産とは? - 加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら(7)
さて、一ヶ月以上経ってしまいました。 本シリーズに至っては、2ヶ月近くあいてしまいました。 この間、知り合いから「つまらなくなった」「同じところをぐるぐる廻ってる」などと厳しいツッコミが入って、「確かにそうなんだよなぁ…どういうふうにすればいいものか」とエラく悩んでおりました。正直、今も、特にこのシリーズの残りについてどう書いたものか結論が出てないですが、加藤直樹『ウクライナ侵略を考える 「大国」の視線を超えて』(あけび書房)を読み解くことで、日本の言論、とりわけ左派
2024年も9月となる時に、12年半以上前に「名無しさん」として書いたと思う文章が話題になってる件について。
いつもの連載の続きを続けようとしてエンジンがかからずにいて、どうにか書き始めようと思ったら幾つかの大きな事があり、そちらについて書くことで頭を整理してたら、こういうツイートが流れてきました。 で、おへんじかいた。 まとめまで作られてた。 多分、この文章、私が書いてる。 さて、これ、2012年の2月9日に、当時の2ちゃんねるで書かれた文章なんですが、私が書いた記憶が強くあるんです。そして、この「呪い言」は、少し後にはてなブログで始めた「壊れたのだから、直すよりない。」や
¥198〜割引あり79回目の終戦記念日を前に、あるドキュメンタリー番組を見て「自分が歯向かい続けてること」の意味と理由を書こうと思ったので、書いてみる。
79年前、日本が敗戦した「終戦記念日」が近づいてきました。 今朝(2024年8月11日)の早朝に、NHK Eテレで再放送された、中沢啓治の「はだしのゲン」を中国語版に翻訳した坂東弘美氏を取材したドキュメンタリーの再放送を録画したのを今見ていますが、それを途中まで見て、衝動的にこの文章を書いています。 これの最初の25分くらいを見て、ウクライナとロシアの戦争に対して、私がここまでこだわって「歯向かってる」のか。ということについて、書くべきだと思ったからです。 ※この
¥198〜割引あり人は如何にして体制翼賛へとなるか:客観と主観の葛藤、そして、主観主導で歪んでいく、認知 - 加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら(6)
もうすぐ7月も終わりますが、シリーズの続きを書き始めましょう。 さて、加藤直樹『ウクライナ侵略を考える 「大国」の視線を超えて』(あけび書房)を読み解くことで、日本の言論、とりわけ左派が如何にして無責任になり劣化してるか。ということを漁っていくシリーズ、章が深まるにつれてどんどんと個人的にはいやーな気持ちになっていくような、なんというか、こんな軽い物事の見方をしてて良いのだろうか?と言う風に、加藤くんだけではなく加藤くんと同じ様な考えや世界観で動いてる左右の人達全般に対
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「Colabo vs 暇空茜」裁判での大きな節目である地裁判決を受けて、この問題≒WBPC問題や左派泥棒政治問題の構造について考察してみる。
連載してるシリーズを書くための読み込み作業がなかなか進まない状況で書くのが滞ってましたが、今回は少し趣を変えます。 前回はこちら: 「公開処刑記者会見」に始まる一年八ヶ月の裁判の末の一審判決、余りにおかしくも不当な判決。 暇空茜氏が、一般社団法人Colaboの不正会計を入口としたいろいろな問題を情報公開請求や公式の情報などを駆使して暴き世論を盛り上げてる件、最初に世間が沸き立ったきっかけと言っていい2022年11月29日に衆議院第二議員会館で行われた「公開処刑」と呼ぶべ
¥198〜割引あり人は如何にして体制翼賛へとなるか:アメリカやネオコンのナラティブを内面化することの、悲喜劇 - 加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら(5)
ちょっと間があいてしまいました。 この間に、ウクライナが戦争を終わらせる方向に微妙に舵を切りはじめました。 まえがき:停戦/終戦に向かう世界と、あらわになってきた「隠された現実」。 数日前にも、ハンガリーのオルバン首相が、キエフとモスクワを訪問して停戦に向けての箸渡しに動き始めたり、ロシアのプーチン大統領が「戦争終結の具体的条件」をウクライナや米英・NATOに対して改めて示して、その内容が比較的「現実的な」中身だったりする訳です。 昨日(2024年7月7日)にウ
¥198〜割引あり人は如何にして体制翼賛へとなるか:「英雄願望」のもたらす知的頽廃 - 加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら(4)
