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Yahoo!ショッピングの販売価格設定を間違えてしまい、大幅値下げ状態の商品を大量注文されちゃった!お店の都合でキャンセルできるの?

Yahoo!ショッピングに限らず、ネットショップ運営でありがちな(いや、あってはならないのですが)ミスとして、価格設定を間違えてしまった!という恐ろしいトラブルに直面する恐れもあります。

たかが、一桁削れてしまっただけで、10万円が1万円になってしまうこともあるのですが、そんなものが売れてしまったら身の毛がよだつような恐怖に見舞われますよね。

恐ろしいことに、手書きだったり目の前に商品が並んでいて物理的に値札が存在していれば異常にも気が付きやすいのですが、EC(ネットショップ)になるとデータですのでなかなか気が付かない。いや気が付けない。

CSVデータの一括処理なんかも1行ずれただけで、正しい情報としては成立しなくなりますが、インポートの際は何食わぬ顔で取り込んでくれることもあります。だから気が付けないのです。


常識的な範囲を超えた値下げなどあきらかな価格ミスがあった場合、ほとんどは事情を説明し、懇切丁寧にお詫びをすれば、キャンセルさせてもらえますが、面倒なクレーマーに買われると本当は10万円が正しい市場価格なのに1万円の誤表記につけこんで、この値段で売れやと駄々をこねる輩もおられます。

今回のお話はそれをできるだけ回避するためのお話ですが、これはもう業界の方針として、このような誤表記は毅然とした態度で「ごめんなさい、間違いでした」とそれでおしまい。それでも駄々こねる輩は相手にしない。強気で行っていただきたいと考えています。クレームが面倒だからといって対応してしまうと、悪しき前例となってしまいます。

法的にはどうなのか?

この件について書かれているとてもわかりやすい記事がありましたのでシェアします。

売買契約が成立したか?がひとつのポイントになります。
Yahoo!ショッピングに出店されている方ならご存じだと思いますが、ここでYahoo!ショッピングの注文フローをご案内します。

注文処理の流れ

注目すべきポイントはここです。

自動送信と手動送信がある。

Yahoo!ショッピングで商品を注文すると、自動で「注文確認メール」が送信されます。これは注文直後に発信されるものですが、あくまでこういう注文がありました。という確認のメールです。お客様からすると注文受け付けてくれたと混同しがちですが、あくまでも注文があった(=成立したとは言ってない)という確認です。

その後ストア様が注文内容を確認して、実在庫状況だとか価格に異常が無いかを確認の上、手動で「注文承諾メール」を送信するわけです。ですので、この承諾メールの来るタイミングで結構ストア様によってまちまちだったりします。

売買契約が成立したとみなされるのは、この注文承諾メールの段階です。お店側が承りましたよ。とメールを送信したわけですので、ここに至る前に問題に気が付かねばなりません。

ですので一つのポイントとしては、この注文承諾メールを送ったか送らないかとなります。注文承諾メールを送ってなければ、「注文は成立していない」と、どんどん強気でいっちゃってください!


ところが、件数が多かったり、一元管理システムなどでチェックをすり抜けて注文承諾メールが送信された場合、厄介なことになります。もちろん各システムともに、そういった事故が起きないような工夫がされているかと思いますが、二重三重のチェック機構を備えておくことはとても大事なリスク回避術となります。

エラー商品サーチなら価格の異常もチェックできます。

エラー商品サーチなら全商品をスキャンして異常な価格の商品も検知してくれます。

毎日巡回調査してくれます。

また、価格だけの調査で良い!という場合でも、毎日定時チェックシステムの開発も承っております。お気軽にご相談ください!

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