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採用・人事の最適な取り組み方について!社会と共に成長を目指す採用計画の実施!


進むべきはどこなのか!?

高齢化社会による人材難が叫ばれていますが本当にそうでしょうか。近代日本の経済全盛期であるバブル期と現在では、20歳~64歳の働き世代の人口は実は”約10%”しか下がっていません。労働人口が下がっているのに消費者数は向上っておかしと思いませんか?


前提としての注意事項!

弊社及び個人的に政治や宗教的な思想はなく、事業活動を行っている中で課題や相談を受けての活動内での調査や事例であることを事前にお伝えいたします。

企業・店舗として行うべきこと

大前提として、事業活動を行う前には、すべからく計画が必要です。人が足りる足りないはその後の事象です。

要員計画の立案

事業には、ホリエモン問題で大揺れになった夫婦で営んでいたミシュランにも掲載された小さな餃子屋さんから、37兆円を稼ぐトヨタ自動車まで様々あります。しかし、事業としてはモノやサービスを作って売る!ということに違いはありません。そこでは、夫婦やそれを助けるポートやアルバイトから、創業一族社長・会長を支える社員から契約社員まで様々な人々が働いています。
それは、社長であろうが仕入・製造・販売等の管理職が計画して運用されますよね。まれに、いらない!と一言で済ます人もいますが、そういう人ほど人がいないと嘆いていませんか?
それも、ひとえに正確な計画があってこその一言ですよね。
今では、始業の概念もデジタル化によって自動で売り買いだけではなく、DMやこういったSNSでの活動が24/365で進んでいます。計画自体も、時間軸だけではなく、立体的な計画が重要になっていますよね。

新たな採用事例

人だけを言うと、ビズリーチ!のような採用エージェントやサービスによる採用から、学生課や地域の募集記事も古くからありますよね。しかし、社員・スタッフによる口コミ・紹介採用が最も効果的であることは古今東西変わりません。私は、以前海外で暮らしていましたが、大体採用される際は紹介がほとんどでした。
しかし、今の社員やバイトの採用では「パーパス」と言われる目的意識を持った採用も効果を上げています。

働く理由!が選ばれる理由です!

もちろん、高い給料と低い労働時間であることは必須条件に含まれていますが、長く続く理由はそこだけではない時代になっています。
特に、Z世代と言われる人たちだけではなく、各世代共に目的をもって仕事につかれています。はじめは、確かに給与を含む条件で選択されていますが、その前に”仕事内容”と”その仕事が何なのか”が選ぶ側の選択肢です。そもそも、仕事を出すだけであれば、すでにフリーランスへの委託もあるので、出し手市場ではありません。
高位の選択条件として、自分の市場価値をどこまで高めることができるかという選択肢を与えないといけなくなっています。

過疎化での人材採用例

小さな過疎が進む町での取り組み

これは極端な例かもしれませんが、これからの時代に合った良い事例です。
埼玉県皆野町にある”天空の学校”という廃校を利用したカフェは前回も紹介しましたが、ここでは地域のマダムたちが大活躍しています。エキスパート採用と言っても過言ではありません。
地域の学生はもちろんですが、名物”天空チマキ”を支えているのは地域のマダムたちです。
はじめは、お手伝い感覚でサポートしていた彼女たちも、今では地域経済を支えるという”意思”と”目的”という「パーパス」をもって80を超える人生の年輪を重ねています!
家庭から郷土料理までの達人である彼女たちの経験があってこその名物料理です。
あまた産まれる新名物も、作り手がいなければ維持できませんよね。人と地域の年輪を名物が支えています。

【天空の楽校】

今年初の投稿です。 本年もよろしくお願いいたします🙇 昨年は年末まで慌ただしかったので忘年会はせず、ビッグアイランドさんで新年会をしました。 少し久しぶりに皆さんで集まり、楽しい会になりました✨ また、千恵子さんが勤続10年になったので、感謝のお祝いもできました💐 かれこれ楽校も今年で12年です。 今年もまたみんなでがんばっていきます😊

