19歳

 大学に入学した後に、イベント関連の仕事を始めた。スポーツの試合などの場でお客様に案内をするなどの、警備補助のような仕事である。サッカーに関しては日本代表やJリーグの試合が活動の場だった。2006年のバスケットボール世界選手権の場は刺激が強かった。2007年3月に、19歳になった。実家の家庭状況は日が経つにつれて悪化していき、父親のDVは激しくなり母親の無視も激しくなっていった。4月に、母親に家庭的な扱いを受けていなかったことを理由に、とうとう父親は勝手に家を出ていき、なんと父親の妹の家庭に逃げ込んだのである。私にとっては屈辱だった。家庭崩壊は急に進んでいき、わずか半年で父親と母親は離婚した。私は、今まで実家の家庭のために尽くしてきたのに両親は無視した。母親に関しては、私にさんざん虐待をしてきた挙句、家庭的な営みでは用済みとでも思ったのかあっさりと私を捨てたのである。その頃、私自身としては、夏に福島県でファームステイを行った。しかしその場で、私には生きる力がないと言われて悔しかった。それまでの生きた家庭が誤りだったように思えた。そうなったのは、私の親の支配のせいだと思っている。秋にはプレゼミがあったが、同じプレゼミの女子学生はかわいかった。

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