少し間が明いてしまいましたが、再開していきましょう。 この一ヶ月ほどで、ロシア・ウクライナ戦争も大きく動きました。とうとう、ロシアが、ウクライナ国内の発電所やガス貯蔵施設を全面的に攻撃するという最悪の状況になってきてる。ハリコフにせよその他の前線にせよ、ウクライナ側の兵隊が時間稼ぎだけのためにすり潰されるような「肉の盾」にされてしまうことが、目立つようにもなってきました。ウクライナ側での「肉の盾」自体は、2022年の末くらいから行われ始めていたのですが…。 ウクライナ
¥198〜割引あり人は如何にして体制翼賛へとなるか: 『加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら』執筆にあたっての覚書 - 二度と過ちを繰り返さない・騙されない。
今回は、少し趣向を変えて、今やってるシリーズ『加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら』をなぜやってるか。ということについて少し書いておきましょう。 私のはてなダイヤリーやnoteを長いこと読まれてる方々には新しいことはないかもしれませんが。 最大の思いは、一つ。 最大の思いは、一つ。 「もう、過ちを繰り返したくない。ウクライナの次に我々が前線に立たされることになるのを防ぎたい。」 どういうことかというと、今回のロシア・ウクライナ戦争に限らないのですが、
¥198〜割引あり人は如何にして体制翼賛へとなるか:ウクライナ人を蔑視してるのは、誰か?「ネットde真実」の二番煎じという、喜劇 - 加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら(3)
さて、シリーズ再開です。 この一週間に色々とありました。ロシア軍がハリコフ攻略を始め(一応表向きは緩衝地帯を作るだけのようですが、どうなることか…)、中国とロシアのトップ会談が北京で行われ、中国とロシアの間の関係の「5つの堅持」、要は固い絆を宣言したりなどしました。 そして、イランの大統領と外務大臣が、ヘリコプターに乗ってる時に、謎の事故死…。 イランの方は本当のところがよくわかってないのでアレですが、中国とロシアの会談の方は、実は、今回のシリーズともかなーり絡
¥198〜割引あり人は如何にして体制翼賛へとなるか:リアリズムと政治的正しさの狭間で - 加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら(2)
今回は、加藤直樹くん「ウクライナ侵略を考える 「大国」の視線を超えて』に関して色々私の考えを書いていくシリーズの続きです。 前回は: 第3章まで書こうとしたけど長くなったので2章だけです。ごめんなさい(´・ω・`)今回は、基本的に第2章について書いていこうと思います。本当は3章まで入れたかったのですが、長くなってるので…ただまぁ、前回書いたように と言う辺りは、このシリーズでは貫きますので、そこはお許しを。 ※この文章は、次の文章が出るか・5月18日あたりのどちらか短
¥198〜割引あり車椅子の方が映画を「普通に」観ようとして観れずに炎上した件から、技術の進歩で克服できる話が出来てない事の元凶について考えてみる。
さて、半月過ぎました。 実は、「女性と性表現」シンポジウムに関連してなにかかけないかな。と考えてましたが、結構な騒動が16日の土曜日に出てきたので、そちらの方を先に書いてしまいます。鉄は熱いうちになんとやら。で…。 シネコンのグランシアターで映画を観ようとしてできなかった車椅子の人が、ネットで怒りぶちまけたら、大炎上。 とある、車椅子を使ってる障害者の女性が、イオンシネマでグランシアターで映画を観ようとしてトラブルになって観れなくて、ツイッターで怒りぶちまけたら大炎上
¥198〜割引あり四年に一度の「2月の肉の日」に、ウクライナを応援する我々の許しがたい罪についてもう少し深く考えてみる。
今日は、四年に一度の「2月の肉の日」ですが、それはさておき、前回の続き。 さて、こんなツイート(ポストというのも味気ないので)を眼にしました。 私も、この意見に同意でして、要は、2年前にウクライナとロシアが「本格的な」戦争を始めてから3月にトルコのイスタンブールで行われた停戦交渉で、多少不利でも「痛み分け」と言う事で双方矛先納めてれば、こんな悲惨なことにならなかっただろう。と思う訳です。 日本の自称左派や自称リベラルで流行っていた「力による現状変更は許されない」なる、ダ
¥198〜割引ありパレスチナ人への「民族浄化」とウクライナ・ロシア戦争でのダブスタにいい加減キレかかってるので「覚悟」を記してみる。
パレスチナへの連帯を言うのはいいけど、ウクライナ・ロシア戦争を無駄に長引かせるのを助けてるという罪の自覚なしにやるべきことなのではないと思うので。 さて、連休ですね。 今回、前と重なってるところが色々あるとは思います(記事をリンクしておきます)が、ロシア・ウクライナ戦争が終わりそうで終わらない。と言うことや、ガザだけでなくヨルダン川西岸地区でも、イスラエル軍やイスラエル人の民兵たちが「民族浄化」「大虐殺」としかいいようがない、戦争というのすらはばかられるような真似を世界の
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