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Arent会社紹介|よくある質問

メディアインタビュー、採用面談、投資家面談などでよく聞かれるArentの設立経緯や社名の由来、建設業界を選んだ理由について、ここで改めてご紹介いたします。


社名とロゴ

Arentの社名の由来は何ですか?

Arentの社名は、20世紀の卓越した思想家ハンナ・アーレント氏の名に由来します。
彼女は「労働」に塗りつぶされるな、人間の本質は創造的な「仕事」と「活動」にあると主張しました。
Arentが目指すのは、作業はシステムに任せ、人間はクリエイティブなことに集中できる世界をソフトウェアの力で実現することです。
この思想がハンナ・アーレント氏の思想と重なることから、社名を『 Arent 』にしました。

Arentのロゴにはどんな意味があるの?

Arentのロゴマークが示すものは、「仕事」「活動」「労働」の理想のアンバランスです。社名の由来であるハンナ・アーレントは「労働に塗りつぶされる」と表現しており、人間が労働に過度に囚われてしまうことで、創造的な仕事や政治的な活動の重要性が失われる状況を指摘しました。
彼女は、現代社会において労働が強調されすぎることで、人々が消費のサイクルに閉じ込められ、より高次の人間の条件である「仕事」や「活動」が軽視されることを懸念しました。
Arentのロゴは、より高次の人間の条件である「仕事」や「活動」に注力できるそのバランスを表現しています。

Arentの成り立ち

設立はいつ?

Arentは2019年4月に、前身である株式会社CFlatと株式会社アストロテックデザインスタジオが合併して設立されました。
(社名がArentになったのは2020年6月)

合併の経緯

アストロテックは、現Arent代表取締役社長の鴨林広軌が率いるコンサルティングと受託開発を行う会社でした。そこで鴨林がコンサルティングしていたのが、プラント大手の千代田化工建設様のプラント配管設計のDXプロジェクトでした。

千代田化工建設様が抱える課題は、プラント設計の自動化と最適化でした。プラント設計業務はその規模と複雑さから、多くの専門知識と高度な技術、綿密な計画と調整を必要とする非常に手間のかかる業務であり、設計士の負担が非常に大きい業務で、業務効率化が求められていました。そこで、CFlatとの連携が解決の鍵となりました。

CFlatは、鴨林の京都大学時代のクラスメイトであり、現Arent代表取締役副社長の佐海文隆が代表を務め、東京大学、京都大学、東京工業大学出身等の優秀なメンバーで構成されており、数学や3次元処理に強く、CADを用いた自動化や最適化にも優れていました。

アストロテックが持つコンサルティング力とCFlatが持つ開発力を活かせば、千代田化工建設様の課題を解決できると確信し、合併に至ったのがArentの設立の経緯です。

建設業界を選んだ理由は?

建設業界へ注力するきっかけとなったのは、千代田化工建設様の案件を進める中で、建設業界の深い知識や業務ノウハウを蓄積していったことです。
PlantStream Co-CEO織田のインタビュー記事でも取り上げましたが、建設業界の基礎知識を習得することはもちろんのこと、専門業務までをしっかりと理解し、その分野の専門用語も使えるようにならなければ、ヒアリングでベテラン技術者のノウハウを聞き出すことは出来ません。

Arentは、PlantStreamの開発を通して、ベテランプラント設計士に「社内の技術者と同等の知識がある」と言っていただけるほどにプラント設計の知識を習得しました。

現在では、「深い建設業界の知識」×「高度な開発力」で他社とは一線を画す存在となり、業界内での認知度を高めてきました。

最後に

Arentは現在も進化を続け、より良いソリューションを提供し続けています。今後もお客様とともに成長し、建設業界に貢献してまいります。

今後とも、Arentをどうぞよろしくお願いいたします。

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