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傷ついた心を知る①「私を見捨てないで」

あなたは「生きづらさ」を感じますか?

何をもって生きづらいと思うかも、感じ方も人それぞれです。

だから、これに関しては人と比較できるものではありません。

でもね、共通して言えるのは


あなたは「傷ついている」ということです。

それはあなたが弱いわけでも誰かが強いわけでもありません。

自分の感情はどこからくるのか、

そんな心のしくみが少しでも見えてくると
あなた自身の傷に気づき、
心を癒してあげるためのヒントになるかもしれません。





誰もが抱える「見捨てられ不安」


見捨てられたらどうしよう。
この先一人で生きていけない。

人は誰もが依存時代を生きぬいて大人になります。

一人っきりで生きてきたと言い張る人にも、
産んでくれた、育ててくれた存在がいたはずです。

そんな、自分を生かしてくれる存在から
見捨てられるようなことがあっては生存の危機!

だからこそ、「見捨てられ不安」は
誰もが根底にもっている感情だといえます。

人は孤独では生きていけない。

あなたもそう。

みんな不安なんです。



幼少時代を振り返ってみる


あなたはどんな場面で不安を感じましたか?


・幼稚園に預けられる
・お迎えになかなか来てくれない
・迷子になった
・家で一人ぼっちにされた
・兄弟姉妹が増えた
・家族関係が変わった

絶対的存在が目に見える範囲にいなくなったり
知らない人が突然目の前にあらわれたりする。。

とたんに泣き出す子供の心理がそれです。



不安を安心に変えてくれるのは…


見捨てられ不安を感じ、
養育者の後を離れなかったり、泣きわめいたり、
辛く孤独で寂しい気持ちになったり、、


そんな反応を示していても、


・お迎えに来てくれた
・見つけてくれた
・家に帰ってきてくれた
・自分にも目を向けてくれた

こういった親からの行為で、
あなたは心底ほっとして、安心感に満たされるはずです。


大人になったいまもそう。

安心を脅かされる状況で
何かに集中しなさいと言われてもむずかしいですよね。

不安のままじゃ、どこでなにをするにも怖いです。


「どうか私を見捨てないで」


そんな想いはとても自然で誰もが持つもの。


あなたにとって、
安心安全の居場所はありますか?

それはどこにありますか?

それは誰といるときですか?

すぐそばにありますか?


あなたがどんな状況になっても
ここは安心安全だから大丈夫だと思える居場所を。

まずはあなた自身に、
安心安全を確保してあげてください。







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