株式会社 Arent

「暗黙知を民主化する」をミッションに掲げ、建設DXを推進するArentの公式noteで…

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「暗黙知を民主化する」をミッションに掲げ、建設DXを推進するArentの公式noteです。 Arentが得意とする「BIM」や「DX」におけるの最新情報や、社員紹介やIR情報など、Arentの情報を幅広く発信してきます。

マガジン

  • セミナーレポート

    開催したセミナーのハイライトをまとめています。

  • BIM先進国に学ぶ、導入から活用までのBIM推進史

    BIMを導入し、その技術を活用しているBIM先進国において、CADからBIMへの移行や乗り越えた課題、BIMの活用事例を紹介します。

  • BIM×自動化で圧倒的な業務効率化を生み出す

    BIMに「自動化技術」が加わることで、圧倒的な業務効率化を生み出すことができます。Arentが考えるBIMの活用や実際に圧倒的な業務効率化を生んだ事例を解説します。

  • Arentが考えるDX

    世の中の課題に立ち向かう、Arentならではの視点。 新規事業開発、オープンイノベーション、Vertical SaaS… デジタルビジネスの課題とその解決策を イノベーションファーム「Arent」ならではの切り口で描き出します。

  • 【IR】株主・投資家のみなさまのQA

    株主・投資家のみなさまからよくいただくご質問と回答

最近の記事

  • 固定された記事

Arent新ビジョン~自信を持って働ける日本に~

Arentは「自信を持って働ける日本に」というビジョンを掲げました。この記事では、今回のビジョン策定の背景を解説していきます。 失われた30年日本は、バブルが崩壊した1990年代から現在まで、長期にわたり経済低迷が続いています。 世界の時価総額ランキングをみても、1989年(平成元年)には、7社ランクインしていた日本企業は、現在は0社になっています。 日本が長期にわたる経済低迷を過ごす中、世界では第4次産業革命と言われるIT革命により、ゲームチェンジが起こりました。

    • セミナーレポート|建設DX展大阪2024

      こんにちは、Arentです! 2024年9月11日(水)、インテックス大阪で開催された「第4回建設DX展[大阪]」にて、代表の鴨林によるオフラインセミナーを行いました。セミナーでは、Arentが提唱するDX戦略「アプリ連携型」を中心に、建設業界における「BIMと自動化技術の活用」、さらに「AIの活用方法」を詳しくご紹介しました。 今回のセミナーも多くの反響をいただき、事前の増席にもかかわらず、立ち見が出るほどの盛況となりました。ご参加いただいた皆様に、この場を借りて心よりお

      • アメリカのBIM活用状況 -Chapter3:BIM関連機関 NIBS編-

        今回はアメリカにおけるBIM標準の「NBIMS-US™」を策定する国立建築科学研究所(National Institute of Building Sciences 、以下NIBS)の概要や、運営する機関について紹介します。 ■NIBSの概要NIBSは建設産業全体の効率の改善や建築技術の向上を目指し、1974年に政府と民間の協力によって「住宅およびコミュニティ開発法」(公法93-383)に基づき、米国議会によって設立された非営利非政府組織です。 アメリカ全体のBIMの標準

        • 維持管理BIMの自動化に必要なこと -運用の自動化編-

          日常の点検、修繕の計画立案、必要な資材の手配など、建物の維持管理には多くの業務が伴い、作業量も膨大なため、負担も大きくなります。 今回は維持管理のプロセスを自動化することで作業の効率化を図る「維持管理BIMの自動化」について紹介します。 ■維持管理BIMとは維持管理BIMとは「維持管理BIMの概要」でも紹介したとおり、国土交通省による「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン」にて、「維持管理・運用BIM 維持管理・運用段階で活用することを

        • 固定された記事

        Arent新ビジョン~自信を持って働ける日本に~

        マガジン

        • セミナーレポート
          5本
        • BIM先進国に学ぶ、導入から活用までのBIM推進史
          3本
        • BIM×自動化で圧倒的な業務効率化を生み出す
          9本
        • Arentが考えるDX
          16本
        • 【IR】株主・投資家のみなさまのQA
          2本
        • RevitのTips & Tricks
          17本

