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ディズニーCEOが実践する10の原則 感想

こんにちは。スーです。

今回はディズニーCEOが実践する10の原則という本を読んだので、生意気にもその書評をさせていただこうと思います。

まず、この本は皆さんご存じのウォルト・ディズニー・カンパニー8代目CEOであるロバート・アイガー氏が書いた自叙伝になります。

本編が始まる前にタイトルにもある通りロバート・アイガー氏がキャリアを通して学んだ真のリーダーシップに必要な10の原則が書いてあります。実際に書いていこうと思います。

1.前向きであること
2.勇気を持つこと
3.集中すること
4.決断すること
5.好奇心を持つこと
6.公平であること
7.思慮深いこと
8.自然体であること
9.常に最高を追求すること
10.誠実であること

以上が真のリーダーシップに必要な10の原則であると述べています。間違いないですよね(笑)

そして本編中に、ロバート・アイガー氏が体験した苦労やディズニーのCEOになるまでに大変だったことなどがつづられています。全14章の構成になっており、前半の7章がディズニーのCEOになるまでのエピソードがつづられていて、後半の7章がディズニーのCEOになってからのエピソードがつづられています。

詳しく書いていくと、まずこのロバート・アイガー氏は出身がロングアイランドという労働者階級の住むオーシャンサイドという比較的小さい町に生まれて比較的貧乏な家庭に生まれたのだと言います。そんな街から成果中で有名なディズニーのCEOになるなんてすごすぎませんか!(笑)

僕は、言い方はあまりよろしくないかもしれませんが、もとからあまりすごくない人がどうやって成功を収めたのかを知りたかったので、この本を買ったという理由も述べておきます。

ロバート・アイガー氏は前半の部分でCEOになるまでに大切なことはすべて3人のメンターから学んだと述べています。

その3人が一番最初に入社したABCというテレビ局での上司だったルーン・アーリッジ、ABCを買収したキャピタルパートナーズのCEOであったトム&ダン、そして最後はディズニー前CEOのマイケル・アイズナーの3人です。

ルーン・アーリッジからは「完璧へのあくなき追及」「思いやり」を、トム&ダンからは「自然体でいること」「誠実さ」「信頼の大切さ」を学び、マイケル・アイズナーからは「勇気」「前向きさ」を学んだと述べています。

以上の3人から学んだことを活かして後半の7章では、ロバート・アイガー氏が実際にCEOになってからの出来事が書かれています。

このロバート・アイガー氏がディズニーのCEOになってから実際にやったこととして「ピクサー買収」「マーベル買収」「スター・ウォーズ継承」「20世紀フォックスの買収」と多くの企業の買収に成功しています。これまでのディズニーでは、エンターテインメントとして勝てないと考えて様々な企業の文化とプロダクト、人材を合体させてイノベーションを起こしました。これらのことを成し遂げるために重要だったのが先ほど述べた10の原則だということです。

とても面白かったので、ぜひ手に取ってみてください。

以上のことを読んで自分はまず自分が信頼できるメンターとそこから学べることは何かないかを探すことから始めようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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