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ビジネスアイデアの「フレームワーク」とは??

スタートアップのビジネスアイデアにはいくつかの型がある。スタートアップにとって大事なことは、こうした型を知った上で、起業家それぞれが持つ知見や仮説と照らし合わせて、誰もまだ発見していない領域に光を当て独自性を追求していくことだ。

代表的なフレームワークは大きく10個ある。

1. 中間プロセスの排除
2. バンドルを解いて最適化する
3. バラバラな情報の集約
4. 休眠資産の活用
5. 戦略的自由度
6. 新しいコンビネーション
7. タイムマシン
8. アービトラージ(鞘取り)
9. ローエンド型破壊
10. サービス化する

1. 中間プロセスの排除

中間マージンを得ている企業を飛ばしてビジネスを再構築するアイデアのこと。

2. バンドルを解いて最適化する

あらゆる機能が一つのサービスに束ねられすぎてユーザー価値が届きにくくなっているものを、一度バラバラにして価値提案を明確にして提供するアイデアのこと。

3. バラバラな情報の集約

散らばった情報や機能を一つの場所に集約することによって価値を提供するアイデアのこと。

4. 休眠資産の活用

使われていない資産を活用して売り上げを発生させるアイデアのこと。

5. 戦略的自由度

既存の枠からあえて外れることで今までにない価値提案が可能になるアイデアのこと。

6. 新しいコンビネーション

全く違う領域で活用されていたサービスを組み合わせて価値を提供するアイデアのこと。

7. タイムマシン

別の市場で検証済みのビジネスモデルや製品を、他の市場に持ち込むアイデアのこと。

8. アービトラージ(鞘取り)

供給不足の市場に、供給過多の市場からリソースを持ってくるアイデアのこと。

9. ローエンド型破壊

既存製品の性能が過剰に高まり、多くの顧客が求める水準を超えている状態で、過剰な部分を削ぎ落とし安価な製品を提供するアイデアのこと。

10. サービス化する

製品を売って終わり、という発想から脱して、製品の利用券を定額で貸し出すサービスにするアイデアのこと。サブスクリプション化ともいう。


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