今_オモウコト

今オモウコト其一

先端研究を支援する専門商社で、営業を16年、色々な先輩、お客様にあってそれでも揺るがなかったオモイ”僕と絡んだ人がいつかノーベル賞を取る!”という頑固なオモイがあった。

そんなオモイが、変わっていった経緯をお話する。

僕は、商社時代、やりたい放題、好き放題して、上司には迷惑かけていた類だ。けど、数字は稼いでいて、後輩も、先輩もいた。一言でいうと、めんどくさいタイプの稼ぐ営業マンだった。

一人で稼ぐことも経験し、次はこうあるべきだと感じ、動いた。

守秘なものは別として、もっと面白い情報を社内で共有して、もっともっと有効な情報を届けられるチーム・組織の方が楽しいに決まっていると思い始めた。そのために必要な事は、情報資産の社内での共有と、生きた情報にするためにまず必要な、ディスカッションの場や時間だ。

あるあるだと思うが、会議をすると、やれ数字、やれ案件の進捗だになりがちだ。それとは、別に議論すべきだということで、”若者会議”なるものを考え付いた。※これネーミングのセンスのひどさには僕自身もびっくりしているが、今はスルーしてほしい。

具体的には、数字に縛られずに、ざっくばらんに、自分が面白い、気になると思った情報を共有し、ブラッシュアップする、その中で仮説や検証していくという会議だ。普通と思われるかもしれないが、これ、上場していた企業の話で、実際にできていなかったというのが事実。

結論から言うと、同僚たちは、僕(僕ら)の熱意に引かれ、やろう!ってなってたんだと思ってましたが、上司に拒否された。

その時の自分は、気持ちが伝わらない無力さを感じるよりは、組織のせいにしていたと思う。

一言でいうと、自分のことを顧みるより、他人や環境のせいにしていたんだなっと、今は反省しないとと思うが、その当時はなんか、必死。。

その時、僕自身、変わらないことに苛立ちがあり、変わりたいと思った。


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