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【Arentで働く人たち】本屋からエンジニアカンパニーへの"異世界転職"|堀田 和久

本記事は、2022年9月にWantedlyに掲載した記事を転載したものです。


こんにちは、Arentです。
この半年ほどArentでは次々に新しいメンバーが入社し、組織として急拡大しています!

今回はCS(カスタマーサクセス)として入社した堀田和久にインタビューを行いました。理系の大学で学んだのちに書店へ就職し、ソフトウェア会社のCS業務を経てArentにジョインした異色のキャリアについてお伝えします!

ーこれまでのキャリアについて教えてください。

大学は、京都大学工学部の電気電子工学科に進みました。
しかし、在学中は体育会の「ライフル射撃部」で練習と試合の日々でした。
50m伏射で、3回生の時に西日本学生選手権3位に入ったこともあります。

部活の費用と学費を賄うために、京都河原町の丸善でアルバイトを始めたのが書店業に出会ったきっかけでした。

本が大好きだったことと、知識というものに一番近い場所で仕事をしたいという想いがあり、正社員登用制度で書店チェーンのブックファーストに就職して七年ほど勤めました。最後の三年ほどは店長も経験しましたが、出版不況による業界縮小を感じて、エンジニアリングの道へ挑戦することを決めました。

入社したのは数値流体解析(CFD)のシミュレーションソフトを開発・販売する会社で、配属されたのはカスタマーサクセスのポジションでした。
大学は工学部でしたし、形の有無に関わらず、ものづくりをするということには昔からずっと興味を持っていたので、実は書店時代も、パソコンを自分で組んだりプログラムを書いたりということは趣味の範囲で続けていました。

そんなものづくりの世界に、趣味ではなく仕事としてもう一回チャレンジしたい、ということは本屋で働きながらもずっと思っていたんです。CFDソフトウェアの会社では、技術サポートから始まり開発部のマネージャーや経営企画室も経験しました。

ーArentを選んだきっかけについて教えてください

様々な課題をデジタルの力で解決する上で、徐々に単一のプロダクトによる課題解決で勝負するだけではなく、強い開発力であらゆる課題を次々に解決し、それらが繋がって発展していくような事業・仕事に関わっていきたいと感じるようになりました。そうした事業を展開している会社はなかなか見つかりませんでしたが、自社プロダクトを持つベンチャー企業などを探すなかで出会ったのがArentでした。

Arentは優れた技術力で次々に課題を解決しています。自社プロダクトや技術そのものが一つではなく、色んなことをやっていて、いくつも磨けるものがあるというところが、他にはない私の理想とする会社だと感じました。

ー採用選考時の印象はいかがでしたか

面談設定や選考レスポンスが早かったので、どんどん前に進んでいく会社だと感じました。織田(=岳志, 株式会社PlantStream Co-CEO)さんの次の面談が代表の鴨林(=広軌, 株式会社Arent 代表取締役社長)さんだったのですが、面談の最初から「ぜひ来て欲しい」「色んなことをやりたいならArentが向いている」と言っていただけました。他に迷っている会社や今の会社についても率直にご相談させていただいたところ、鴨林さんからそれぞれの会社の事業や魅力、業態、業績などを一緒に面談の中で分析していただいて、的確な洞察力と分析力で意見をもらえたので驚きました。

また業務体験では、自分がこれまでにやってきた経験や知見をお伝えしようという心構えで、PlantStreamであれば、私ならこんなことができると思ったことをお話しました。

そうして、入社前からPlantStreamの織田さんと佐海(=文隆, 株式会社Arent 代表取締役副社長)さんとのディスカッションの機会をいただいて、多くの情報を提供してもらえたので、入社してからのギャップはあまり感じませんでしたね。自分がやるべきことは分かっていたので、スムーズに業務に入れました。入社後に感じたギャップを強いて上げるとすると、Arentには様々なプロジェクトあることに驚きました。色んな広がりと繋がりのある事業に関わりたいと思っていたので、これは嬉しい誤算でした。

ー入社してから、どのような業務をしていますか

Arentに入社してからは、主にPlantStreamのCS業務を行っています。
お客様とのMTGに参加したり、抱えている課題やトラブルなどにメールやTeamsで対応し、解決をしています。

またそれ以外にも、前職で行っていたようなユーザーサイトの立ち上げ準備をしたり、製品テストやデバッグシナリオに応じたリリース準備、操作マニュアルのドキュメント修正・追記なども行っています。いずれもCSとして前職から経験していたことを活かせていると思います。振り返れば、書店時代からお客様とずっとコミュニケーションしてきたので、それらの経験も活かせているのかもしれません。

PlantStreamならではの部分としては、プラント設計やプラント建設のためのソフトなので、より業界知識を理解しないといけません。プラントに関しては全く初めての経験ですが、一緒にJVを運営している千代田化工建設のプラント設計のプロに教わりながら、業務を進めています。

ーどんな方と一緒に働きたいですか

これは個人的な意見ですが、建築・建設を学んだ方が次のキャリアとして選ぶのも面白い会社なのではないかと思っています。

普通、建築・建設を学んだ方は建設会社に行くと思いますが、すでにあるツールを使うことに手一杯で自身のアイデアを眠らせてしまい、「建築を学んだからこそわかる知識を生かしてこんな新たなツールを作りたい!」という発想の方は業界を見渡しても多くない気がしているからです。どうしても日常が忙しくて、DXで新しいことをやることはなかなか実現できないと思います。そこで、建設会社の前に、DXをやっているArentのような会社に入ってみると、学んだ知識とデジタルの力を活かして、新しいこともすぐに実現できます

いま建設会社でCADとかBIMを触っていて、開発力のあるArentに設計力や専門知識など、ソフトウェアではないものづくりの知識を入れることで、より新しいことが実現できます。先にArentで仕事をしてから、建設や建築の会社に行くのも面白いと思いますし、ソフトウェアの知識を身に着けて建設会社に行けば、きっと引っ張りだこになると思います。そんな、今までにはなかったようなキャリアの選択肢があってもいいのではないでしょうか。

ー今後の目標を教えてください

建設業界にはまだまだ解決できていない課題が山ほどあると思っています。解決するためのソリューションは様々な会社から沢山出ていますが、なかなかそれが繋がっていっている実感はありません。「本当にこれ使えるの?」という現場の声があり、ずっと古い設計の形が残ってしまっていると思います。

デジタルの力であるCADやBIMで、「もっと簡単にできるんですよ」「設計の幅が広がりますよ」「手書きではできなかった図面、これまでとは全く異なる新しい設計アプローチができるんですよ」ということをもっと伝えていきたいと思っています。PlantStreamもその一翼を担う存在です。

そうして様々な製品群がつながって、建設やプラントなどの設計業界が進化していくような、一連の建設DXの世界が実現すると良いなと思っています。自分としても、次々に色んな壁を壊していきたいです。

最後に

Arentに興味を持っていただいた読者のみなさま、Arentは全方位で採用中、社内全体で良い文化作りに力を入れています。

Arentは「暗黙知を民主化する」というミッションのもと、エンジニアを中心としたメンバーで建設業界の課題解消に取り組んでいます。20年間放置されてきた難問へ一緒に取り組みませんか?

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