Yahoo!ショッピングの「おすすめ順」優良配送優先とそうではない(無印)結果はどれだけ違うの?検索順位 調査結果報告 SEO対策
皆様ご存じの通りYahoo!ショッピングの検索結果は、まず初期設定で「おすすめ順+優良配送優先」の商品表示順となります。
「おすすめ順」には「優良配送優先」と何もつかない「無印」(便宜上そう呼びます)の2種類があり、その名の通り、「優良配送優先」が付く「優良配送に対応している商品」が優先的に上位表示される仕組みとなっています。
ですので、優良配送認定されるようサービス展開していくことが、上位表示させて有利な集客につなげる必勝法ですので頑張って目指しましょう!と申し上げたいのですが、そんな簡単な話じゃないよ!と思われているストア様も少なくないかもしれません。
そこで、無印と優良配送優先、実際にどれだけ順位が違うのだろうか?という疑問にお答えすべく、アルゴノーツ株式会社の検索順位調査ツール通称けんちょProを使って調査してみました。
Yahoo!ショッピング検索順位調査ツール通称「けんちょ」なら検索結果をデータ化できる。
さて、みなさんがご覧になっているYahoo!ショッピング検索結果(PC版)はこのようになっているかと思います。
このように、というのは、商品画像があって、商品名が少しあって、色々アイコンとかあって…という情報ですね。買い手目線で必要な情報が揃っています。
ですが、売り手側からすると、競合分析や状況調査をするためにはもっと整理された情報が必要だと思います。
そこで、Yahoo!ショッピング検索順位調査ツール 通称「けんちょPro」を使うとこのように表形式(CSVファイル)で出力することが可能です。
このデータをアルゴノーツ株式会社では素材データと呼んでいます。これらを紐づけたり、分解したりして、有益な情報を見つけ出すことがYahoo!ショッピング検索順位調査ツール 通称「けんちょ」では出来るのですが、今回は、おすすめ順の優良配送優先と無印の素材データを比較して、同じキーワードでも優良配送が付くことでどれだけ順位が変わるのか調べました。
商品コードでそれぞれの順位を紐づければ一発
当然ながら優良配送優先じゃないとランクダウンする。
例えば、優良配送対応していないこちらの商品は、無印のおすすめ順なら5位ですが、優良配送優先になると83位まで下がっていました。
たった一例ですが、上位300商品を集計した結果がこちらです。
おすすめ順(無印)の順位をベースに、優良配送優先の順位を紐づけると、優良配送対応している商品の中で151商品、順位が上がったことがわかります。
調査時、優良判定査定中だったのか判定データが取れないものは「不明」としています。概ねこれは「対応していない」の部類に入ります。
間違いなく言えるのが、対応していないものや不明なものは、絶対に上昇はしていない。ということです。
対応しているのに、ランクダウンや脱落(300位以下)した商品もありますが、これは検索結果は相対評価で決まるので、上昇した151商品に押し出された商品となります。
単純に上がったか下がったかの判定をしていますので、15位→16位でも、1位→100位でもランクダウンした商品としてカウントされます。
平均データを見る
では上昇した商品たちの平均を見てみます。
平均は56位ほど上昇し、一番伸びたのは130位アップ(291位→191位)、最小値は1位(3位→2位)です。
逆に下がった商品たちの平均は
平均で-46位下降し、最もランクダウンしたのが-62位(180位→251位)、最小値は-1位(15位→16位)
上位に行けば行くほど振り幅が少ないケースが多いです。
逆に200位台だと100位台前半まで一気にぶちあがるぐらいのパワーがあったりしますが、70位前後だと良くて20~30位、30位台ぐらいまで上り詰めるとみんな優良配送対応だったりするので大した差は無くなるようです。
けんちょProを使うと、こんな調査もできますのでぜひご利用ください!
実は優良配送「対応できる」のに「設定出来ていない」ストア様もいる。
もちろん、嘘や無理のある対応はやってはいけませんが、ちゃんと設定を見直せば、優良配送対応にできる場合があります。
きちんと設定できているがぜひアルゴノーツにご相談ください。豊富なノウハウでサポートさせていただいております。