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#83 何かを続けるのに才能はいらない

三日坊主という言葉があります。
飽きっぽくて何事も継続して続けるのは難しいという意味ですが、
誰でも普段から起こります。
ダイエットとか、ランニングとか、仕事の細々。

ここで一度、三日坊主の語源を確認してみましょう。

「僧の修業というのは朝早くからのお勤めにはじまり、規則正しい生活を送らねばならず、また食事も粗食です。つい、衝動的に頭を丸めて坊主を志した人でもその実態に触れると並大抵の心構えではとても長続きしません。こういう人は三日も立たないうちにねをあげて俗界にもどってしまうのが常です。こうしたことから“三日坊主”という言葉が生まれました」(日本語探検隊編「言葉の不思議なぜナゾ辞典2」KKベストセラーズ)

三日坊主が悪いとは思っていません。
語源を見てみても、引き際を知っておくということは大事です。
なかなか、辛い、しんどいと思っていることは続けるのは難しいでしょう。

自分の中で引き際を決めておく。時間は有限です。
何か、頑張りたいことの中で結果を出すには
限られた時間の中で自分で選び、結果を求めることが必要になります。

・始めること
・続けること
・諦めること

なので、3日で諦めるというのは悪いことではありません。
撤退は早い方が良いです。また何か違うことでチャレンジできるので。


ただ、何かを続けることに何か才能がいるわけではありません。
イチローさんみたいなプロ野球選手になる、
一流の音楽家になる、ミシュランコックになる。
超一流の何かになるためには才能や努力が必要になります。
ただ、自分が満足し、充実するために必要でしょうか?

何かを続けるのに才能は要りません。
続けることに必要なことは唯一、好きであることだけです。
続けるコツはありますが、まずは好きになること。

これだけです。

逆はあります。続けるうちにそれが才能になることです。
私は陸上競技を始めた3年間、地区大会も抜けれず、
自分の結果に不満を持っていました。
ただ、辞めたいと思うことはなかったです。
3年間燻ったあと、少しずつ結果が出てきて、
それなりに結果が出るようになりました。

今もずっと続けていますが、自分の体験を振り返っても、
好きだから続けて、今も入れていることがとても幸せです。

人生は長期戦です。
何か自分がしたいことがあるなら、長く続けることです。
才能は要りません。
何かを好きであること。長く続けること。
好きな理由をたくさん持ちましょう。

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