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  • Arentが考えるDX

    世の中の課題に立ち向かう、Arentならではの視点。 新規事業開発、オープンイノベーション、Vertical SaaS… デジタルビジネスの課題とその解決策を イノベーションファーム「Arent」ならではの切り口で描き出します。

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Arent新ビジョン~自信を持って働ける日本に~

Arentは「自信を持って働ける日本に」というビジョンを掲げました。この記事では、今回のビジョン策定の背景を解説していきます。 失われた30年日本は、バブルが崩壊した1990年代から現在まで、長期にわたり経済低迷が続いています。 世界の時価総額ランキングをみても、1989年(平成元年)には、7社ランクインしていた日本企業は、現在は0社になっています。 日本が長期にわたる経済低迷を過ごす中、世界では第4次産業革命と言われるIT革命により、ゲームチェンジが起こりました。

    • ユーザー企業とベンダー企業の関係性で考える、日本のIT人材

      Arentが考えるDXについて連載している本シリーズ。 今回は既存産業におけるIT人材、ユーザー企業とベンダー企業の関係性について解説していきます。 まずはこちらの図をご覧ください。 これはIPA(独立行政法人情報処理推進機)発行のDX白書2023で示されたアメリカと日本のIT人材の所属別の割合を表した図です。 DX先進国のアメリカと比べて、日本は圧倒的にユーザー企業(IT企業以外の事業会社)にIT人材が不足しています。 ではユーザー企業の社内システムは誰が開発しているか

      • 親会社の時価総額を超えたバリューアップDXの成功例

        コア技術をデジタル事業にしたダッソーシステムズ ダッソーシステムズは、CAD (Computer-Aided Design) ソフトウェア「CATIA」をはじめとする3Dデザインソフトウェアの開発で知られる企業です。 実は、このCATIAはもともと戦闘機ミラージュ等で知られる航空機メーカー「ダッソーアビアシオン」の航空機設計のために開発されたものです。しかし、製造業全体のデザインや製造プロセスに革命をもたらすツールとして、広く産業界で受け入れられたことから「CATIA」の

        • 時価総額を意識した経営を。DXの本質は企業価値を上げること。

          <こちらの記事>では収益を上げるDX(バリューアップDX)こそが真のDXだと解説しました。 今回は、" バリューアップ " について、時価総額という視点で解説していきます。 日本はPBR1倍割れ企業が40% 2023年3月、東京証券取引所がPBR1倍割れの上場企業に対し、改善策を開示・実行するように要請したニュースは、各メディアで大きく取り上げられました。 PBR(Price Book-value Ratio)とは、株価と純資産あたりの価値(帳簿上の株価)の比率を示す指

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          バリューアップDXを実現したPlantStreamの事例

          2022年経済産業省はDXレポート2.2を発行し、DXを成功させるための方向性を以下と定義しました。 バリューアップDXとは 経済産業省は、既存ビジネスであっても、新規デジタルビジネス創出のどちらであっても、デジタル技術を使って全社的な収益向上(バリューアップ)を達成することがDXを成功させるための方向性と定義しています。 DXが至上命題と騒がれる今日、日本の大企業でDXに取り組んでいない企業はないでしょう。しかしバリューアップのDXができている企業がどれだけあるでしょ

          バリューアップDXを実現したPlantStreamの事例

          DX時代は業界内で手を取り合い、お互いの強みに相乗りすべし。競合ツールの活用でリソースの選択と集中を

          前回の記事ではERPパッケージから脱却したあとは、自社のコア技術をシステム化(SaaS化)し、他アプリと連携することがバリューアップDXに繋がり、これこそが真のDXだと解説しました。 今回はもう一歩進んで、DX時代における業界内での他社との関係性について解説していきます プライドを捨て競合ツールを使うことでリソースの選択と集中をコア技術の開発を進める中で大切なことがあります。それは、 ”既にあるツールは使うこと” です。 多くの企業にとって、経理システムや、HRシステム

          DX時代は業界内で手を取り合い、お互いの強みに相乗りすべし。競合ツールの活用でリソースの選択と集中を

          バリューアップDXこそが真のDX。自社のコア技術はSaaS化しよう。

          前回の記事では統合型ERPパッケージをやめて、アプリ(それぞれの業務に特化したツール)をAPIで連携することが、レガシーシステムから脱却する第一歩だと解説しました。 この記事では、ERPパッケージから脱却した後の第2ステップについて解説していきます。 置き換えられないコア技術は自社で開発を! 統合型ERPパッケージをやめて、アプリ(それぞれの業務に特化したツール)を導入していくと、どうしても既存SaaSで置き換えられない業務が出てきます。 それは、自社の「コア技術」で

          バリューアップDXこそが真のDX。自社のコア技術はSaaS化しよう。

          レガシーシステムから脱却し、経営を変革せよ

          前回の記事では2018年に発表された初版のDXレポートで経産省が警鐘を鳴らした「2025年の崖」について解説しました。 DXの足かせになっているのは、老朽化・複雑化・ブラックボックス化した既存システムにあるとされ、2025年の完了を目指して計画的にDXを進めるよう促しています。 この記事では、レガシーシステムの課題点と背景、解決策について解説していきます。 レガシーシステムとは何か?何が問題なのか? レガシーシステムとは古い技術で構築されたシステムのことで、主に198

