#69 車の運転と人の限界
ここ2、3年車の車事故についてニュースに取り上げられることが多くなりました。
高齢者の暴走事故
煽り運転
高速道路の逆走
飲酒運転
などなど。
平成29年度は約47万件の交通事故があり、死傷者は約3700人。
負傷者数は約58万人。
数字で見ればかなり多いことがわかります。
今日本の人口は1億2500万人いるので、0.5%ほどの確率で事故に遭うわけです。
結構、事故に遭う気がします。
特に私が危惧しているのは高齢者の運転です。
母も還暦を迎え、両親とももう若くはありません。
高齢者になればなるほど、視力や注意力が衰えるのは事実。
大事故になりかねません。
75歳までに免許を返納する約束をしています。
実際、今日父が運転中、貰い事故をしました。
相手は79歳の女性の方でした。
お互い、怪我がなく一安心でしたが、事故の原因は不注意。
ドライブレコーダーの動画を見ましたが、父に問題があるようには見えません。
お相手の言い分を聞くと、理由をつけていましたが、結局ご家族の方に怒られて100%不注意ということで納得されたようです。
車の運転は自分が事故ってしまうこともあれば、人からもらう、貰い事故もあります。
事故をしないように注意していても、事故に遭う時は遭うのです。
私も車で事故を起こしたことはあります。
スリップによる物損だったので、誰かが怪我させたわけではありませんが、結構反省しています。
運転は基本的に継続して運転すればするほど上達します。
初心者ドライバーより10年運転している人の方が上手いのは明らか。
10年運転していないペーパードライバーより、3年間継続して運転している人の方が上手でしょう。
ただ、長年運転していると油断することもあります。油断が1番危ないです。
結局、家族で見守り、誰かが止めるしかありません。これから高齢者の運転はどんどん増えます。もちろん、田舎で家族がフォローに回れない場所だと車が必要な方がいることは承知しています。
ただ、事故を起こした際の理由も、自分の不注意だと思わないことはかなりの問題だと思います。
池袋のプリウスの暴走事故と同様に、車のせい、場所のせいと他に原因を探します。
「今までと違っていたから」事故したのは、自分の不注意が原因です。
ただ、その不注意を不注意だと思わず、自分は不注意をしておらず、何かの責任に転嫁します。
必ず加齢による人の限界は来ます。その前に自分で気づき、対策を打つこと。
これは何歳になっても大事なことです。いうなるリスクヘッジです。
どこまでが限界なのか?
自分はどこまでやると失敗するのか?
普段から考えておく必要があるでしょう。
本日は大阪から鳥取までドライブしましたが、400km以上移動しました。
無事に帰れたことに感謝です。
浦富海岸!
絶景でした!
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