Posted by 天空の楽校 on Thursday, January 12, 2023


100年続く老舗の取り組み

もう一つは、埼玉県のとある地域で100年を超えるメーカーさんですが、これは地域に特化した採用を行っています。
100年続いているだけでもすごいことですが、100年地域での採用に特化し続けることもすごいです。
その為、社長以下経営陣のメッセージを正確に読み取って行動に移せるというメリットが大いにあります。もちろん、これだけでは組織の硬直化を産む土壌になりかねませんが、中途や地域を離れた都心や他の学校を卒業した人材を有効に採用しているため、常に進化し続けています。
この企業は、現在社屋を新たに建て直し中で、SDGSに沿った新たな経営に取り組まれています。

スタッフの自主的な取り組み

また、これも100年続く企業ですが、改善会議という取り組みを続けられています。各部から若手を自主的に参加させて、次の時代に続く経営への提言を行っています。老舗らしく大手からの顧問や役員と喧々諤々の議論を重ねて、新しいエッセンスと古き良き経験と流行に飛びついた浮ついた話と硬直化したおじいさんたちと良い感じに煮詰まって新しい出汁と灰汁によって、新しいが生まれ続けていますw

人材枯渇は組織硬直の事象

良い話だけではないです。採用が進まない理由は、パートやアルバイトを人として見ていない結果もありませんか?
コスト意識は大変というかめっちゃ重要です。もちろん、当初計画にあった計画を遂行することは、事業組織にとっては最重要課題です。
例年通りの計画を、ずっと続ける方が難しいのは経営者であれば当たり前のことです。しかし、それを任せるスタッフにしてみれば、負担以外の何物でもありません。
事業の目的は何ですか?維持ですか?もちろん、維持しなければ目的も何もあったものではないです。しかし、成長という希望の星を計画に忘れては、維持することも不可能です。例年通りの計画になってしまっても仕方がないこともありますが、計画を作成する際には、成長というエッセンスを加えて立案してみてはいかがですか?

国・自治体の支援について

もちろん、働き手がいないと国の成長は止まってしまいます。その為ではないですが、国や自治体では採用に関する補助施策は多数あります。
採用はもちろんのこと、働く環境についてもサポートしています。厚労省・総務省・中小企業庁・環境省では、省エネ・リモート・育休等の充実したサポートが実践されています。それを付随する支援として、都道府県・区市町村でも類似した支援事業や創業サポートも行われています。
これは、年度の制度ですが通年行われていますので、各省庁自治体のホームページや顧問の税理士を含む士業の先生に確認されてみてはいかがでしょうか。
【厚生労働省】

参考にしてください。

これからするべきまとめ!

まず何よりも計画が重要です!
そして、事業の社会への貢献とその役割を明確にすることです。餃子屋で在れ、トヨタのような大企業でも社会に貢献しなければ、継続して参画してくれる人はいません。そのような事例は、JALしかり古くは第一勧銀のような大手金融機関でもつぶれてしまいます。
JALは国と奇跡によって復活していますが、未来志向のパーパスで国の翼を改めて担っていますよね。第一勧銀はいろいろある「みずほ銀行」として世界のメガバンクとして常に人気就職ランキング上位ですよね。
また、パート・アルバイトでも、採用時には必ず社会貢献のポイントが確認されています。
採用計画は当然として改めて、社会貢献や未来というエッセンスを加えてみてはいかがでしょうか!

noteだけでは書ききれない事例については、弊社ホームページにも掲載を行って参りますので併せてご参照ください。なければ、ぜひコメントなどを利用してリクエストしてくださいね。


お願いごとについて

事例や活動については多岐にわたります。
何かこういった事例や取り組みがございましたら、コメント等でお知らせください。弊社の散らばった引き出しを整理するためにも、何卒よろしくお願い致します。

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