          レガシーシステムから脱却し、経営を変革せよ

          DXレポートから紐解く日本のDXの課題とは

          2018年に経済産業省から「2025年の崖」として発表されたDXレポートから5年がたち、2025年は目前となっています。(2023年10月現在) ここでは2025年の崖とは?から日本のDXの課題を紐解いていきます。 「2025年の崖」とは 「2025年の崖」とは、2018年に経済産業省が「DXレポート」にて提示した、日本の近い将来に対する警鐘です。 このレポートでは、日本企業がDXに十分に取り組まなければ、2025年以降には、毎年最大で年間12兆円の経済損失が生じ、国

          DXレポートから紐解く日本のDXの課題とは

          【登壇レポート】CEO鴨林が母校京都大学でポラリス・キャピタル・グループ寄附講座の提供講義「ベンチャーエコステム」に登壇いたしました

          こんにちは!Arentです。 2023年7月7日(金)、Arent代表の鴨林が母校京都大学でポラリス・キャピタル・グループ寄附講座の提供講義「ベンチャーエコステム」に登壇いたしました 講座テーマは「挫折からIPOまでのストーリー」 と、傍から聞くとエリートで、キラキラの人生を歩んでいるように見える鴨林ですが、実は多くの挫折を経験し今があること、IPO社長と聞くと少し遠いイメージかもしれませんが、大それたことをしてきたわけではなく、信念をもって、軸を変えずに挑戦してきて今

          【登壇レポート】CEO鴨林が母校京都大学でポラリス・キャピタル・グループ寄附講座の提供講義「ベンチャーエコステム」に登壇いたしました

          1日2回のコーヒーブレイク☕️があるエンジニアカンパニー

          こんにちは、Arentです。 ご存知の方もいると思いますが、Arentには日本全国にエンジニアが在籍しており、毎日リモートワークに取り組んでいます。 Arentではコロナ禍以前よりリモートワークを行っておりましたが、コロナ禍においてさまざまな業界でリモートワークを取り入れたことにより、その難しさが連日ニュースになっています。日本労働組合総連合会が行った「テレワークに関する調査2020」において、メリット・デメリットの両面が下記にまとめられてます。 今回の記事で注目したい

          1日2回のコーヒーブレイク☕️があるエンジニアカンパニー

          人材紹介エージェントから見たArentの魅力

          こんにちは、Arentです。   魅力的な組織を作り、継続的に事業拡大していくため、Arentでは代表から1人ひとりのメンバーに至るまで全社一丸となって採用活動に注力しています。 採用と一口に言っても、求人媒体からの応募やスカウト、リファラルや人材紹介など様々な手法がありますが、やはり社外の様々な方にArentの魅力を知っていただくことは非常に重要だと思っています。 そこで今回は、Arentがお付き合いのあるエージェントの中でも長期で担当いただいているパーソルキャリア株式会

          人材紹介エージェントから見たArentの魅力

          Arentリファラル採用ガイド

          こんにちは!Arentです! 現在エンジニアを中心にものすごい勢いで社員が増えていることは、 前回記事の「入社2ヶ月でエンジニア爆増!エンジニア採用をドライブさせる4つの秘訣」でも記載しましたが、まだまだ採用を強化しております。 今回も当社で大成功しているリファラル採用にスポットを当てました。 リファラル採用で入社したメンバーのインタビューや、リファラル採用の細かい手法について記事にしていきますのでお楽しみに! まずは、社内向けのリファラルガイドを公開します。 採用に悩

          Arentリファラル採用ガイド

          【Arentで働く人たち】入社2ヶ月でエンジニア爆増!エンジニア採用をドライブさせる4つの秘訣

          こんにちは、Arentです。 昨今はエンジニアの獲得が難しいと言われていますが、 Arentでは順調にエンジニア採用が進んでいます。 エンジニア採用の立役者は、採用人事を担当する後藤翔貴です。 2022年2月17日に入社しすぐにスカウトを送り、3月7日には1人目のエンジニアの内定(営業日にして約10日)を出し、それ以降も内定者をバンバン出し続けています。 以下がArentのエンジニア数推移です。 もちろん他の社員の協力もあっての数字ですが、エンジニア採用を引っ張るのは

          【Arentで働く人たち】入社2ヶ月でエンジニア爆増!エンジニア採用をドライブさせる4つの秘訣

          Arentのリモートワークスタイルまとめ

          採用活動を行う中で、面談や面接時に上記の質問をよくいただきます。 確かに、一口にリモートワークと言っても許可制であったり出社日があったりと会社によって様々で、それによって合う合わないも異なると思います。 そこで、Arentでは実際にリモートワークをどのように運用しているのかをチェックリストで整理してみました。整理するのにあたっては、こちらのmugi様(@mugi_uno)のTweetの内容を参考とさせていただきました。 ■リモートワークの導入期間どの位の期間、リモートワー

          Arentのリモートワークスタイルまとめ

          【Arentが考えるDX】海外のDX成功事例と国内注目企業の実情 〜日本のDXが大成しない理由 前編〜

          こんにちは、Arentです。 ここ2年はコロナ禍も相まって、多くの企業でリモートツール導入をはじめとしたDXが急速に進みました。また、2021年9月1日にはデジタル庁が発足。今後は日本全体として、ますますDXが推進されていくでしょう。 一方、国内ではDXの成功事例がまだ豊富にありません。そのためDXで目指すべき状態や具体的な方法が分からない企業も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、日本のDXが大成しない理由について、前編と後編に分けて紹介します。前編となる本記事で

          【Arentが考えるDX】海外のDX成功事例と国内注目企業の実情 〜日本のDXが大成しない理由 前編〜