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リスタート

できるの?
あなたに、それが。

できるんだよ、これから。

今まで続けてきた「●●会社に勤めている●●さん」という名札📛を外して。

私は今、12年に一度の幸運期を迎えている。

この記事を書いた頃は、一度は失った仕事への情熱が再び戻ってきていることを感じていた。

与えられている仕事をこなし、組織への忠誠を誓うことで、働くことへの充実感を取り戻し始めていた。

それだけでよかったんじゃないか?

しかし、取り戻す時間が増えれば増えるほど、心は疲弊するばかりだった。
組織の一員としてお役に立てること、達成感を得られることよりも、まだ棚上げされている部内の面倒な課題達を片付けてもらいたい、という要求のほうが強かった。
与える側は、そうすることで私のモチベーションが上がることを期待していたのかもしれない。

だが、それは重圧でしか無かった。

例えば一見つまらないと思える仕事でも、創意工夫で楽しくこなしていくことは可能である。
だが「好きな仕事ばかりやってられないんだよ」という言葉と共に押し付けられてしまうと、純粋に仕事を楽しむ気持ちはなくなり、恐さが先立ってしまうのだ。

それはワクワクの正反対、モヤモヤな気持ちを抱えることになる。

12年に一度の話に戻るが、占い師の石井ゆかりさんの言葉を借りると今年の牡羊座は「耕耘期」だと表現している。

耕された更地にはタネが蒔かれている。
それはやがて芽が出てきて、収穫を迎える。

今は真っ平らな何もない世界。

私は今、何にもない世界に立ちすくんでいる。

心にあふれているのは、とてつもない緊張感と先が全く見えない不安。

でも、新しい世界の扉を開ける瞬間のドキドキワクワクした思い。

これは私の夢の扉。

普通の会社員として生きる道を選んだあの時から、私は夢の扉に鍵をかけた。
そして、会社に所属し、その肩書きの中で生きることが私の幸せなのだ、と言い聞かせてきた。

亭主関白だった父親の影響もあったと思う。

「女が頑張ったって、男のように出世はできない」

言葉は人に影響を与える。
「夢はあきらめるためにあるのか、叶えるためにあるのか」わからなくなった。

ただ、仕事と家事と育児に追われていた時期は、それが「私の幸せの形」だった。

自分のことよりも家族や仕事を大切にした。
これを優先させることで生活は守られてきた。
とにかく自分を犠牲にしてでも大切な場所を守ってきた。

一方で、嫁姑関係は芳しくなかったが、孫の面倒をみてくれて、可愛がってくれた。

だから私は正社員として働き続けられた、とも言える。

感謝である。

やがて娘達は大きくなり、時代は出社スタイルから在宅勤務へと移行した。

自分の時間が増え始めた。

与えられた仕事と自分の役割をこなし、従事することだけが幸せの形ではなくなってきた。

自宅に居ながら仕事に従事する時間に縛られることへの閉塞感があった。

やがて、今までのような物理的な豊かさから、心の豊かさを求め始めている自分がそこにいた。


あきらめなければ夢は実現する、は本当。

私は夢の扉の鍵🗝を開けた。

あとは叶えるだけ。

どんな選択肢を選んでも、幸せであることに間違いない。幸せであることは決まっているから。

だから大丈夫、と、これからの自分に毎日言い聞かせていこう。

ありがとうは魔法の呪文、という言葉をポケットに詰めて。

今日もありがとうございます🙏

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