元の性格、忘れていませんか？

今「生きづらさ」を感じている方。

「あなたの性格は？」と言われて、すぐ答えられますか？

今回は、元々のあなたの性格を把握して、生きづらさをほんの少しでも減らそうというお話です。

「もともとの性格」と「特性から影響された性格」は違う

冒頭の質問を、もう一度。


✅あなたの性格は？

謙虚、自発的、注意深い、ポジティブ、素直、短気、なまいき、暗い、わがまま、のんびり、マイペース……

「性格」と言っても、いろいろありますね。

それでは、もう一問。

✅あなたの幼少期の性格は？

一問目と「性格」が違うという方、いませんでしたか？

「違う！」という方、もしかしたらあなたの持つ特性や障害が、気づかない内にあなた本来の性格を変えてしまっていたかもしれません。

自分の今の性格を作った特性や原因を切り離して考え、本来の自分の性格を思い出すことで、少し生きるのが楽になると思います。

例えば……

✔︎例①

○今の性格…暗い

○特性…不注意しやすい

○今の性格の原因…
学校や会社でミスばかりするから謝ってばかり

○本来の性格…陽気

✔︎例②

○今の性格…怒りっぽい

○特性…不器用

○今の性格の原因…
いつも上司が仕事の遅さを注意してくるからイライラする

○本来の性格…おだやか

などなど。

無自覚に本来の性格と異なる性格を続けることは、仮面をずっとつけ続けて別の自分を演じ続けているいるようなものです。

自覚がなかった方は、「元々の性格をこの人なら出していけそう」と思った人の前で、少しづつ出していけたら楽になるのでは、と思います。

もちろん、（自分を良く知る人/知らない人）（現実/ネット）など考えるかと思いますが、誰でもどちらでも、自分の思った人でいいです。

忘れていた性格を思い出して

私かえりんは、元々「やんちゃ」でした。

自分の場面緘黙症の特性が出てしまい、幼稚園では一言も話さず表情もほぼない子供だったのですが、家ではとにかく話す、いたずらもする元気な子供だったのです。

それがいつの間にか、自分の特性で話さない時間が増え、人に迷惑をかけないように謝りながら生きていたら「おとなしい人」という目で見られるようになりました。

小学校高学年になり、学校では場面緘黙症の症状が出なくなり、友達と話せるようになったら話すと面白い「不思議ちゃん」に変化していました。

そして高校に入り、生きづらさから統合失調症の状態になった後はまた「おとなしい人」に……

この間、まったく「やんちゃ」な性格は出てきてないんですね。

いかに「性格」が自分の特性から影響を受けているものであるか参考になれば、と思います。

いまでは自分の元々の性格を把握したうえで、家の中で旦那に思うこと言って「やんちゃ」させてもらっているので、だいぶ楽になりました。

まとめ

ということで、本来の「性格」を思い出すと、少し楽になれるかもしれません。というお話でした。
あなたにも本来の自分が出せる、心落ち着く場所が見つかります様に！

自分の元々の「性格」を
思い出してみよう！
生きるのが少し楽になるかも。

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