自分は「好き」と「嫌い」でできている

2020年6月17日 16:29

自分の個性ってなんだろう。一度は悩むことがあるかもしれない。

根っからずば抜けて人と変わった部分を持っていたら、自分がどんな人なのか自分でも分かる。

でもつい人に合わせてしまったり、気を遣ってしまう私は自分のことがよく分からなくて。

結構な時間、「自分ってなんなんだろう」と頭の中をぐるぐるとさせていた。

大人になってからも、仕事柄「個性が大事だよ」と言われることが多かった。でも個性とは何なのか、どうしたらいいのか、教えてくれる人はなかなかいなかった。

だんだん個性に縛られ過ぎて、「こんなキャラでいなくちゃ」とか「何か始めなくちゃ」と無理するようになった。

そんなことをしていたら、本来の自分から離れてしまった気がした。

自分に対して個性を求めすぎて、逆に個性を潰してしまっていたのだと思う。

すこし時間が経って最近気づいた。
個性とは「人から見て自分がどう映っているか」ということなのだと。

だからわざわざ意識してまで、個性を持とうとしなくていいと思った。

それよりも、自分の好きなものと嫌いなものを見つけておくといい。

自分がどんな人間であるか、知るために。

好きなものと嫌いなものが分かると、とても身軽だ。人に自分のことを分かってもらいやすくなる。それが結局人が言う「個性」というものになるのかもしれない。

好きなもの…
お気に入りのカバンでもいいし、雰囲気が好きなお店でもいい。

嫌いなもの…
イヤだなと思った言葉でも、誰かの行動でもいい。

「いいな」と「イヤだな」に対して心を素直に向けていこう。

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