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もう二度と送らないと決めていたファンレター、撤回した3日前


字を書くという何気ない行為に緊張した



3日前、人生で二度目のファンレターを書いて
ポストインしてきた。

きっかけは↓


映画でもドラマでもテレビでも
心を動かされると感想を書かずにはいられない性分。

高見沢さんが紡ぐ作風が好み かつ 読後感が良かったことと
13年ぶりに小説を最後まで読み切れた達成感が相まって
一応下書きしたのち、一気に夢中で感想と感謝を込めた文章を書き上げることができた

と思う。


【 セレクトした便箋 】

お気に入りの しずく デザイン



【 こんなこと綴りました 】

はじめまして
今回お手紙を書こうと思ったきっかけは
『秘める恋、守る愛』を読み、
どうしても感想をお伝えしたかったからです。

今年THE ALFEEのみなさまにハマり、
たくさんの楽曲を聴く中で 高見沢さんの作詞に
ひかれるようになり、
その流れでこの小説を手に取りました。

私は普段小説を読む習慣がなく
スマホで見知らぬ人々のリアルタイムな言葉を
読むのに毎日夢中でした。


でも一旦スマホを置いて、
二日間かけて高見澤さんがつむぐ物語に
没入し、
とても有意義な一時を過ごすことができました。

物語の中の夫婦仲が冷え切った両親、
まさに私の親を見ているようで
世代も一緒(父はALFEEさんと同世代です)
そんな両親に色々と思う娘の気持ちに
激しく共感を覚える場面がありました。

またドイツ旅を疑似体験しているような気持ちになったり、ソーセージが食べたくなったり、
3人それぞれの心の動きがほろ苦くもあり
でも最後には和やかな幕の閉じ方が
好みの作風でした。


そして作中のセリフに出てきた楽曲たちを
Amazon Musicで探したら
全て配信されていたので プレイリストを作成し、
読後 余韻に浸りながら
一気に知らない時代の音楽に触れられて
楽しかったです。

文庫の特典として付属していた
ノスタルジックな建築物写真&サインカード
素敵でした。

小説を読むきっかけ、楽しみを与えていただき
ありがとうございます。
引き続き活動を楽しみにしております。

大好きです。

○○←自分の名前



購入して読みましたということを伝える一枚、
カメラのキタムラで現像して封入


以上 便箋3枚 使用してなるべく簡潔に綴った。



振り返れば一度目、人生で初めてのファンレターは中学生の時に観た『うぬぼれ刑事』でバーテンダー役をされていた少路勇介さんを好きになり、
それがきっかけで初めて綴ったことを覚えてる。

13年前の私は一体何を書いたのか
失礼な表現をしてしまってたんじゃないか、
内容が記憶にないからこそ恥ずかしすぎて
そういう気持ちに耐えられないので
もう二度とファンレターは出さないと心に決めていた。

はず、だったのに、
無性にファンレター書きたい!
どうしても小説の感想をお伝えしたい!と強く思い、
即 行動に移したのが令和5年、2023年、3日前。


即行動に移せたのは よく目に、耳にする
『推しは推せる時に推せ!』が
頭の片隅にあったからかもしれない。

この溢れ出る思いを伝えたいと思い立ち
せっかく事務所がファンレター受付住所を公開していて その窓口が開かれているならば、
やはり言葉にして伝えるべきだなと
心の底から素直に思えた。


本当にちゃんとご本人の手元に届くのか
読んでいただけるのかは分からないけれど、
ファンレターを送るって基本的に一方通行で自己満足な行為でもあると思うから
淡〜くでも思いが伝わればいいなぁと
未だどこか ほやほやした気持ちで願ってる…✨

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