        記事

          維持管理BIM構築の自動化に必要なこと -モデリング・情報入力の自動化編-

          建設業界では、建物の設計・施工だけでなく、竣工後の維持管理も重要です。建物の長期的な価値を最大化するためには、建物の状態を適切に管理し、必要な補修や改修を行う必要があります。この維持管理の業務を効率的に行うためには、BIMを活用することが有効です。 BIMを活用することで、竣工後も、設計時の情報を活用しながら、建物の状態を管理・監視することが可能です。BIMを建物の維持管理に活用するためには、BIMモデルの構築およびデータ管理の自動化が重要です。 今回は維持管理BIM構築

          維持管理BIM構築の自動化に必要なこと -モデリング・情報入力の自動化編-

          維持管理BIMの概要

          BIMで建物の維持管理を行う。一見簡単そうに見えるBIMモデルによる維持管理フェーズの運用ですが、パラメータの標準化や施工BIMからの移行、運用システムの選定や利用など、様々なハードルがあります。 今回は維持管理BIMに適したBIMモデルの作り方やその運用、課題などについて紹介します。 ■維持管理BIMの定義維持管理BIMは、国土交通省が策定する「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン」にて以下のように定義されています。 これは、BIM

          維持管理BIMの概要

          アメリカのBIM活用状況 -Chapter2:CADからBIMへの変遷-

          本連載ではBIM先進国の1つであるアメリカにおいて、今日に至るまでのBIMの導入から活用までの変遷を紹介します。 今回は、アメリカがCADからBIMへ移行するにあたって直面していた課題や、移行の成功事例について紹介します。 尚、前回のアメリカのBIM活用状況 -Chapter1:BIMの概要編-は以下よりお読みいただけます。 ■CADで直面していた課題とBIMによる解決策CADでのプロジェクト推進はBIMと比較するといくつか課題がありました。 以下の5つが主なものです。

          アメリカのBIM活用状況 -Chapter2:CADからBIMへの変遷-

          アメリカのBIM活用状況 -Chapter1:BIMの概要編-

          本連載ではBIM先進国の1つであるアメリカにおいて、今日に至るまでのBIMの導入から活用までの変遷を紹介します。 今回のテーマは「アメリカにおけるBIMの活用状況の概要」です。 ■BIMの普及アメリカ建築家協会(AIA)の2020年の企業調査によると、BIMは大規模の建築事務所では100%導入されており、小規模の事務所でも約33%の割合で導入されています。また、アメリカで建築・設備のBIMモデル作成や、点群撮影サービスなどを提供しているTOP BIM Companyの調査に

          アメリカのBIM活用状況 -Chapter1:BIMの概要編-

          株主・投資家のみなさまからよくいただくご質問と回答~投資家関連

          みなさまこんにちは!株式会社ArentのIR担当です! 日頃より、個人投資家のみなさま、機関投資家・アナリストのみなさまからいただくご質問の中で、よくいただくご質問と回答をまとめて公開いたします。株主・投資家の皆様の参考になれば幸いです。 Q. プライム市場への市場変更についての考え 流動性の向上により売買がしやすくなり、それに伴い資本コストが低下するため、業績が好調な場合にはプライム市場への変更も検討したいと考えております。 Q. 株主還元についての考え 成⻑率が

          株主・投資家のみなさまからよくいただくご質問と回答~投資家関連

          地盤面の効率的な作り方

          今回は地盤⾯の効率的な作成方法を解説します。 フラットな地盤⾯ではなく、現況地盤に近い形状や3次元的な外構モデルの作成ができるようになれば、より精度の⾼い設計につなげることが可能です。 また、フェーズを⽤いた⼟量計算、敷地計画、専⽤コンポーネントの配置などもできるため、地盤⾯の作成⽅法は習得しておくとよいでしょう。 ※今回は少し⻑い記事になりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。 ■地盤⾯について地形コマンドから作成可能なオブジェクトです。 Revit 20

