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プレゼンがうまい人の図解思考の技術 書評

こんにちは。スーです。

今回はプレゼンがうまい人の図解思考の技術という本を読んだので、その書評をしたいと思います。

この本で書いてあることは

①残念なプレゼンはどうして眠くなるのか?
②考えがすっきりまとまる「図解プロット」の技術
③「合体ロボ作戦」でシナリオに磨きをかける
④魅力的なスライドラフを書いてみる
⑤図解プロットづくりに挑戦
⑥魅力的なアイデアを作る10のテクニック

の全部で6章の構成になっていました。

そのうち僕が大切だと感じた①、②、⑥の章を解説していこうと思います。

①残念なプレゼンはどうして眠くなるのか?
どうしてプレゼンは眠くなるのか?というと単純につまらないからです。では、どうしてつまらないのかというと「わかりづらい」「具体的ではない」「面白くない」の3点があります。「そんなの当たり前だろ」と思いますよね(笑)

ですがそう思っていても実際直していくのは難しいですよね。ということでどうすれば残念なプレゼンではなくなるのかを解説していこうと思います。

残念なプレゼンを行う人はいきなり資料から作り始めます。結局プレゼンは相手を動かしてなんぼなのでいくら綺麗に資料を作りこんでも相手を納得させることが出来なければ意味がありません

この納得させるということが非常に難しいです。なぜ「説得ではなく納得」という言葉遣いなのかというと「説得」されたはネガティブな印象が残ってしまうけれど、「納得」したは自ら進んでやるというポジティブな印象になるからです。

では、この「納得」させるようにするにはどうすればいいのかというと「納得力」を磨くには3つの力が必要だと言われています。その3つが

わかりやすさ=子供にも伝わるくらいわかりやすく
信頼性=提案内容にも伝える人にも信頼性がなければいけない
共感性=聞き手個人としてプレゼンに共感してもらう必要がある

の3つです。

この章で言いたいことをまとめるとまずは、パソコンを開かずにネットのつながらないカフェに行きひたすらアイデアをまとめましょうということです。

②考えがすっきりまとまる「図解プロット」の技術
パソコンを開かずにネットのつながらないカフェでひたすらアイデアをまとめたら次にやることはそのアイデアをまとめましょう。

その際にプレゼンで大事なのが図解思考です。この図解思考は誰でもすぐに実践できる思考法で、すごく単純です。

まず□を書きます。その四角に要素を表します。この要素には登場人物、場所、現象など何を表してもいいです。そして次に→を書きます。その矢印ではその要素と要素を結ぶ関係性を表すようにすればよいのです。

この図解思考が理解出来たらプレゼンの3要素を説明していきます。プレゼンの3要素は現実、理想、提案の3要素です。プレゼンの目的は現実の課題を解決し、理想に近づけることです。

なので、まず始めるべきなのは「提案」ではなく、「現実」と「理想」の要素を先ほどの四角で埋めることです。その「理想」と「現実」の要素が埋められたらその要素をさらに深ぼっていき一つの概要情報から詳細情報に展開していきましょう。そうすることを「ドリルダウン」と言います。

これが出来たらいよいよ「提案」の部分に移っていきましょう。「理想」と「現実」のギャップを埋めるように提案していきましょう。できたらこの提案もドリルダウンして具体的なアクションプランに落とし込んでいきましょう。その際に「機能」ではなく、「価値(What)を届けていくようにしましょう。プレゼンの相手は価値を感じられなければ納得させることができません。

⑥魅力的なアイデアを作る10のテクニック
こちら10のテクニックとおっしゃってますが、ぶっちゃけ2つで大丈夫です。そのアイデアを生み出すための2つのアプローチがあります。

それがカイゼン型イノベーション型です。

どういうことかというと

カイゼン型は課題を分析し、それをアプローチ、改善するためのルールを標準化し、実際にそれを実行してみて検証することです。

イノベーション型は課題を分析して、今までとは違うやり方でアプローチをすることです。

簡単に言うと過去の行動から正解を探そうとするのがカイゼン型誰も踏み込んだことのない未知の領域にアイデアを求めるのがイノベーション型です。イノベーション型かっこいいですね(笑)

現在のアメリカのイケイケのITベンチャー企業はイノベーション型だと思います。これを聞いてどっちをやったほうが良いのかは明確ですよね(笑)

以上がプレゼンがうまくなる人の図解思考の技術の書評と要約をしていきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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