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「機械こわい…」アロマ男子の役割を考えてみた。

どうもマツダイです。

先日、こんなポストをしました。

2のポストが続けて書いているんですが、ふと体験した事から、アロマ男子として考えたことをポストしました。

このポストで考えた事を深堀りしてみます。

初めては「こわい」もの

この記事でも書いていますが、僕は普段、介護の仕事をしています。

グループホームという認知症の方と共同で生活をしていく施設。

「家の延長」でして、入浴や排せつ介助はもちろん、調理や洗濯、あらゆる家事をスタッフを中心に行っています。

家事能力がバク上がりする施設なんですが、ド田舎のそんな施設だと、スタッフの年齢が上がりやすい。

32歳の僕が一番若く、次に若いのが40代。中心は50代後半のスタッフで、なかにも70代のスタッフもいます。

そんな環境ですと、ネットを使った「ICT化」って進めにくいんです。

みんなスマホでラインは出来るんですが、タブレットなんて触ったことがない。

パソコンもキーボードが打てない。
電源の入れ方も分からない。

そんな方が多いので、ICT化が進みにくいんです。

(個人的にはライン出来たら、タブレットも触れるだろと思うんですが、ここだけで言っときますw)

今年度、ICT化に伴う県から補助がなくなるため、ようやくICT化の動きが出てきました。

しかし、みな一様に「タブレットに触りたくない」と。

「変なとこ触って壊したらおおごと」
「触り方が分からん」
「手書きの方が楽」

などなど…。

(個人的には、圧倒的にタブレットの方が楽やし、なんなら記録も同じこと繰り返して書いているから、コピペでええやんと思っていますが、ここだけで言っときますw)

「機械」「ネット」「初めて」…。

色んな要素が加わって「こわい」という感情になっている状態なんです。

初めては「こわい」もの

この例だけでなく、初めてって「こわい」って思いますよね。

これは「恒常性」が原因だと考えられています。

人間って、体温はだいたい一緒ですよね。

同じ家に住みますよね。

こんな感じで、はるかかなた昔、動物だったころからの名残なのか、人間って「変わらない事が良し」と遺伝子に組み込まれているそう。

同じことを繰り返し、安定した生活を送るのが、生きていくうえで一番良い、と刻み込まれているんだとか。

ルーティンのような変わらない環境の事を、脳科学では「コンフォートゾーン(快適領域)」と呼びます。

初めては、新しい事。

新しいことは、これまでにないコンフォートゾーン外の事。

快適な領域から出ようとすると、脳の「偏桃体」が「不快」の信号を送る。

この不快の信号が「こわい」という感情になって、初めての挑戦を阻んで、快適領域に戻そうとするんだって。

ICT化が「こわい」というのも、分からない恐怖と初めての「こわい」が相まって起きているのかなぁと思いました。

誰だって初めは分からん

「機械こわい」体験をしてから、考えたことがあります。

そういえば、自分もアロマするまで時間かかったな、と。

アロマというものの存在は知っていて、興味もあったんですが、実際に「やってみよう!」と行動するまでには、時間がかかったなぁって。

うすうす頭のはしっこの方に、興味があったけど

「分からん」
「どうしたらいいんだ」
「何からすればいいんだ」
「どうやって使えばいいんだ」

などなど「やらない理由」を見つけては、手を出さずにいました。

これも偏桃体からの「不快」の信号が影響してたんだろうなと。

でも、いざやってみたら

「あれ?これでいいの?簡単やった…」
「思ったより、気分いいな!」
「ニオイだけでこんなに落ち着くんや…」

と、驚きばかりでした。

世間的に、アロマって「なんとなく良さそう」みたいなイメージがあると思います。

でも、取り組んでいない人が多いのも現実。

「きっと落ち着くんだろうけど、どうやったらいいんだろう…」
「眠れるって聞くけど、使い方が分からないな…」
「専用の道具とか、要るものが高いんだろうな…」

などなど、僕と同じように「やらない理由」が多く頭に浮かぶんだと思います。
↑全部僕が思ってたことです。

でも、実際に取り組んでもらったら、きっと良い驚きが多くあるでしょう。

「心を落ち着かせたい」
「眠れる環境を作りたい」

アロマが、そんなお悩みを解決する「カギ」になる事もあるでしょう。

誰だって、初めは分からんもの。
「こわい」もの。

人間として、当然の感情。

その感情、快適領域を脱したその先に、新しく面白い世界が広がっています。

アロマ男子として出来る事

誰だって初めは「こわい」もの。

アロマだって初めては、「こわい」とか「メンドイ」とか「分からない」とか「やらない理由」が後押しして始められない。

いちアロマ男子としては、そんな「始めてみたいけど…」という人の背中を押す事が役割なんじゃないかなと思うのです。

せっかく興味があるなら、簡単にやってみてもいいんじゃない?って。

お金使わなくても、アロマ専門店でテスターを嗅ぐだけでもいい。

がっつりアロマクラフトとか、そんな事はしなくてもいいんです。

まずは、精油を嗅ぐ。

これだけでもアロマテラピー。

「思ってるより難しくないよ」
「そんなに高価なものを買わなくて大丈夫」
「色んな使い方が出来るよ」

そうして、興味のある人の背中を押して、一緒にアロマを楽しむ。

アロマの発信をしている、僕の役割なんじゃないかなって、思ったんです。

「興味があるけど、始めていない」
そんな人に、アロマを始めるきっかけを作っていけたら、いいなって思うんです。

もちろん、リスクや危険な事をお伝えしながら、ね。

「アロマ男子として自分の役割を考えた「機械こわい」な出来事でした。



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