ドラマ「silent」
今話題の恋愛ドラマ「silent」。
観るつもりはなかったのに観ているのは、脚本が“生方美久さん”と知ったから。
前回の「フジテレビヤングシナリオ大賞」の大賞受賞者です。
その作品『踊り場にて』が昨年11月に大賞を受賞し、その後、映像化され、年明けにテレビで放映されました。
プロバレエダンサーの夢を諦め、高校で国語教師として働く主人公が、同じように夢を諦めかけている生徒たちと関わり、自分を見つめ直していく物語です。
そのドラマのワンシーン。
主人公が(瀧本美織さんが演じていらっしゃいました)これが最後と挑んだコンクールに落選。落葉の積もる公園で、泣きながら足でアンドゥトロワを描く、とパッと落葉が舞って…。
それがとても素敵で、すぐにできた俳句がこちら↓
『えっ⁉︎ついこの前、公募作品で賞を獲ったばかりの新人さんが、もうゴールデンで連ドラ書いちゃうの???』
驚きです。
何というシンデレラストーリー
という訳で、これは観てみたい!と思ったのでした。
連ドラデビュー作どころか、「出品作以外は一度も書いたことがない」という新人に、よくまあ託したなあと。
しかも凄い話題で、第一話からツイッターの世界トレンド1位にランクイン。見逃し配信が、ドラマの最多再生記録を持つと言われる『ミステリと言う勿れ』の約145万再生を大きく上回り、2日間で160万再生を突破。韓国での配信も決まったとか。
内容は、ひたすら一途な切ない純恋。昭和の恋みたい(笑)
一途な思いほど人の心を打つものはないと、改めて思います。
前回の2話で昭和のおばさん(私)がびっくりしたシーンがありました。
主人公想君が聴覚を失いつつある中、恋人紬ちゃんのことを想って【好きな人がいる、別れたい】とラインを打つんですよ。そこで高校時代からのこの恋は終わるんですけど、私は昭和的に、好きなのに自分に嘘をついて相手にも嘘をついて別れた、と思ったんです。
ところがですよ。紬ちゃんが「好きな人いる?」と聞いたら、なんと想君がサッと紬ちゃんを指差したんですよ!!!???
あなたが好きだから悲しませたくないから別れます、だったんですよ。相手にも自分にも嘘を言ってない。昭和のおばさん、ぶっ飛びました!(笑)。
詳細場面がコチラ↓
紬「でも、好きな人できたってライン」
首を横に振る想
紬「送ったでしょ、好きな人できたって。別れようって」
文字を打つ想
そして、『好きな人がいる、って送った』という文字を見せる
紬「いる?」
サッと紬を指差しす想
驚く紬に、『悲しませたくなかった』と打つ想
泣く紬
泣き顔ながらも笑って『このこと知ったら、そうやって泣くと思ったから』と文字を打って見せる想
もっと大泣きする紬
紬「フラれて泣いたし。今よりもっと泣いたし。」
想文字を打つ『今は、青羽のこと泣かせない優しい人がいるの?』
紬笑って「うん、いるよ。今度、会ってよ」
想拒否の仕草を見せる
紬「なんでよ、会ってよ」
続く…
昭和って、「22才の別れ」や「あずさ2号」なんて歌が大ヒットしていた時代。暗い、ジメジメ…は、社会にも浸透し、個々の恋愛にも潜在意識レベルで影を落としていたと思います。そんな時代でもありました。
平成の方々がどう感じたかわかりませんが、昭和おばさんには衝撃でした〜(笑)
脱線しましたが、人それぞれいろんな見方があり、それが面白いのが映像。誰にも一度はあったような学生時代の純愛が描かれていて、平成、昭和問わず楽しめるのではないかと思います(笑)
明日3話目。
川口春奈さんは、先日朝ドラのロケで一日ご一緒したので親近感もあり(笑)
世田谷代田駅、下北沢界隈、渋谷のタワーレコード…そこにも親近感あり(笑)
・新人大抜擢に驚き
・素人新人を連ドラに起用した制作側の思い切りに驚き
・結果を出していることに驚き
三大いや、何大もの驚き…
サクセスストーリー…
着眼点が普通の方と違うかもしれませんが、おばさん応援しながら観させていただきます!^^
PS
ありがとうございます🙏
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