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いま世界が取り組むもの(SDGs思考 書評)

こんにちは。スーです。

今回はSDGs思考という本を読んだので、その本の書評をしていきたいと思います。

この本は、単なるSDGsの説明が書かれただけでなく、SDGsがビジネスとどう関係しているのか?どのようにして経営にSDGsを組み込めばいいのか?その思考法が書かれている本です。

内容に入っていくと全部で7章に分かれています。

第1章 2030年のその先へ 17の目標を超えて目指す世界
第2章 今なぜSDGsに取り組むべきなのか?
第3章 SDGsを経営に実装するための思考法
第4章 ESGの潮流
第5章 SDGsの視点から見る気候変動
第6章 ビジネスと人権という新しい考え方と責任ある企業行動
第7章 SDGs実現に向けたダイバーシティ&インクルージョン

その中でも今回は第1章をまとめていきたいと思います。

第1章 2030年のその先へ 17の目標を超えて目指す世界

人類は力は弱いのに生物界の頂点に君臨しています。その理由として、教育という概念があったからだと言われています。

教育という概念があり、人類はその教育により生存戦略をたどってきました。しかし、そのうち生存戦略は教育から戦争へと変わっていきました。その戦争での生存戦略では誰も得をしないということが分かったので、今現在は共存という生存戦略をとっています

その「共存」にSDGsが深く関係しています。

SDGsが目指すのは格差のない社会なのです。

その格差のない社会を作るために企業がSDGsの実現に取り組んでいるのです。

なんでSDGsがビジネスで大事なのかというと理由は3つあります。

一つ目がSDGsが大きな機会を創出するからです。どうしてかというと、SDGsは今後2030年までに向けた未来予想図です。そのためそのSDGs実現のために多くの資金が投じられるわけです。その資金は5~7兆ドルと言われています。日本円にすると730兆円ほどでしょうか。日本の国家予算が約300兆円と言われているのでものすごい額だということは一目瞭然だと思います。

そのためにSDGsが新しい市場を創出するのです。

二つ目の理由がSDGsによってリスクを最小化できるからです。SDGsが示唆する気候変動への対策や人権尊重のための方向性は企業にとって、自らが生み出す社会的インパクトを最小化するとともに自らに対するリスクも最小化する大きなヒントとなりえるからです。

三つ目は、SDGsが経済活動の土台を形成するからです。俯瞰的な観点で経済活動を見ると、土台として地球環境があり、その上に社会が成り立っています。そして、社会の安定を前提として、企業の活動が成立するのです。

なので、SDGsが経済活動の土台を形成するのです。

以上が第1章のまとめになります。

どうして、SDGsに取り組むべきなのかわかったところで、どうやってSDGsに取り組めばいいのかを次は解説していこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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