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フィロソフィーのダンス新メンバーオーディション

推しグループ・フィロソフィーのダンスから大好きなメンバーが卒業するとのお知らせが来たのは
もう半年以上前になってしまうのか。

以前の記事にもそのことについて書いたのでその部分は割愛するが
びっくりしたのが、その後の「新メンバーオーディション」の選出をメンバー自ら参加し、
その様子を私たちファンにもYouTubeを通して見せてくれることだった。

大好きなメンバー卒業、ましてグループのタイプ的に結婚してもママになっても続けてくれるんじゃないかと
期待してしまうようなアイドルだっただけに
ホントの本気で卒業なんて考えられなかったタイミングでの卒業だったので
新メンバーオーディションを見るだなんて、受け入れられるかな…と心臓をバクバクにしながら動画をクリックした。

そこには大手アイドルグループ出身の女の子や、ずっとアイドルを目指していたけど年齢的にもうあきらめようとしていた女の子、
アイドルよりアーティスト路線の子、なんだか特別な魅力がある子、
自信満々な子、自分に自信が無い子。
あらゆる女の子たちが溢れていた。

誰が一番いいかなんてわからなかった。
少なくともはすの代わりなんて絶対見つけられないし、唯一無二だし。
勿論、はすの代わりを探してるわけでもないのはわかってたし。
すっごく正直なことを言えば、あの子とあの子が入ればいいなあなんて思いはあるけど
だからって他の子だったら最低~!なんて思うようなことはなくて
多分、フィロのスのオーディション(年齢制限なし)だからこそ集まったざっくばらんな顔ぶれにワクワクしたし
この子が入ったらこんな感じになるのかな?
この子だとファン層がまた変わるのかな?
なんて思ったりした。

私は生粋のアイドルオタクだ。
すっごく正直なことを言うと、同性であってもやっぱりかわいい子が良い。
ステージを見ていてキュンとする子がいい。

だから、自分の中で「この子がいい!」はある。

だけど、なんだかふと、なんで私ってフィロソフィーのダンスにハマったんだっけ?と思い返した。
前回の記事ではぼやかしたが、実際私が彼女たちを知ることになるきっかけになったのはDa-iCEの工藤大輝さんが
すごい勢いで「フィロソフィーのダンスは本当にいい!!」と語っていたからだった。
その勢いにのったのは、工藤さんの作る楽曲のセンスが好きすぎたからだった。

そんなに言うなら…と動画を見たのが3年前だっけ。
酒飲みながらライブライフの動画見てさ、泣いちゃって。
それですぐにチケットとってライブに行って。
そしたらさ、楽曲の良さはもちろんなんだけど
それを追い越すくらいのメンバーの熱がすごくって。
すっごい美少女のグループとかって他にあるんだと思う、思うけど、4人の女の子の小さいからだから溢れる情熱が
びっくりするくらい全身に伝わってきて、私は汗と熱気にやられて、帰りに餃子の王将で機嫌よくビール飲みまくっちゃって。

私が長年(20年以上)追っているアイドルは、泣かないグループで。
ファンが泣いてても泣かないグループだった。
解散の時に声が震えてても涙は流さないグループだった。
それが好きで、大好きだった。

だけどフィロのスは(特にマリリは)熱情に任せて体から溢れてくる涙を瞼から自然に流していた。
そういう、あたたかい…というよりももっと熱いものに溢れた彼女たちにとてつもない新鮮さを感じて一気にハマった。
例えば悲しいことがなくても、会場全体の愛情があふれた時にそれを私たちも感じることができて
メンバーも多分感じていて、そういう目に見えないすんごいものが溢れてて
泣かないアイドルも素敵だけど、溢れる愛を感じて一緒に泣いてくれるアイドルも最高だなって
それが、アイドル個人の満足度で泣いてんじゃなくて、
この会場全体の雰囲気で涙流してくれる
すんごい愛情を感じてくれる人たちで
その思いを歌声でまた、返してくれて。

そんな魅力を思い返していたら、結局新メンバーに求めるものも同じで
「自分だけが目立ちたい」という子よりも
「メンバーもファンも一緒に、ライブ会場が愛でいっぱいになることを望んでくれる子」が理想だな、と思うようになった。
メンバーが、スタッフさんが、(加茂さんが)誰を選ぶのか、今の私にはわからない。

だけど、今の私は思う。
どんな生い立ちでもいい。
どんな過去があってもいい。
だけど、ステージに立った時ハッピーを感じられる子がいい。
そして愛を感じられる子がいい。
もしもあなたがファンを愛してくれるなら、私たちも愛をたくさん送りたい。

私は頭がわるいから、哲学のこと正直深くはわからない。
だけど少なくとも、フィロソフィーのダンスは、愛のグループだということだけはわかるのだ。





私たちの愛した十束おとはは、
今月卒業する。
間違いなく溢れるであろう愛を、
私は最後の日まで精一杯受け止めたい。

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