          地盤面の効率的な作り方

          セミナーレポート|メンテナンスレジリエンス展

          こんにちは、Arentです! 2024年7月24日(水)、東京ビッグサイトで開催されたメンテナンスレジリエンス展内 - インフラ検査・維持管理展において、代表の鴨林によるオフラインセミナーを実施しました。 本セミナーでは、Arentが提唱する基本的なDX戦略「アプリ連携型」や、建設業界におけるDX戦略として「BIMと自動化技術の活用」、さらにBIMの維持管理領域での活用方法についてご紹介しました。 当日は立ち見が出るほどの盛況で、質疑応答では国交省、スーパーゼネコン、維持

          セミナーレポート|メンテナンスレジリエンス展

          株主・投資家のみなさまからよくいただくご質問と回答~ビジネスモデルについて

          みなさまこんにちは!株式会社ArentのIR担当です! 日頃より、個人投資家のみなさま、機関投資家・アナリストのみなさまからいただくご質問の中で、よくいただくご質問と回答をまとめて公開いたします。株主・投資家の皆様の参考になれば幸いです。 Q. Arentの投資を検討する際に何から勉強するとよいですか? まずは以下の動画でArentのビジネスモデルを理解していただくとわかりやすいかと考えます。 次に、短期的な目線では、売上の95%を占める第1セグメント(プロダクト共創

          株主・投資家のみなさまからよくいただくご質問と回答~ビジネスモデルについて

          IFCとBIMソフトウェア~ビューア編~

          今回はIFCのソフトウェアで、無料のビューアソフトをご紹介します。 各プロダクトにはそれぞれ特長がありますが、モデル形状と属性情報を表示できるものがほとんどです。また、操作がスムーズで扱いやすいのも特筆すべき点です。 コンピュータにインストールが必要なアプリケーションソフトウェアと、ブラウザで利用できるウェブサービスに分けてご紹介します。 ■アプリケーションソフトウェア⒈Open IFC Viewer 開発元:Open Design Alliance 対応スキーマバー

          IFCとBIMソフトウェア~ビューア編~

          IFCとBIMソフトウェア~データ連携編~

          今回はIFCに対応したBIMソフトウェアや、それらの相互運用について説明します。 ■IFC対応のBIMソフトウェア一覧ここではIFCに対応する代表的なBIMソフトウェアをご紹介します。 また、IFCに対応しているその他のソフトウェアは以下となります。 その他、buildingSMART Japanが定めるIFC検定の認証ソフトウェアについてはこちらをご参照ください。 ■IFCによるソフトウェア間のデータ連携異なるソフトウェア同士ではオリジナルファイルでの情報連携が必ず

          IFCとBIMソフトウェア~データ連携編~

          ファミリの参照線

          今回は参照面と似て非なる「参照線」について具体的な使い方を踏まえて深掘りします。尚、「参照面」についての記事は以下よりお読みいただけます。ぜひ併せてお読みください。 ■参照線の概要参照線は、その名の通り線要素として使用します。 参照面のときには直線でしか描画できませんでしたが、参照線は直線と円弧、円で描画することができます。 また、基本的にプロジェクトでは使用できず、おもにファミリ作成時に使用します。(例外的に、プロジェクト内でもインプレイスファミリ、インプレイスマスの作成

          ファミリの参照線

          IFCの概要

          BIMソフトウェアの導入やプロダクトの選定時に、ソフトウェアについてだけでなく、既存のワークフローの変化やデータ連携についても把握しておく必要があります。今回はBIMでのデータ連携において不可欠なファイル形式の「IFC」をテーマに基本情報をご紹介します。 ■IFCの概要Industry Foundation Classes(IFC)は、建築、エンジニアリング、建設(AEC)業界でのデータ交換を標準化するために開発されたオープン標準です。buildingSMART Inter